王子動物園を子連れで楽しむ攻略ガイド【タンタン・ランチ・アクセス・駐車場も】

家族連れに大人気の王子動物園に、5歳の娘を持つ編集部スタッフが行ってきました!
親子で楽しむためのポイントをまとめていますので、お出かけの参考になさってください。

神戸市立王子動物園って?

木に登るコアラ

1951年に開園し、ジャイアントパンダやコアラをはじめ約130種800点の動物たちを、間近で観察することができます。

子ども向けの遊園地や動物科学資料館なども併設していて、親子で1日たっぷりと遊べる、神戸屈指のレジャースポットです。

まずは神戸市立王子動物園へのアクセスをチェック!

電車の場合

電車で行く場合、王子動物園への最寄り駅は、阪急「王子公園」駅になります。
阪急「大阪梅田」駅からは約30分、阪急「神戸三宮」駅からだと乗車時間わずか5分!
ターミナル駅からのアクセスが便利なのが特徴です。

さて、阪急「王子公園」駅に到着しました!
駅構内は、待合室や階段の壁面にパンダのイラストがあしらわれています。

動物園に着く前から娘のテンションもマックスに。

阪急王子公園駅のパンダのイラストが描かれた待合室

駅のホームでパッと目をひくパンダの待合室

階段の壁面に描かれたパンダのイラスト

パンダのイラストを辿って階段を降りれば西改札口がでてきます。

王子動物園へようこそ!と書かれた改札

そして、ターミナル駅からの乗車時間が短いだけでなく、最寄り駅からのアクセスが良いのも子連れには嬉しいポイント!

駅からは西へ歩くこと約3分。

王子動物園を案内する駅前のサイン

道中の目印を頼りに迷うことなく、王子動物園に到着しました!

パンダの看板が掲げられた王子動物園の入り口

車の場合

阪神高速3号神戸線
・摩耶ランプを降りて、北へ「西灘」交差点を左折約10分
・生田川ランプを降りて、北へ「布引」交差点を右折約15分

阪神高速5号湾岸線
・住吉浜ランプを降りて、「高羽」交差点右折、「弓木4」交差点を左折約15分

駐車場は正面ゲートの近くに

王子動物園の駐車場は正面ゲートのすぐ側ですので、車から降りてすぐに入場ができます。
ただし再入場はできませんので、忘れ物のないよう必要な荷物を全て持って入場しましょう!

【駐車料金】※30分単位の時間制
 0~2時間まで30分につき 150円
 2~4時間まで30分につき 100円
 4時間を超える30分につき  50円

駐車場の混雑予想は公式ホームページに公開されています。
土・日曜・祝日は混雑が予想されますので、電車やバスなどの公共交通機関の利用がおすすめです。

※バスは神戸市バス90・92系統に乗車し「王子動物園前」バス停下車すぐ

神戸市立王子動物園の営業時間に定休日、入園料をチェック!

営業時間は季節によって異なります。

【営業時間】
 3~10月 9:00~17:00
 11~2月 9:00~16:30
 ※入園時間は閉園の30分前まで

定休日は毎週水曜日ですが、祝日と重なる場合は開園します。
また、春休みや夏休み期間などは臨時開園する場合があります。

【定休日】
 水曜(祝日の場合は開園)、12月29・30・31日、1月1日
 ※春・夏休み中は臨時開園する場合あり

入園料は中学生以下が無料です。無料になる子どもの対象年齢が広いのが、ファミリーには嬉しいですね!

【入園料】
 大人(高校生以上) 600円
 中学生以下・兵庫県内在住の65歳以上 無料
 ※兵庫県内在住の65歳以上の方は、住所・氏名・生年月日がわかるものを入園時に提示

また、年間パスポートも3,000円で販売しています。

ママ編集が選ぶ!子連れにおすすめ神戸市立王子動物園内のスポット

実際に子連れで出かけてみて良かったスポットを順番にご紹介します。

人気の動物が間近に「動物とこどもの国」

動物とこどもの国の入り口

こちらは王子動物園の方からも「子連れにおすすめですよ」とお墨付きをいただいた施設になります。

具体的にどこが良かったかというと

子どもたちに人気の動物が一堂に集まっている!
電車の餌箱など展示がユニーク!
手洗い場が設けられていて子連れへの配慮を感じる!
柵で他のエリアとは仕切られていて落ち着ける!
小川のせせらぎに癒やされる!

などなどいっぱいあるので、順番にご紹介しますね。

エサを食べる羊たち

「動物とこども国」には、ウサギやヒツジ、カピバラにガチョウなど、比較的性格がおとなしくて、小さな子どもたちに人気の動物たちが集められています。

目をつぶるヤギ
小屋の中で眠るカピバラ

エリア内には、小動物だけでなく蒸気機関車の展示や、飼育員さんの手作りと思われる電車の餌箱も!
電車好きのお子様にもおすすめのスポットといえます。

蒸気機関車

蒸気機関車は内部も公開されていてシートに座ることもできます。

蒸気機関車の内部

カピバラの餌箱にご注目!地元を走る阪急、阪神、JRの電車になっていました。

阪急と阪神とJRの電車をイメージしたエサ箱

また、子ども用の手洗い場も設けられていますので、衛生面が気になるママも安心!

手洗い場

小さいエリアではありますが、つり橋に小川もあって、川のせせらぎを聴きながらベンチに座ってのんびりと休憩もできちゃいます!

吊り橋

現在、新型コロナウイルス感染症対策のため動物たちとの「ふれあいタイム」は休止していますが、エリアが柵で仕切られて独立していますので、親子でゆっくり過ごすには、もってこいの場所といえます。

レッサーパンダ


「動物とこどもの国」の近くには、人気のレッサーパンダとコアラもいますので、あわせてチェックしてくださいね!

雨の日も安心「動物科学資料館」

動物科学資料館の展示

続いてご紹介するのが「動物科学資料館」です。こちらは休憩ホールと図書室が併設されていて、雨の日に子連れで動物園を訪れたなら、雨をしのげる絶好の場所になります。

ペンギンが泳ぐ様子

休憩ホールの目の前はペンギンのプールになっていますので、写真のようにスイスイと気持ちよさそうに泳ぐペンギンたちを眺めながらお弁当を食べられます。

絵本や図鑑が並ぶ図書室

図書室には動物たちに関する絵本や図鑑が充実。

資料館の展示もとってもユニークで、
フードモデルを使って、動物たちのエサをわかりやすく紹介しているものや、

フードモデルの展示

トイレの形をしたディスプレイに動物たちのフンを展示するなど、

便器の形をした展示

楽しい仕掛けに子どもたちが夢中になっていました!

動物科学資料館では、中国へ帰ることが決まったジャイアントパンダ・タンタンの特別展「ありがとうタンタン」も開催中です。

ありがとうタンタンの展示の入り口

※特別展「ありがとうタンタン」は予告なく終了する場合があります。

子どもたちが大好きな「遊園地」も

そして、王子動物園内にはなんと「遊園地」もあるんです。
動物園と遊園地が一緒になっているなんて子どもたちには夢のようですよね!

観覧車

コンパクトながらも、観覧車にメリーゴーランド、ティーカップなど遊園地の人気ののりものが一通り揃っていて子どもが歩き疲れたときに、休憩がてら立ち寄ることもできます。

遊園地内の券売機でのりもの券を事前に購入して、各のり場で係員さんに券を渡します。
のりもの券は1枚120円でも販売されていますが、いくつか乗るなら回数券(10枚1,000円)が断然お得です。

遊園地の遠景

2才以下の幼児は基本的に保護者の付き添いが必要(幼児1人につき保護者1人が無料)ですが、一部ののりものを除いて、3歳から乗れるものが大半です。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

神戸市立王子動物園内のレストランは?

パンダの顔があしらわれたラーメン

お腹が空いたら園内のレストランへ!
レストランは2カ所あって、遊園地南側の「レストラン パオパオ」と遊園地内の「カレー&Cafe カレー王子」から選べます。

メニューが豊富な「レストラン パオパオ」

幅広いメニューを取り揃えるのが、「レストラン パオパオ」。
お子様に人気の「唐揚げ」や「ポテト」のほか「パンダ豚まん」や「パンダー麺」など動物をイメージした可愛らしいメニューも!

レストランパオパオのメニュー

店内は明るく壁面に動物のイラストが描かれていて、親子で楽しみながら食事をとることができます!

動物たちのイラストが描かれたレストランの店内

レストランは、ちょうどゾウ舎にむかいあうように建てられていますので、窓側のカウンター席からゾウたちの様子を眺めることもできちゃいます。

ラーメンと肉まんのセット

この日は、「パンダー麺セット」と「ちびっこガオガオカレー」をいただきました!

キッズのカレープレート

子どもたちにも人気の本格派「カレー&Cafe カレー王子」

カレー&Cafe カレー王子の外観

本格派のカレーを味わうなら「カレー&Cafe カレー王子」がおすすめ。
1階はテイクアウトできる売店になっていて、お天気がよければ目の前のテラスやベンチで。
2階は山の緑や遊園地を見渡せる落ち着いた木目調の店内で、丹精込めて煮込まれたカレーをじっくりとどうぞ!

スタンダードな「王子カレー」のほか、辛さ控えめの「お子様カレー」、ボリューム満点な「カツカレー」に「エビフライカレー」など様々なカレーが用意されています。

うどんや焼きそばなどの麺類やパフェなどのスイーツも取り揃いますので、小腹がすいたときやカフェ利用にも便利ですね。

お弁当持参なら園内のベンチで

園内のベンチ

王子動物園では、飲食物の持ち込みが可能です。
園内各所に休憩ができるベンチや広場がありますので、お弁当を持ち込んで子どものペースで好きな時に好きな場所で食べるのもよいですね!
ちなみに雨の日は、先にご紹介しました「動物科学資料館」の休憩ホールがおすすめです。

また、王子動物園周辺にもおすすめのランチのお店がありますので、動物園の前後に立ち寄るのはいかがでしょうか?

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王子動物園の人気者タンタン!

パンダが歩く様子

さて、王子動物園の人気者といえばご存知ジャイアントパンダの「旦旦(タンタン)」ですね。

中国への帰還が決まって、王子動物園で過ごす日々も残りわずかとなりました。
詳しい帰還日が決まれば公式ホームページでお知らせされます。

タンタンの観覧は、平日なら予約なしでも観覧が可能です。
土・日曜・祝日はwebでの事前申し込みになりますので、公式ホームページからお申込みください。

※健康管理のため、タンタンの観覧時間は10時から15時30分までとなります。事前に申し込みをいただいても、状況により観覧ができない場合があります。

また、園内の各所でもタンタンとの思い出に浸れる場所が用意されていますので、ぜひお立ち寄りください。

特別展「ありがとうタンタン」

ありがとうタンタンの展示

動物科学資料館では、特別展「ありがとうタンタン」を開催中です。

画家の横尾美美さんが描くタンタンの作品や、来園者からタンタンへの寄せ書き、
パンダのぬいぐるみと一緒に写真が撮れる撮影ブースなどを公開。

神戸にやってきたパンダたちの紹介もあって、地元神戸とパンダとのつながりの深さを感じれる内容になっています。

パンダのグッズの展示

タンタンにメッセージを

動物園出口にある笹の形のメッセージカード

動物科学資料館と動物園出口には、タンタンが大好きな笹の形をしたメッセージカードがあり、来園者がタンタンとの思い出や感謝のメッセージを寄せることができます。

パンダのボックスにメッセージカードを入れる子ども

書いたメッセージは、愛らしいパンダのボックスへ。口から投函する仕組みになっています!

売店でもパンダグッズの特集コーナーが

土産物店のパンダグッズの特集コーナー

園内の売店でもパンダグッズが目立つところに陳列されています。
ここでは、タンタンの写真集や絵葉書、缶バッチなど様々なグッズが手に入ります。
お買い求めは園出口付近の「パンダプラザ」か遊園地南側の「こどもプラザ」でどうぞ!

パンダプラザの外観

知っておくと便利!子連れに嬉しいインフォメーション

最後に、あらかじめ知っておくと便利な情報をまとめました。

授乳室は?

授乳室は、園内に3カ所(猛獣舎近く、動物科学資料館内、類人猿舎北側)
ミルク用の給湯設備も完備しています。

ベビーベッド付きのトイレは?

ベビーベッドを併設したトイレは、園内に3カ所(動物とこどもの国入口、動物科学資料館内、類人猿舎南側)
また、最近改修された幼児用トイレなどもキレイです。

ベビーカーの貸し出しは?

ベビーカーは約150台用意があり、1台300円で貸し出してくれます。
入園ゲート入って右手すぐの券売機で利用券をご購入のうえ、売店「パンダプラザ」でお申し込みください。

コインロッカーは?

入園ゲートを入って右手に、大型のコインロッカー12台と普通のコインロッカー40台があります。

【料金】
大型(高さ80cm、幅34.5cm、奥行き57.5cm) 500円
普通(高さ40cm、幅34.5cm、奥行き57.5cm) 300円

迷子シールの無料配布も!

総合案内所では、迷子シールを無料で配布しています。また、万が一迷子になってしまった場合は、園内放送でアナウンスし、捜索の協力を呼びかけてくれるそうです。

所要時間は3時間ぐらい、親子で楽しい休日を

所要時間はお昼ご飯を食べて、だいたい3時間ぐらいでした。
王子動物園の公式ホームページでおすすめコースや動物たちのお食事タイムが公開されていますので、
そちらもぜひ参考になさってくださいね!

親子で楽しい一日をお過ごしください。

スポット名 神戸市立王子動物園
料金大人600円、中学生以下無料
時間9:00~17:00(入園は~16:30 。11~2月は~16:30。入場は~16:00)
定休日水曜休(祝日の場合は開園。春・夏休み中は臨時開園する場合あり)
問い合わせ078-861-5624 
アクセス阪急王子公園駅下車すぐ
住所神戸市灘区王子町3-1【MAP
URL http://www.kobe-ojizoo.jp/
パンダのぬいぐるみにサブレに缶バッチ
お土産もいっぱい買いました!

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この記事を書いたのは… TOKK編集部S

グルメと絶景があればどこへでも。子育て奮闘中のママ編集。学生時代はリュック一つで旅をするバックパッカー。企業広報、ライターの経験を経て2010年にTOKK編集部へ。街ネタ・グルメ・カルチャーの発信に携わる傍ら、阪急沿線を飛び出し、全国の観光地やホテルを取材した経験も。仕事柄たま~に鉄分高め。

阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から49年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

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