【2023年最新】絶景!関西の紫陽花の名所と穴場8選

【2023年5月17日更新】雨に濡れ可憐に咲くアジサイ。6月をイメージする花と言えば、紫陽花(あじさい)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。関西(京都・兵庫・大阪)にある紫陽花の名所・スポットをご紹介します。


※掲載各所の花の開花時期や見頃は、気象条件などにより異なります。事前に開花状況をご確認のうえ、お出かけください。
※写真は2022年以前のものです。

話題の「花手水」スポットも合わせてチェック↓
【兵庫・大阪・京都】の花手水(はなちょうず)スポット。一度は訪ねてみたいところ12選

【コラム】紫陽花ってどんな花?

万博記念公園の、紫色のアジサイ

紫陽花の原産国は日本。50以上もの多様な品種がある花です。

多くの方は紫陽花の花と聞くと、大きな花をイメージすると思います。

実は、花と思われている部分は花ではなく、花を支えるガク片。本来の紫陽花の花は、ガク片の奥にある小さく色づいた部分です。

また紫陽花の花は土壌酸度により色が変化し、酸性なら青、アルカリ性なら赤に変わると言われています。日本は雨が多く、基本的に酸性土壌のため青のアジサイが多くなります。

紫陽花の花言葉は色によっても違う

万博記念公園のアジサイ

アジサイには多くの花言葉があり、また花の色ごとにも花言葉が存在します。
アジサイの花言葉には「浮気」「移り気」があり、これらはアジサイの色が土壌や時期によって変化することから付けられたと言われています。

アジサイの色ごとの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」。色から見た花言葉のほうが前向きなため、プレゼントで贈る場合はこちらを参考に考える人も多いようです。

【京都・右京区】神苑の紫陽花と花菖蒲が美しい関西の神社「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」

5月下旬から咲きはじめる山アジサイをはじめ、梅宮大社では東神苑から北神苑にかけて個性豊かな約140種もの紫陽花(アジサイ)を楽しむことができます。ハナショウブもあわせて鑑賞できるのもうれしいですね。

梅宮大社のアジサイ
料金境内自由、神苑拝観料:大人600円、小中生400円
時間 神苑 9:00〜17:00(受付は16:30まで)
問い合わせ075−861−2730
アクセス阪急松尾大社駅下車 約15分
住所京都市右京区梅津フケノ川町30【MAP
URL http://www.umenomiya.or.jp/

【京都・西京区】山の中腹から紫陽花と関西の景色を眺める「善峯寺(よしみねでら)」

善峯寺のアジサイ

山の中腹にある善峯寺の境内に、3,000坪もの広さを誇る白山あじさい苑。ガクアジサイなど約8,000株のアジサイが斜面一面を鮮やかに染め上げます。

料金大人500円、高校生300円、小中生200円
時間 8:30〜17:00(受付は~16:45。土・日曜・祝日は8:00~)
問い合わせ075−331−0020
アクセス阪急東向日駅→阪急バス善峯寺停下車 約8分
※バスは1時間に1本(8〜14時毎時42分発)。バスの問い合わせは075-921-0160(阪急バス向日出張所)
住所京都市西京区大原野小塩町1372【MAP
URL http://www.yoshiminedera.com/

【京都・長岡京】限定の紫陽花朱印や御朱印帳も。関西屈指の名所「柳谷観音(やなぎだにかんのん/楊谷寺<ようこくじ>) 」

柳谷観音の花手水アジサイ

和アジサイや西洋アジサイなど約5,000株ものアジサイの群生が楽しめる柳谷観音。豊富な種類のアジサイが咲き、手水鉢を埋めるアジサイも美しいと人気です。境内のあじさい回廊では、雨が降っていても濡れずにゆっくり鑑賞することも可能。数量限定ですが、「あじさいの押し花朱印」や「新緑の恋手水見開き御朱印」の授与もあります。

なお、2023年6月17日は阪急西山天王山駅前ロータリーより有料シャトルバスが運行されます。

また、駅から離れている柳谷観音へのアクセスは少しわかりにくいので、行く前に下記の記事をチェックしておくと安心です。
柳谷観音へのアクセス。行きは電車→バス→徒歩ルート、帰りはタクシーで早楽!TOKK編集部の実踏レポート!

拝観料500円(6月1~30日は志納料700円要)
時間 9:00〜17:00(最終受付は16:30)
問い合わせ075−956−0017
アクセス阪急長岡天神駅→阪急バス・奥海印寺停下車 約40分または阪急タクシーに乗車約15分
住所長岡京市浄土谷堂ノ谷2【MAP
URL https://yanagidani.jp/

【兵庫・川西】「あじさい寺」とも呼ばれる関西の穴場「祥雲山 頼光寺(しょううんざんらいこうじ)」

祥雲山 頼光寺のアジサイ

通称「あじさい寺」と呼ばれ、住職らが愛情込めて育てた西洋アジサイをはじめ約500株が、境内を埋め尽くします。庭を歩いていると気づけば360度あじさいに囲まれ、幻想的な光景に心を奪われます。花の色の違いを楽しみながら境内を散策して。

「あじさい福徳祈願祭」は、2023年6月26日13:00~。

後で紹介する久安寺にもはしごして、あじさい巡りをするのもおすすめ。能勢電鉄・絹延橋駅で下車し、徒歩2分ほどの阪急バス・絹延橋停から久安寺行きのバスに乗車するとスムーズです。

料金境内自由(夜間は照明がなく鑑賞不可)
問い合わせ072−794−1165
アクセス阪急川西能勢口駅→能勢電車・畦野駅下車 約5分
住所川西市東畦野2-17-2【MAP
URLhttps://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/shokai/kankouannai/1003058/kankou_raiko.html
インフォ「あじさい福徳祈願祭」祈祷料5,000円(一枝)
※当日申し込み若干可。詳細は要問い合わせ。

【兵庫・川西】関西の中では紫陽花の見頃は少し遅め「妙見の森リフト」

妙見の森リフトのアジサイ

妙見の森リフトから見えるのは、足に触れそうなほど近くに迫るアジサイ。標高差によって少しずつ花の見頃が異なるので、長い期間楽しめるのもうれしい。

料金片道大人400円、小児200円
時間 10:10~16:20(土・日曜・祝日は9:30~17:20)
休業日水・木曜(祝日を除く)
問い合わせ072-738-2392(妙見の森ケーブル山上駅/10:00~16:00)
072-792-7716(能勢電鉄鉄道営業課/9:30~17:00)
アクセス阪急川西能勢口駅→能勢電車・妙見口駅→阪急バス(または徒歩)→妙見の森ケーブル・ケーブル山上駅下車 約5分
住所川西市黒川字奥瀧谷【MAP
URL https://noseden.hankyu.co.jp/railway/lift.html

【兵庫・神戸】関西で圧巻の数!約5万株の紫陽花が咲く「神戸市立森林植物園」

神戸市立森林植物園のアジサイ

淡青色の星状に咲く六甲山の特産種で幻の花・シチダンカや、手まり咲きの白いアナベルなど珍しいアジサイも多い神戸市立森林植物園。約350品種・約5万株ものアジサイが咲くアジサイの森は圧巻の一言。

2023年の「森の中のあじさい散策」は6月10日から7月17日まで。

料金大人300円、小中生150円
時間 9:00~17:00(2023年6月10日~7月17日の土・日曜・祝日は8:00~18:00。入園は閉園の30分前まで)
定休日水曜(祝日の場合は開園、翌日休。6月10日~7月17日は無休)
問い合わせ078−591−0253
アクセス神戸高速線・新開地駅→神戸電鉄・北鈴蘭台駅→無料送迎バス、または阪急神戸三宮駅→市バス・森林植物園前停下車すぐ
住所神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2【MAP
URL https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/
インフォ無料送迎バスは本数が少ないので要注意。市バスの運行は土・日曜・祝日のみ。詳しくは下記まで。
078-321-0484(神戸市バス・地下鉄お客様サービスコーナー)

【大阪・池田】関西花の寺「久安寺(きゅうあんじ)」。池に浮かぶ紫陽花で一躍有名に

池田、久安寺のアジサイ

池に浮かべられたアジサイがインスタ映えすると人気の久安寺。「あじさいうかべ」は「花手水」よりも迫力大!また、境内のいたるところにアジサイが植えられていて、見応えがあります。

「あじさいうかべ」は、例年、6月中旬から下旬に実施されます。

「あじさいうかべ」の実施時期や、見どころ、アクセス方法を下記の記事にまとめているので、行く前にぜひチェックを。
池田の紫陽花の名所・久安寺は見応えあり!池に浮かぶアジサイが幻想的

拝観料300円
時間 9:00〜16:00
問い合わせ072-752-1857
アクセス阪急池田駅→阪急バス「久安寺」停下車すぐ
住所大阪府池田市伏尾町697【MAP
URL http://kyuanji.jp/

【大阪・吹田】紫陽花をはじめ、四季折々の見頃の花が楽しめる関西の花スポット「万博記念公園」

万博記念公園のアジサイ
写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

西洋アジサイやヤエノアマチャなど、約30品種・約4,000株のアジサイが迎える万博記念公園。赤、青、ピンクなどの多様なアジサイに囲まれる幻想的な空間を堪能して。

料金[自然文化園(あじさいの森)]大人260円、小中生80円(自然文化園・日本庭園共通)
時間 9:30〜17:00(入園は~16:30)
定休日水曜休(祝日の場合は開園、翌日休)
問い合わせ06−6877−7387
アクセス阪急山田駅・南茨木・蛍池各駅→大阪モノレール・万博記念公園駅下車 約7分(あじさいの森までは約35分)
住所吹田市千里万博公園【MAP
URL https://www.expo70-park.jp/

アジサイを模したスイーツも!心潤う華やかなパフェ

伊藤久右衛門のあじさいパフェ

京都・宇治 伊藤久右衛門が営む茶房で、写真映えすると人気の「紫陽花パフェ」の提供が、5月15日よりスタートしています。スイーツでアジサイを味わう。こんなアジサイの楽しみ方もおすすめです。

▼詳しくはこちら▼
SNSで話題の紫陽花パフェが、京都・伊藤久右衛門の茶房で今年も登場!

関西の紫陽花の名所で梅雨の季節も楽しもう

青や紫、ピンクなどのかわいい花が咲く様を見て、季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。また、TOKKでは公式TwitterとInstagramであじさいの写真の投稿を募集中!みなさんのお気に入りのあじさい写真に「#あじさいtokk」をつけてTwitterまたはInstagramにアップしてください。公式アカウントにてご紹介します。

【Twitter】@hankyu_tokk 【Instagram】@tokk_hankyulocalmedia

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【兵庫・大阪・京都】の花手水(はなちょうず)スポット。一度は訪ねてみたいところ12選

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TOKK編集部R

大阪・北摂育ち。甘党で1日1回の甘いものが欠かせません。
愛しているものは、ミルクティーとチョコレートとナッツとチーズケーキ…
趣味は、美術館巡り(浮世絵大好き)と観劇(ストレートプレイ中心)
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阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

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