【大阪梅田】おいしい台湾料理を食べるならここ!人気のルーロー飯に牛肉麵、タピオカまで
2021.07.09グルメ
台湾カステラ、台湾ラーメンなど「台湾」と名の付くフード類が人気となったり、台湾の店舗が日本へ出店するなど台湾関連のニュースが続いています。「台湾へ行きたいけどいけない…」そんな気持ちを慰めてくれるのは、やはりおいしい台湾料理ではないでしょうか。最近は台湾料理の新しいお店も増えています。
ただ人気があるだけに、台湾料理が曖昧になっていて「中国料理とどう違うの?」「具体的にどういう料理を指すの?」そんな疑問を持つ方にもわかりやすく、かつ大阪梅田で一人でも複数人でも気軽に食べられる、おいしくておすすめのお店をご紹介します。
この記事では、台湾大好きなTOKK編集部Rが大阪梅田周辺で食べられる台湾料理のお店をチョイスしました。今回ご紹介するお店は台湾で実際に人気のお店の出店だったり、修業した料理を提供する本格的なお店ばかりです。
ぜひ台湾に行きたい気持ち、台湾グルメを食したい時などに訪れてみて。
※店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。
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目次
台湾料理ってどんなもの?
台湾のもともとの食事は、だしを使用し、油や塩分なども控えめな食事でした。台湾では宗教上の理由や健康的な理由で素食と呼ばれるベジタリアンのお店も多いんです。この辺りは和食とも似ていますよね。台湾の肉料理はもともと豚や鶏だったところへ、中国からもたらされた食文化などがミックスされ、牛肉などの料理も増えました。今では牛肉を使用した麺類やご飯なども多く、台湾を代表する料理に。その多様性は日本の食にも近く、それゆえ台湾はグルメ天国と呼ばれるのだと思います。
台湾料理の味わいは甘めで、スパイスが利いた料理も豊富です。もともと湿度が高く四季がある台湾では、スパイスなどを使用することで、体に溜まる水分の排出を促しているのだそう。スパイスと聞くと辛い!と思う方もおられますが、台湾料理で辛い料理はどちらかと言えば少な目。それよりスパイスで爽やかさや独特の甘い香りなどの風味付けしたものが多いので、辛いものが苦手な方でもおいしく食べられると思います。
また、外食文化が根付いているので屋台料理なども多く、地元の人々が普段食する料理を旅行者でも試しやすいんですね。台湾と日本との距離の近さもあると思いますが、日本人の行きたい旅行先・第1位に台湾が選ばれているのも、日本人が好きなグルメが(それでいて日本にはない味付けが)多いのも、理由の1つではないでしょうか。
春水堂(チュンスイタン)グランフロント大阪店
「春水堂(チュンスイタン)グランフロント大阪店」は台湾・台中に本店があるお店。創業は1983年、台湾でも50店以上を有するお茶専門カフェです。そして、タピオカミルクティー発祥の店としても知られています。お茶専門だけあって、お店にはお茶マイスターなどがいて、有資格者しかドリンクを作ることが認められていないのだと言います。
そんなお茶専門カフェですが、「春水堂(チュンスイタン)グランフロント大阪店」で提供される食事類は本格的な台湾料理をいただくことができます。
一番人気は豆漿鶏湯麺(トウジャンジータンメン)
麺類やご飯類も多くある「春水堂(チュンスイタン)グランフロント大阪店」ですが、一番人気は「豆漿鶏湯麺(トウジャンジータンメン)」950円。豆漿とは、台湾の朝食でよく食べられる豆乳のこと。台湾の豆乳は日本の豆乳と違って、軽く飲みやすいことが特長。台湾では、この豆漿に干しエビや黒酢にネギなどの薬味類を入れた鹹豆漿(シェントウジャン)が朝食としてポピュラーなんです。
鹹豆漿(シェントウジャン)に、あっさりした鶏ガラスープを合わせてもちもちの麺を入れたのが「豆漿鶏湯麺(トウジャンジータンメン)」。鹹豆漿(シェントウジャン)は、黒酢が入っているので豆乳が所々固まっておぼろ豆腐のようになって、蒸した鶏肉をゴマダレであえたものもジューシー!上には、パクチーもあってその香りもアクセントに。スープがおいしくて、ずっと飲んでしまう一品です。
ほかにも、とろとろになるまで煮込んだ牛肉が入った「牛肉麺(ニューローメン)」1,050円や、台湾の代表的なスパイスとも言われ、花椒(ホワジャ)、クローブ、シナモン、スターアニス、フェンネルなど5種類のスパイスが混合される五香粉(ウーシャンフェン)が堪能できる「五香湯麵(ウーシャンタンメン)」850円など、台湾らしい料理もいただくことができます。
また、日本でもよく見かけるようになってきた豚バラ肉を甘辛く煮込んだ屋台飯「魯肉飯(ルーローハン)」850円や、鶏むね肉をオリジナルの台湾しょう油で和えた「鶏肉飯(ジーローハン)」850円などもラインアップ。
どの料理にもプラス500円で好きなお茶を付けることができるセットも(点心や豆花などのスイーツ類のセットも)。ぜひ台湾料理を食べて、おいしいお茶をゆっくり飲んでみるのはいかが。
スポット名 | 春水堂(チュンスイタン)グランフロント大阪店 |
時間 | 10:00~22:00 |
定休日 | 不定休(グランフロント大阪に準ずる) |
問い合わせ | 06-6131-8520 |
アクセス | 阪急大阪梅田駅下車 約8分 |
住所 | 大阪市北区大深町4-1グランフロント大阪南館 うめきた広場地下1階【MAP】 |
URL | https://www.chunshuitang.jp/ https://www.instagram.com/chunshuitang/ |
騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店
2001年台北にて創業し行列のできる人気店としても知られた、「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」は劉親子三代続く豆花専門店です。専門店だけあって、豆花の種類も多く、「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」では特にフルーツを使った南国らしい華やかな豆花が得意のお店。また、豆花以外でも台湾フードをいただくことができるカフェスタイルのお店です。
また、豆花以外にも台湾から直輸入した茶葉を使用したぷるぷるもちもち食感のタピオカミルクティーなどを楽しむことができます。「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」では、大きなテイクアウト専用カウンターも併設しているので、購入しやすいこともうれしいですね。
食べて欲しいのは劉ママの牛肉麺
「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」の台湾フードで気になるのは、店舗で牛バラ肉と香味野菜からダシをとり、各種台湾秘伝の調味料で仕上げるという「劉ママの牛肉麵セット」880円(15時までのランチ限定メニュー。単品はすべての時間で提供あり)。
台湾の牛肉麵(ニューローメン)は、五香粉が香ることが多いのでシナモンや八角が苦手な人には手を出しにくいメニューですが、「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」の「劉ママの牛肉麵」はとっても穏やかな味わい。
麺はもちもち、牛肉はホロホロとしていて、スープには牛肉のうま味や甘めのダシの滋味深さがにじみ出ていてついつい飲んでしまう一品。五香粉はほんのり甘く香る程度なので、苦手な人も一度は試して欲しいメニューです。
「劉ママの牛肉麵セット」には、水餃子2個と茹でピーナッツの入った豆花がついたステキなセットですが、この水餃子も皮がもっちもっちしていてQQ(台湾でもちもちとしたものなどを指す言葉)好きにはたまらない逸品。ショウガたっぷりの醤油をつけていただきましょう。
「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」では、台湾屋台料理として「大根餅」748円やピリ辛でお酒が進んでしまいそうな「台湾式えだまめ」308円といったメニューもラインアップ。アルコール類もあるので、ちょい飲みとしても使えそうですよ。
自家製肉味噌をたっぷりとのせ、もちもち太麺にラー油と山椒をあわせた「白胡麻坦々麺(汁なし)」968円は辛さを3段階から選ぶことができ、ヤミツキになる刺激がたまりません。担々麵だけでも汁あり・汁なし(汁なしは黒ゴマもあり)と魅力的なメニューが並びます。
また「劉ママのルーロー飯」968円はやさしい味わいのスープがついた台湾を代表する伝統的ごはん。台湾醤油、赤ネギなどで豚バラ肉を甘辛く煮込んだものをごはんの上に乗せたもの。青菜の漬物がアクセントになり、煮卵がうれしいメニューです。
たっぷり食べた後は、12種類もある豆花でひと休み。写真は台湾伝統豆花の「芋圓豆花(ユーエントウファ)」858円。もちもちの芋の団子に、ピーナッツ、小豆が入ったものに冬瓜糖のさっぱりシロップでいただきます。
「騒豆花(サオドウファ)ホワイティうめだ店」は、こんな感じで台湾料理を1人でも複数で訪れても気軽に味わえる上、居心地いいお店です。
スポット名 | 騒豆花(サオドウファ)ホワイティ梅田店 |
時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 不定休 ホワイティ梅田に準ずる |
問い合わせ | 06-6131-3637 |
アクセス | 阪急大阪梅田駅下車 約6分 |
住所 | 大阪市北区小松原町4-2 梅田地下街ホワイティ梅田 イーストモール扇町【MAP】 |
URL | https://saodouhua.jp/ https://www.instagram.com/saodouhua_osaka_umeda/ |
台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店 ※閉店しました。
「台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店」は、台湾・台北の西門近くで地元の人たちから愛されている「張記鍋貼牛肉(チャンチー ゴーティエ ニュウルウ ミェン)」の味わいに惚れ込んだ店主が、お店で修業し、日本出店したお店の2号店です(1号店はホワイティうめだ NOMOKA内にあり)。
2021年3月にオープンした「台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店」は、レトロなトタン作りの外観に一際目立つネオンサインが目印。台湾の裏路地に迷い込んだような錯覚を起こすお店です。
「餃子」と聞くと、日本人は焼き餃子、中国や台湾の人は「水餃子」を思い出すとはよく言われていますが、そんな台湾において人気を誇るのが「張記鍋貼牛肉(チャンチー ゴーティエ ニュウルウ ミェン)」の焼き餃子なのだとか。
「張記鍋貼牛肉(チャンチー ゴーティエ ニュウルウ ミェン)」では、餃子にニンニクを一切使用せず、やわらかく甘みのある黄ニラと豚肉だけを餡に使用しています。それゆえ飽きがこず、いつでも食べたくなる餃子に。そんなお店の餃子が梅田で食べられるとはうれしい限りですね。
一押しは張さんの鍋貼(ゴーティエ) 焼棒餃子
「台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店」でいただきたいのは、やっぱり餃子。なかでも一押しは看板商品の「張さんの鍋貼(ゴーティエ) 焼棒餃子」5個319円(鍋貼<ゴーティエ>とは、焼き餃子の意味)です。
「台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店」の「張さんの鍋貼(ゴーティエ) 焼棒餃子」は、ニンニク不使用で国産の黄ニラをたっぷりと使用したうま味たっぷりの餃子。台北のお店と同じように餃子の皮も薄めのため、パリパリともちもちが味わえるところも◎。やっぱりつるんもちもちの食感が好きな人は「張さんのあっさり 水餃子」5個429円も。どちらも秘伝ダレもついた生の餃子を持ち帰ることもできるので、お土産にするのもよさそうですね。
平日のランチ時には、餃子類とルーロー飯やホルモンを使用した麻婆豆腐がセットになったお得なランチも。ボリューミーなセットなので、がっつり食べたい時におすすめです。
また、一風変わったメニューが「皿台北定食」979円。台湾チャーシューまぜ焼きそばと銘打っているのですが、焼きそばとはまた少し違うオリジナルメニュー。自家製秘伝の醤油ダレでトロトロに煮込んだ分厚いチャーシュー、シャキシャキのもやしと青ニラ、そしてパンチのあるニンニクと唐辛子やスパイス類たっぷりのソースが夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうな焼きそばです。途中で酢を加えればまたさっぱり。元気になれる一品ですよ。
夜は、「台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店」限定の「張記式牛肉麺」902円などのほかに、お酒が進みそうなメニューも豊富です。台湾カクテルなどお酒の種類も多いので、一人のみはもちろん、居酒屋使いにも良さそうです。
スポット名 | 台北餃子 張記(たいぺいぎょうざ ちょうき)茶屋町店 |
時間 | 11:00~15:00、17:00~23:00(土・日曜・祝日は通し営業) |
定休日 | 無休 |
問い合わせ | 06‐6375‐4555 |
アクセス | 阪急大阪梅田駅下車すぐ |
住所 | 大阪市北区茶屋町13-10【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/chayamachi_choki/ http://www.opefac.com/store/c_choki/index.html |
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いかがでしたか
今回は、大阪梅田で本格的な台湾料理がいただけるお店を3店ご紹介しました。いずれも1人でも複数人でも訪れやすいお店です。また食事だけでなくカフェとして使えるお店もあって、使うシーンを選ばなさそう。
台湾は近くの国でありながら、今はなかなか訪れることが難しい状況。いつの日か訪れることができるまでの間、予習や復習として本格的な台湾料理を味わってみてはいかがでしょうか。
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