箕面・勝尾寺へのアクセス。電車、バス、タクシー、公共交通機関での行き方
2024.09.06おでかけ
秋の紅葉をはじめ、四季を通じて自然を感じられる箕面・勝尾寺。必勝祈願の寺として知られ、境内に点在する赤いダルマが特徴的な風景を生み出しており、日本人だけでなく、海外からも多くの旅行者が訪れる人気のスポットです。
▼勝尾寺の見どころレポート▼
「勝尾寺」は箕面にある勝運の寺。紅葉も絶景
勝尾寺に行ってみたい!と思った時に迷うのが交通手段。
車がなくても行けるのか、公共交通機関を使うならどうやって行くのが便利なのか?阪急箕面駅、北大阪急行・箕面萱野駅、阪急北千里駅からの行き方を、阪急沿線を熟知するTOKK編集部がレポートします!
目次
勝尾寺の最寄り駅からバスで。行き方は大きく分けて3つ
公共交通機関を使って勝尾寺へ行く場合、3つの方法があります。
- 阪急箕面駅から観光周遊バスで行く
- 北大阪急行・箕面萱野駅から阪急バスで行く
- 阪急北千里駅から阪急バスで行く
これに加えて、各最寄り駅からタクシーを利用して行く方法があります。
訪れる日や目的によって、おすすめの交通手段が異なります。順番に説明していきましょう。
勝尾寺へのアクセス(1)阪急箕面駅から観光周遊バスで行く
2024年度は、箕面市内の観光地を周遊できる「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」が運行されています。
- 初めて箕面を観光する
- 勝尾寺だけでなく、箕面の滝や滝道のグルメなども楽しみたい
- 土・日・祝日のいずれかに訪れる
という人におすすめの交通手段です。
大阪梅田から勝尾寺までのアクセス概要
阪急大阪梅田駅(オレンジ色の宝塚線/急行・普通、どちらに乗車してもOK) ↓ 約15分 阪急石橋駅(箕面線に乗り換え) ↓ 約6分 阪急箕面駅 ↓ 徒歩すぐ 阪急箕面駅ロータリー内 観光バス乗降場(箕面滝道ワンウェイ観光周遊バスに乗車) ↓ 約20分 勝尾寺 |
「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」は、「阪急箕面駅」、「箕面の滝」(大滝上駐車場)、「勝尾寺」を結ぶシャトルバスで、2024年7月15日(土)から2025年3月10日(日曜日)までの土・日曜日、祝日(一部期間を除く)に運行されています。
「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」には、1日乗り放題乗車券と区間乗車券があります。1日乗り放題乗車券には特典がついており、
- 滝道沿いや勝尾寺などのお店で使えるクーポン券(400円分/大人のみ)
- 勝尾寺の入山料100円引き(入山料は通常大人500円、小中生400円)
- みのおキューズモールスペシャルクーポン(3,000円以上のお買い物で500円オフ/大人のみ)
がセットになっています。
勝尾寺と合わせて、箕面公園内にある名瀑・箕面の滝や瀧安寺、紅葉の穴場スポット・西江寺など、箕面の観光名所やグルメを楽しみたい方にとても便利です!
箕面の滝がある箕面公園内の見どころは、下記の記事をチェックしてください。
▼詳しくはこちら▼
箕面公園の見どころガイド。初めて行く前に知っておきたいポイント【駐車場・アクセス】
箕面の滝、紅葉ライトアップの様子をレポート!開催期間・見どころ・注意点
滝道沿いの土産物店では、名物の「紅葉の天ぷら」や箕面の名産・ゆずを使ったお菓子、箕面ビールなどが販売されているので、食べ歩きするのもおすすめ。また、ロケーション抜群の滝道沿いのカフェやレストランで、自然を満喫しながらゆっくりすれば、極上の癒し時間になるはずです。
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「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」の乗車券の料金
1日乗り放題乗車券 | 大人2,000円、子ども1,000円 |
区間乗車券 | 1区間ごとに700円(大人・子ども共通) ただし、「阪急箕面駅前」から「勝尾寺」まで乗車した場合は、「大滝上駐車場」を経由するため、2区間料金(1,400円) |
阪急箕面駅前と勝尾寺を往復する場合は、1日乗車券を購入した方がお得ですね。
「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」の乗車券は、バスの車内で販売しています。運行時間は、阪急箕面駅発で朝10時台から16時台まで。1時間に1本程度なので、あらかじめダイヤを確認しておく方が良さそうです。なお、ライトアップ期間中(ライトアップの様子はこちら)は運行時間が延長されます。
また、注意したいのが運行期間。「一部期間を除く」と注意書きがあります。公式サイトでは「紅葉期及び年末年始は除く」と記載がありますので、訪れる日が対象日かどうかの確認をお忘れなく。
運行ダイヤは箕面市の公式ホームページ(→こちら)にて確認してください。
阪急箕面駅からタクシーを利用して勝尾寺へ行く場合
阪急箕面駅前のロータリーにタクシー乗り場があるので、そこから乗車します。阪急箕面駅前から勝尾寺までのタクシー料金の目安は3,400円ほどです。
勝尾寺へのアクセス(2)北大阪急行・箕面萱野駅から阪急バスで行く
北大阪急行が2024年3月に延伸し、箕面萱野(かやの)駅が新設されました。それにより、勝尾寺へのアクセスが良くなりました!箕面萱野駅から阪急バスが運行しており、ノンストップで勝尾寺まで行く直行バスも走っています。
- 平日に勝尾寺に行く
- 勝尾寺だけ行きたい
という人におすすめです。曜日を問わず運行しているので、平日に行く方も利用できます。
大阪梅田から勝尾寺までのアクセス概要
Osaka metro御堂筋線・梅田駅(箕面萱野行きの電車に乗れば、乗りかえ不要) ↓ 約25分 北大阪急行・箕面萱野駅 ↓ 徒歩すぐ 阪急バス・箕面萱野駅前停(勝尾寺方面行き〈29〉番または〈30〉番に乗車) ↓ 約22分 阪急バス・勝尾寺停 |
大阪梅田からだと乗り換えは1回だけなので、土地勘がなくても迷いにくいです。
箕面萱野駅から勝尾寺までのバスのアクセス詳細
北大阪急行・箕面萱野駅に着いたら北改札口を目指します。この時点で、右手1階にバスターミナルが見えているはずです。
北改札を出たらすぐ右にあるエスカレーターを使って1階に降ります。
勝尾寺へ行くバスは、「6-B」です。
同じ6番のりばからは箕面森町行きのバスも出ていますが、このバスは勝尾寺には行かないので乗り間違えないようご注意ください。
バスの運行本数は平日は1時間に1本程度、土・日曜・祝日は1時間に2~3本程度と決して多くはないため、事前に時刻を確認しておいた方がスムーズです。
箕面萱野駅から勝尾寺までの阪急バスの料金
箕面萱野駅から勝尾寺までのバスの料金は片道大人400円ですが、2024年10月1日から片道800円となります。通常の路線バスと同じく、車内で支払います。
箕面萱野駅から勝尾寺までの阪急バスの混雑状況
9月のある平日、午前10時25分発のバス(勝尾寺直行)の混雑状況をレポートします。その日の天候や利用する時間帯、シーズンによって前後しますので、あくまでご参考程度に。
出発5分ほど前に到着し、すでに40人ほどが列を作っていました。そのほとんどが訪日旅行者のようでした。
スムーズに乗車できましたが席には座れず、立ったまま20分ほど乗車。箕面ドライブウェイに入ると、くねくねとした山道になります。立ちっぱなしですが、ノンストップの直行バスだったのがラッキーでした。
箕面萱野駅から勝尾寺までタクシーを利用する場合
箕面萱野駅のタクシー乗り場は、バスターミナルと反対側にあります。
北改札口を出たら左へ進み、1階へ。
新御堂筋沿いに、タクシー乗り場の看板が出ており、矢印に沿って進むとタクシーが止まっています。
箕面萱野駅から勝尾寺までのタクシー料金の目安は3,400円ほどです。
勝尾寺へのアクセス(3)阪急北千里駅から阪急バスで行く
阪急北千里駅からも、勝尾寺へ行くバスが運行されています。
阪急北千里駅を出発するバスは、箕面萱野駅を経由する「勝尾寺・北摂霊園行き」のバスです。
箕面萱野駅発のバスと比べると運行本数が少なくなるため、北千里駅の近くに住んでいる方や北千里周辺で行きたいお店がある方におすすめの行き方です。
阪急北千里駅から勝尾寺までの料金は片道大人520円ですが、2024年10月1日以降は片道大人900円となります。
勝尾寺に到着したら!帰りのバスの時刻をチェックしておきましょう
まず到着したら、帰りのバスの時間を確認しておくことをおすすめします。降車したすぐのところや勝尾寺のエントランスに、帰りのバスの時刻表の看板が出ています。
ちなみに、勝尾寺の境内の散策に必要な時間は、1時間程度です。
箕面萱野駅10時25発のバスに乗って10時45分頃に勝尾寺着、境内を散策後、お土産コーナーを見たりトイレを済ませたりして、帰りは12時23分発のバスがちょうどよかったです。
バス停は勝尾寺のすぐ目の前。16人ほどが座れるベンチと屋根が付いています。
この日のバスは、出発20分前ですでにベンチに人が埋まっていました。乗車後、バスは人でぎゅうぎゅう。後ろの方に並んだ方は、ギリギリ乗れなかったようです。曜日や訪れる時間帯によりますが、阪急バスを利用する場合は時間に余裕を持った方がよさそうです。
勝尾寺から最寄り駅までタクシーで帰る場合
急いでいる人や大人数で訪れた人は、タクシーを利用する方法もあります。勝尾寺の入口には、池田タクシーにつながる直通電話が設置されていて、通話無料。通常、呼び出しから15~20分程度で勝尾寺まで迎えにきてもらえるそうです。
タクシー料金は、勝尾寺から阪急箕面駅まで3,400円、箕面萱野駅まで3,400円、千里中央駅まで4,500円、大阪国際空港(伊丹空港)まで7,300円、新大阪駅まで8,000円と、主要駅までの目安の料金が書かれているので安心です。
勝尾寺周辺のランチ・スイーツ・グルメ
おでかけ先でのランチも楽しみの一つ。TOKKでは箕面市内のおいしいグルメを紹介していますので、こちらも参考にどうぞ。
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勝尾寺と合わせて行きたいスポット
上で紹介した箕面の滝や西江寺はもちろんのこと、箕面駅近くには、「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」があります。境内を歩いて疲れた後は温泉で、さっぱりするのもおすすめです。
▼箕面スパーガーデンの詳細はこちら▼
「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」で温泉&エンタメ三昧!
また時間がある方は、池田にある「カップヌードルミュージアム大阪池田」(阪急箕面駅から最寄り駅の阪急池田駅まで電車で約10分)に立ち寄って、オリジナルカップヌードルを作るのもおすすめです。
▼詳細はこちら▼
【池田市】学べる・遊べる カップヌードルミュージアム 大阪池田の予約方法や所要時間、お土産など
この記事を書いたのは… TOKK編集部T
「TOKK(トック)」編集部T。豊中育ち→箕面→豊中→池田→神戸・岡本→池田と阪急沿線を転々とする。そのたびに、その街と周辺を隅々まで歩き、住人だからこそ分かる見どころを掘り起こしている。次に住んでみたいのは阪急京都線の大山崎。趣味は、おいしいもの発掘と山歩き。
阪急沿線情報紙「TOKK」は2022年で創刊50年を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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