宝塚歌劇団・花組トップスター柚香光(ゆずかれい)さんインタビュー 天才ピアニストの人生を描いたお芝居とファッショナブルなショーの二本立て

7月11日まで宝塚大劇場で上演中の花組公演、ミュージカル『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』、ショー グルーヴ『Fashionable Empire』。

お芝居の役作りや、ショーの見どころについて花組トップスター・柚香光さんにお話を伺いました。

お芝居について教えてください

天才ピアニスト・リストの芸術家ならではの苦悩や夢、希望を描いた重厚な内容になっています。またラブストーリーの面もあって、サンドとの濃厚なラブシーンにはじまり、マリーとの純粋で安らぎのある恋愛模様を中心に、パトロンで愛人のラプリュナレド伯爵夫人からの抑圧された関係など様々な恋が印象的に綴られます。

お芝居の役どころについて教えてください

芸術家・ピアニストという役をいただき、嬉しいと同時に身が引き締まる思いがしました。リストはほかの有名ピアニストと違って、アイドル的な人気もあり、エンターテイナーの要素が強い人。お客様の喜ぶ顔や熱量に心動かされ、そのためなら何でも投げ打ってしまいたくなるといった面には共感する部分も多いです。華やかな光の部分と、内面に秘めた芸術家らしい奥ゆかしさや繊細さ。光が強い分、内面に抱える葛藤や悩みを人間味を持って表現していけたらと考えております。

芸名と本名の自分に差を感じる部分はありますか

柚香光と普段の自分にはリストほどの差はありません。普段はのんびり過ごすことが好きですが、男役として舞台上にいる時などはエネルギッシュで、宝塚が本当に好きなのだと改めて感じます。舞台上の自分と普段の自分は違う人のようにも見えますが、どちらも本当の自分です。そしていずれにも共通しているのが、人が笑っているところが好きというところですね。それが“柚香光”を動かしているのだと思います。

今回この役を演じる上で何か感じられたことはありましたか

人生で初めて弾き語りをします。幼少の頃は人に教わったままピアノを弾くだけでしたが、宝塚に入団して13年、自発的に表現したいものができた今ピアノを弾くと、音符の見え方や音の差異が以前とは違って見えることがうれしい発見でした。このタイミングで、この役と向き合えたことは自分にとって大きな財産であり、今までの13年間をより大事にしたいと改めて強く感じています。

ショーについて教えてください

ショーはタイトルにFashionableとあるように、衣装も非常に印象的です。スーツにロングコートで踊るフィナーレや、花組ではあまりないフードや革ジャン風の衣装も見どころです。また、下級生を含めた花組全員でプロローグからエネルギーいっぱいに登場します。一斉にリフトするシーンがあるので、皆でそろえるべくお稽古に励んでいます。お客様が「こういうのを見たかった」と思っていただけるようなショーに仕上がっているのではないでしょうか。

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