おいしいコーヒーと、愛情たっぷり手作りメニューの数々、レトロな雰囲気も人気の喫茶店。ビジネスマンに愛され、街の人にも愛される梅田の喫茶店をご紹介します。

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【大阪駅前第一ビル】絶品！厚さ4㎝の3色トーストをいただきに。キッサモクバ

JR北新地駅からすぐ、大阪駅前第一ビルの地下2階に位置する喫茶モクバは、ビジネスマンの方がランチや打ち合わせなどで多く出入りするビジネス街にある喫茶店。創業は1980年、店内はレコードの音楽がゆったりと流れる心地よい空間です。

サンドやトーストなど食パンを使用したメニューが豊富で、中でも厚さ4㎝のふわふわ食パンのトースト「厚切り4㎝トースト」はぜひ食べたい一品。

厚みのある食パンをさくッとトーストし、バター、いちごジャム、マーマレード、ブルーベリージャム、ホイップ、シナモン、ハニーの中から好きなトッピング3種を選んでオーダーします。トーストとあなどるなかれ、その贅沢さが忘れられないメニューになります。

喫茶モクバの薫り高いコーヒーで作る「モノクロコーヒーゼリー」もいちおしメニューです。優しい甘みのコーヒーベースと深いコクのあるコーヒーゼリー、ホイップクリーム、バニラアイスを交互に重ねた美しい見た目に食欲をそそられます。

店名	キッサモクバ
時間	9:00～22:00 （L.O 21:30） ※分煙
定休日	無休
問い合わせ	06-6345-7137
アクセス	JR北新地駅下車すぐ、阪急大阪梅田駅下車　約15分
住所	大阪市北区梅田１丁目3－1大阪駅前第１ビル 地下2階【MAP】
URL	https://www.instagram.com/kissa_mokuba/

【東梅田】硬い食感の自家製プリンとアフタヌーンティーが人気。ルミステール お初天神店

こだわりのハンドドリップコーヒーと15種もの紅茶をいただける東梅田のスミステールお初天神店は、古い蔵を改装した喫茶店です。

インテリアも古い蔵に合わせてレトロで統一され、優雅な雰囲気がただよいます。アフタヌーンティー、季節のスイーツ、約15種もある紅茶…とさまざまなメニューを楽しむことができますが、特に人気なのがさくらんぼがのったレトロな見た目のプリン。

スプーンがスッと通らないくらいの硬めの仕上がり。卵の味わいをしっかり感じられるプリンです。

季節ごとに内容が変わるアフタヌーンティーも人気で、上段にデザート、中段にスコーン、下段にキッシュやサンドイッチ、飲み物は2種選べます。

レトロ感があり喫茶店なような雰囲気を持つお店ですが、カフェのような華やかな雰囲気もあるルミステールお初天神。おしゃれカフェのような喫茶店を探しているという方にもおすすめのお店です。

店名	ルミステール　お初天神店
時間	11:00～21:30
定休日	無休
問い合わせ	080-9457-1200
アクセス	大阪メトロ東梅田駅下車すぐ、阪急大阪梅田駅下車　約11分
住所	大阪市北区曾根崎２丁目2-4【MAP】
URL	https://www.instagram.com/lemystere.warehouse/

【東梅田】神戸の老舗喫茶の味を梅田でも！神戸にしむら珈琲店 梅田店

1948年神戸に開業した神戸にしむら珈琲店。神戸北野の小さなお店からスタートし、兵庫県内に８軒を展開、神戸で長く愛されている喫茶店です。

そんなにしむら珈琲の味を大阪でも楽しみたいと思ったら梅田店へ。大阪では唯一の店舗となり、薫り高いコーヒー、御影から毎日運ばれる自慢のスイーツなど、時代を超えて愛されるメニューの数々を梅田でも堪能することができるのです。

おすすめメニューの1つ目は「カナディアンセット」1,400円。ボリュームのあるベーコンエッグのトーストサンドをカナディアン山脈に見立てており、サラダと珈琲もセットになっています。スタッフの方によると、珈琲をミックスジュースに変更して注文するお客さんも多いそうです。

2つ目は「フレッシュパンチ」1,350円。たっぷりのフルーツと、お酒がほんのりと香るシロップとを合わせた大人のスイーツです。暑い季節はもちろんのこと、ショッピングで梅田エリアをたくさん歩いた後などにも、スッキリといただける一品ではないでしょうか。

最後にご紹介したいのは、「にしむらオリジナルブレンド」700円です。喫茶店には店主おすすめのブレンドコーヒーが存在しますが、にしむら珈琲のオリジナルブレンドは厳選した6種の豆の持ち味を引き出し、ブレンドした深い味わい。コーヒー好きの方はぜひ体験していただきたい逸品です。

店名	神戸にしむら珈琲店　梅田店
時間	8:30～23:00
定休日	最終月曜日（変更の場合あり） ※12月は12月26日（木）が休業となります。
問い合わせ	06-6311-2468
アクセス	大阪メトロ東梅田駅下車すぐ、阪急大阪梅田駅下車　約6分
住所	大阪市北区曽根崎2-15-20 スイングうめだ1階【MAP】
URL	https://kobe-nishimura.jp/nishimura/index.html

【東梅田】注文してから粉を計量、必食のふわふわホットケーキ。珈琲専門店サンシャイン

大阪メトロ東梅田駅下車すぐに1973年にオープン、創業50年以上という珈琲専門店サンシャイン。

初代オーナーと二代目オーナーが作り出す香り高い自家焙煎コーヒー、昔ながらの純喫茶メニューが大人気のお店です。懐かしい雰囲気を守りつつ、雑踏から少し隠れられるような空間が心地よい店。

注文を受けてから粉を計り、一枚、一枚、専用のフライパンで手焼きするホットケーキはあつあつ、ふわふわ。メープルシロップをトロッと回しかけて、バターを溶かしていただきます。

きれいな焼き色の表面に思わずウットリしてしまいますね。多い時は一日150枚も注文が入るという人気メニューだそうです。

店の外には店内でいただけるメニューがずらり。ナポリタンスパゲッティはじめ、オムライスやカレー、ピラフなど喫茶店だからこそ楽しめる洋食メニューもおすすめです。

店名	珈琲専門店サンシャイン
時間	【月～金】7:00～21:30（ラストオーダー21：00） 【土曜日】 7:00～18:30（ラストオーダー18：00） 【日曜日】 8:00～18:30（ラストオーダー18：00）
定休日	第3日曜日
問い合わせ	06-6313-6797
アクセス	阪急大阪梅田駅から約15分
住所	大阪市北区曽根崎2-11-8 B2【MAP】
URL	https://www.kissa-sunshine.jp/

【西梅田】復活！プリンアラモードと共にインテリアを楽しんで。マヅラ喫茶店

大阪駅前第一ビルの1階にあるマヅラ喫茶店。喫茶店巡りをしている学生や常連の年配の方、ビジネスの方と色々な年代の方が交じり合って過ごしているオオバコ喫茶店です。

戦後まもない1947年に創業、マスターが宇宙船をイメージして内装したといわれる店内はどこを切り取っても絵になる…。そして、コーヒー1杯300円という価格もとても利用しやすい…。手ごろな価格のメニュー、居心地の良い空間、おしゃれでレトロな内装と、喫茶店ファンは必ず行っておきたいお店です。

おすすめメニュー・プリンアラモードは700円でこのボリューム。プリンは固め、カラメルも苦みのある大人向けの味、バニラアイス、生クリーム、フルーツと大人でもテンションがあがる組み合わせです。

食事メニューはトースト、サンド、ナポリタンスパゲッティなど約10種、写真はミックスサンドイッチ500円です。コーヒーとのセットにしても600円と嬉しい限りです。

マヅラのスタッフさんは皆さんシャツに蝶ネクタイです。こういった姿にも喫茶店文化を感じられますね。

店名	マヅラ喫茶店
時間	9:00～20:30（土曜日は～18:00） ※分煙
定休日	日曜
問い合わせ	06-6345-3400
アクセス	JR北新地駅下車すぐ、阪急大阪梅田駅下車　約20分
住所	大阪市北区梅田１丁目３−１ 大阪駅前第１ビル 地下1階【MAP】
URL	https://www.instagram.com/madura_umeda/?hl=ja

【ルクアイーレ10F】上品な空間でコーヒータイムを楽しめる丸福珈琲店

昭和9年に創業と歴史と伝統のある喫茶店・丸福珈琲店。丸福珈琲店のこだわりのコーヒーを上品な空間でいただけるのがルクアイーレ店です。

創業者・伊吹貞雄はコーヒーがまだ珍しく、ハイカラなものとして捉えられていた時代から喫茶店をスタート。「濃い珈琲の極み」を生み出した丸福珈琲の味わい深い一杯をぜひ。

濃く黒味の強いコーヒーをより引き立てているのは白磁のカップ＆ソーサ。丸福珈琲店では、コーヒーの色とのコントラストが引き立つよう大倉陶園製のものが使用されています。

コーヒーと共に楽しみたいのはシンプルイズベストを絵に描いたようなホットケーキ。オーダーを受けてから、銅板で１枚１枚焼くというホットケーキは、懐かしい味と香りのするホットケーキ。 たっぷりのバター、シロップは蜂蜜かメープルから選びます。

お出かけやショッピングの合間に気軽に利用できるのも便利なルクアイーレの丸福珈琲店。こちらにも真っ赤なブラケット照明が使われています。独特の雰囲気を醸し出し、今ではとても珍しいものになった真っ赤なブラケット照明も丸福珈琲店を特長づけている一つです。

店名	丸福珈琲店ルクアイーレ店
時間	11:00～23:00
定休日	ルクア大阪に準ずる
問い合わせ	06-6151-1415
アクセス	阪急大阪梅田駅下車徒歩約５分、JR大阪駅下車徒歩約１分
住所	大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ 10Ｆ【MAP】
URL	https://marufukucoffeeten.com/

【新梅田食堂街】これは食べたい。卵5個分のオムレツサンドが絶品。レトロ喫茶店・ニューＹＣ（ワイシー）

昭和43年創業、味わい深い珈琲を楽しめる梅田の喫茶店といえばYCさん。新梅田食堂街にYC（ワイシー）、ニューYC（ワイシー）と2店舗を構え、YCは姉妹店として営業されています。深いコクと芳醇な香りの珈琲が名物で、常連さんにもが愛し続けられる味です。また、

珈琲とセットでいただけるサンドやトーストも絶品ぞろい。

YCの名物といえばオムレツサンド。オムレツには卵を５個も使用し、食感はフワフワ、大ボリュームと、満足感の高い一品です。

喫茶店らしいパフェなどのメニューも豊富に揃いますので、色々と楽しんでみてください。

学生時代から何十年も通い続ける方がいるというのも納得のおいしいメニューの数々。梅田の喧騒が嘘のような落ち着いた雰囲気も長く愛されている理由です。

店名	珈琲館ニューYC
時間	6 :30～23:00 （モーニング5:30〜10:00、フードL.O 22:00、ドリンクL.O 22:30） ※喫煙可の店のため20歳以下は入店禁止
定休日	無休
問い合わせ	06-6312-0709⁡⁡⁡⁡
アクセス	阪急大阪梅田駅下車すぐ
住所	大阪市北区角田町9-30⁡ 新梅田食堂街内【MAP】
URL	https://yc-syokuhin.com/store_information/umeda_new_yc/

【西梅田】フレンチトーストとサイフォンで淹れるブレンドコーヒーをセットで！梅田コーヒー院

サイフォンで淹れるオリジナルブレンドのコーヒーが人気の喫茶店。ハービスエントの南側に位置し、梅田では数少ない挽きたてのコーヒーが味わえるコーヒー専門店です。

ゆったり、クリーンな雰囲気の店内はとても居心地がよく、シングルオリジンなどおいしいコーヒーをゆっくり楽しめる空間も素敵です。

おすすめメニューはコーヒー専門店ならでは、高い温度で抽出するためやわらかい味わいになるサイフォン式で淹れたオリジナルブレンド。ショッピングや人ごみで疲れた時は何よりもおいしいコーヒーが嬉しいですよね。

コーヒーとともにいただきたいのは外はカリッと、中はフワッと焼いたフランスパンにメープルシロップをたっぷり掛けたフレンチトーストです。

店名	梅田コーヒー院
時間	月～金曜　8:00~18:00（17:30LO） 土曜と祝日10:00~18:00（17:30LO）
定休日	日曜
問い合わせ	06-6344-1670
アクセス	大阪メトロ西梅田駅下車すぐ、阪急大阪梅田駅下車　約15分
住所	大阪市北区梅田2-4-34 産光ビル1F【MAP】
URL	https://www.instagram.com/umeda_coffee_in/

【阪急三番街】ドイツ菓子とコーヒーがおいしい自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店

阪急大阪梅田駅下車すぐにある阪急三番街にもコーヒーのおいしい喫茶店があります。ドイツ菓子の種類が豊富、地下街に広がるグルメエリアにあって本格的なコーヒーがいただけるお店です。

店舗内には瓶に入ったコーヒー豆がずらりと並び、ケーキのショーケースにもおいしそうなケーキがずらり、クッキーやフィナンシェなどの焼き菓子も充実しています。

丁寧にドリップされる上品な味わいのコーヒーに、ドイツの珍しいスイーツやケーキがとっても合う。ちょっと変わったスイーツを楽しみたい人にもおすすめの喫茶店です。写真はドイツ語でチーズケーキを意味するケーゼクーヘン。何ともおいしそうな焼き色です。

バーンホーフの定番商品「カルディナールシュニッテン」は、メレンゲの白色とスポンジの黄色を交互にならべた生地にコーヒー風味のクリームがはさんであるウィーンの伝統菓子だそうです。

スイーツとコーヒーで優雅なひと時を過ごすならぜひバーンホーフ三番街店へ。

店名	自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店
時間	10:00 – 21:00 喫茶コーナーは11:00～（20:40LO）
定休日	阪急三番街に準じる
問い合わせ	06-6372-6651
アクセス	阪急大阪梅田駅下車すぐ
住所	大阪市北区芝田1-1-3阪急三番街地下2階【MAP】
URL	https://www.h-sanbangai.com

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喫茶店王国・関西で独自のスタイルを確立した大阪。各店の個性を楽しんで。

喫茶文化の始まりは神戸と言われますが、関西では神戸から広がった喫茶文化を京都と大阪でも違ったスタイルで楽しんできました。オリジナルのコーヒー器具を開発したり、濃厚なストロングコーヒーを商品として販売するなど、商魂たくましい大阪ならではの文化が根付いています。

喫茶店ならではの雰囲気、メニュー、インテリア…、各店が守り続ける多彩な文化を感じてみてください。

この記事を書いたのは、TOKK編集部 K

生まれも育ちも京都。阪急電車の全駅を紹介した『まちあるき手帖　神戸線・宝塚線・京都線』を編集し、阪急電車の全駅を踏破した経験の持ち主。気になること、興味の対象は数限りなく、一日24時間では足りない！

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