宝塚の新名所!アートも庭園も楽しめる「宝塚市立文化芸術センター」

庭園

散歩しながら気軽にアートが楽しめる複合施設「宝塚市立文化芸術センター」が、2020年8月6日(木)グランドオープンしました。

新型コロナウイルスの影響で当初の開館予定が延期され、入館は完全予約制となっていましたが、8月6日から予約なしで入館できるようになりました。

さらに、アイスやフードなどのテイクアウト専門店「MELMILHI(メルミルヒ)※2022年12月閉店」も新たにオープン!今後の展開が楽しみな「宝塚市立文化芸術センター」の魅力をたっぷりとお伝えします。


※記事は2020年9月3日現在のものです。

写真提供:宝塚市立文化芸術センター

誰でもいつでも立ち寄れる新しい憩いの場

宝塚市立文化芸術センター内観
※写真は2020年1月10日現在のものです。

「宝塚市立文化芸術センター」は、文化芸術に親しむセンターエリアと、自然との触れ合いが楽しめる庭園エリアからなる複合施設。

アート鑑賞はもちろん、読書やさんぽなど、誰でもいつでも気軽に立ち寄ることができる、みんなの憩いの場所としてオープンしました。

「宝塚市立文化芸術センター」が位置するのは、もともと宝塚ファミリーランドや宝塚ガーデンフィールズがあった場所

周辺には手塚治虫記念館や宝塚大劇場、宝塚文化創造館があるため、宝塚の名所を回遊できるのもうれしいポイントです。

室内と庭園がつながる!ガラス張りの開放的な空間

宝塚市立文化芸術センターのガラス張りの建築
※写真は2020年1月10日時点のものです。

「宝塚市立文化芸術センター」の大きな魅力は、約7,000㎡もある広々とした庭園。四季折々の植物で彩られる庭園は入場無料で、心地良い時間を過ごすことができます。

「メインガーデン」は、多彩な植物や樹木が植栽されていて、さらに小川も流れているので、市街地にいることを忘れるくらい豊かな自然の中でリラックスできます。

庭園

夜間などを除き、植物、昆虫、鳥の観察を行ったり、風景のスケッチをしたりなど、様々な活動ができそうです。

庭園

「みんなの広場」は、手入れされた美しい芝生を眺めながらさんぽしたり、ベンチに座って読書したりなど、思い思いの時間が過ごせます。

みんなの広場

「宝塚市立文化芸術センター」の建物はガラス張りになっているので、庭園を眺めながら館内でくつろぐことも可能。内と外、自然とアートのつながりが感じられるのが 「宝塚市立文化芸術センター」 ならではの特長です。

宝塚市立文化芸術センターのガラス張りの建築
※写真は2020年1月10日時点のものです。

複数の空間で展覧会やイベントが同時に楽しめる

イベントスペースのキューブホール
「キューブホール」

建物は2階建てになっており、1階には天井の高い「キューブホール」があります。そこでは大型オブジェの展示など、様々なイベントが開催される予定です。

多目的に利用できるアトリエ
「アトリエ」 ※写真は2020年1月10日時点のものです。

他にはワークショップなど多目的に利用できる「アトリエ」があります。「アトリエ」には手洗い場が設置されているので、アイデア次第でいろいろな使い方ができそうですね。

多彩な本が並ぶライブラリーも併設

さらに、「宝塚市立文化芸術センター」にはライブラリーもあります。本棚には、「宝塚市立文化芸術センター」 の 開館に合わせて新たに選定されたさまざまな本が並んでいます。

展覧会・文化芸術に関する図書、植物・生物に関する図書、宝塚市に関する図書、そして絵本などなど、大人も子どもも思わず手に取りたくなる充実のラインアップです。

見晴らしのいい屋上庭園でのんびりと

宝塚市立文化芸術センターの俯瞰

オープンな屋上庭園からは、宝塚の街並みを360度ぐるりと見渡すことができて爽快!ベンチや芝生もあるので、青空の下、ピクニックをしたり、昼寝をしたり。開放的な気分が味わえます。

新登場のフードショップ「MELMILHI(メルミルヒ)」もチェック! ※2022年12月閉店 しました

メルミルヒの外観

8月6日のグランドオープンに合わせて新設されたのが、テイクアウト専門店の「MEL MILHI」アイスやクッキー、そしてランチボックスを販売しています。

アイス
クッキー

“ランチタイムトリップ”をコンセプトに、週替わりで「ニューヨーク」や「INDIA」「ストックホルム」などのテーマを設定し、さまざまな国の料理をランチボックスとして提供

ランチボックス

海外旅行に行くのが難しい今、料理で旅気分を味わえるというのがうれしいですよね。購入した商品は、屋上庭園やおおやね広場、庭園エリアなど、飲食可能なスペースでいただくことができます。

フォトジェニックな建築にも注目

宝塚市立文化芸術センターの外観

文化芸術と自然との触れ合いが楽しめる複合施設「宝塚市立文化芸術センター」 は、建築そのものも魅力的

曲線を生かしたユニークな形をしていて、生きているような躍動感があり、とてもフォトジェニックです。ぜひいろんなアングルから写真を撮ってみてくださいね。

館内にあるかわいいピクトグラムを探してみよう!

宝塚市立文化芸術センター内のピクトグラム

建築だけでなく、館内のピクトグラムにも特色があります。わかりやすいだけでなく、建築になじむおしゃれで洗練されたデザインが魅力的です。どんなピクトグラムがあるか、チェックしながら館内を歩くのもおすすめですよ。

展覧会やワークショップももりだくさん!

「宝塚市立文化芸術センター」では、展覧会はもちろん多彩なワークショップも開催されています。まずは展覧会のご紹介から。

開館記念展「宝塚の祝祭Ⅰ -Great Artists in Takarazuka-」

展覧会の入り口

現在開催中の開館記念展「宝塚の祝祭Ⅰ -Great Artists in Takarazuka-」は、新型コロナウイルスの影響で、会期を延期して開催されています。

『もこ もこもこ』や『もけらもけら』などの絵本でも知られる画家・絵本作家の元永定正や、「ゼンカイ」ハウスなどで知られる建築家・宮本佳明をはじめ、宝塚ゆかりの6作家が競演。

宝塚にゆかりのあるアーティストの多彩な作品を鑑賞できます。

開館記念展「宝塚の祝祭Ⅰ -Great Artists in Takarazuka-」
会期:2020年6月1日(月)~10月18日(日)
詳しくはこちら

宝塚キッズアート展 ~集まれ!未来のアーティストたち~

ポスター

「宝塚じまん」をテーマに、宝塚の小学生のみなさんから作品を募集中!豊かな歴史・文化をもつ宝塚の好きなところ、自慢したいところを自由な発想で描いてみませんか?

応募された作品はすべて「宝塚市立文化芸術センター」に展示されます。また、入賞者には、図書カードやオリジナルグッズの進呈も!ふるってご応募くださいね。

宝塚キッズアート展 ~集まれ!未来のアーティストたち~
会期:2020年11月14日(土)~12月20日(日)
作品受付期間:2020年8月6日(木)~10月18日(日)
詳しくはこちらをご確認ください。

2020年9・10月に開催されるイベント&ワークショップ

Walkin’About @宝塚市立文化芸術センター

大阪ガス株式会社 近畿圏部 都市魅力研究室から山納 洋氏を迎え、山納氏がプロデュースするまち観察企画「Walkin’About」を開催。

Walkin’Aboutは、参加者のみなさんに、思い思いのコースをたどっていただくまちあるきです。

参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。再集合後に、それぞれの見聞や体験を発表いただき、みんなでシェアします。

開催日時:2020年9月19日(土)14:00~17:00 ※雨天決行
申込締切:9月18日(金)17:00まで(先着順)
詳しくはこちらをご確認ください。

【10月8日(木)・9日(金)開催】白磁に草花や実を描く小さな教室

ワークショップの写真

緑に囲まれながら、白磁の絵付けが体験できる教室。秋のバラとローズヒップの実をモチーフに、小さなレリーフ付きの角プレートにブルーの濃淡で描きます。

作品には下絵があり、顔料などの材料も用意されているので、初心者でも気軽に楽しめます。新しい趣味を始めたい方など、ぜひ参加してみてくださいね。

【10月8日(木)・9日(金)開催】白磁に草花や実を描く小さな教室
開催日時:2020年10月8日(木)13:00~15:00
     2020年10月9日(金)13:00~15:00(計2回)

詳しくはこちらをご確認ください。

いかがでしたか?

アート鑑賞はもちろん、さんぽや読書、テイクアウトフードも楽しめるなど、魅力がいっぱいの 「宝塚市立文化芸術センター」。これからどんな展覧会やワークショップが開催されるのか目が離せませんね。

目的があってもなくても、誰でも気軽に楽しめる。

そんな新しい憩いの場所として期待が高まる 「宝塚市立文化芸術センター」 に、ぜひ訪れてみてくださいね。

スポット名宝塚市立文化芸術センター
定休日水曜休と年末年始(臨時休業あり)
問い合わせ0797-62-6800
アクセス阪急宝塚南口駅下車 約7分、または阪急宝塚駅下車 約13分
住所宝塚市武庫川町7-64【MAP
URL https://takarazuka-arts-center.jp/

※最終更新日:2020年9月3日 

この記事を書いたのは… TOKK編集部

「TOKK(トック)」編集部I。西宮生まれ、西宮育ちの宮っ子。サンドイッチが大好きで、ある店に3年間通い詰めて毎日サンドイッチを食べていたことも。また、ハイキングTOKKの編集制作を担当していた経験から野鳥が好きになり、外出すると必ず野鳥がいないか探す習性が。興味があるのは、レトロなもの、昭和のカルチャー全般。

阪急沿線情報紙「TOKK」は2020年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

【Instagram】@tokk_hankyulocalmedia

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