ミスドミュージアム 予約なしでも楽しめる!(アクセス情報も)
2024.03.29グルメ
「キレイ」「おいしい」を楽しく学べる施設として、大人から子どもまで大人気の展示・体感施設「ダスキンミュージアム」。1階にみんな大好きミスタードーナツの展示がある「ミスドミュージアム」、2階にはおそうじの歴史や文化が学べる「おそうじ館」という2つのミュージアムを備えた大阪府・吹田市にある施設です。
今回2024年3月16日に「ミスドミュージアム」内に、開館以来初リニューアルの新エリア「ドーナツの森」が誕生することをきっかけにTOKK編集部イチのスイーツ好き・Rが取材してきました!
ドーナツづくりの楽しさを体験できる、ミスドキッチンをはじめ「懐かしい!」が連発のオリジナルグッズの展示の様子などをご紹介します。
また「ダスキンミュージアム」へどう行けばよいかわからない人にも安心のアクセス情報もしっかりご紹介!予約なしでも楽しめる「ダスキンミュージアム」をたっぷりご紹介します。
※店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。
目次
ミスドミュージアムってどんなところ?
企業ミュージアムである、ダスキンミュージアムは「キレイ」「おいしい」が学べる展示・体験施設。そのダスキンミュージアムの1階にミスドミュージアムがあります。
創業の地である大阪府・吹田市で2015年に開設したダスキンミュージアムは、おそうじの歴史や効果的なおそうじ方法を学べる「おそうじ館」と、ミスタードーナツのこれまでの商品やグッズの展示が見られる「ミスドミュージアム」の2つのスペースになっています。
今回はミスドミュージアムを詳しくご紹介します。ミスドミュージアムは、基本的には入館無料(体験などは別途料金要)。予約がなくても見られる展示などもあり、家族で訪れるのも、デートや友人たちと楽しく訪れることができます。
ミスドミュージアムは、大きくわけて6つのエリアに分かれています。そんなエリアをご紹介します。
昔話がとまらない!「ミスタードーナツヒストリー」
まず最初の「ミスタードーナツ魂」ではミスタードーナツの原点や創業以来の事業に懸ける思いが紹介されています。
続いて「ミスタードーナツヒストリー」、「ミスタードーナツの取り組み」では今までにあったミスタードーナツの商品や店舗デザイン、オリジナルグッズなどが展示されています。
上記写真右にある、イラストレーターの原田 治さんのイラストがデザインされたOSAMU GOODSなど、当時を知る人は「これ持ってた!」「まだ家にある!」の連続ではないでしょうか。私もいまだ家にある物もあったりして、懐かしさに泣いてしまいそうです。
「ミスタードーナツヒストリー」は年代別に展示されています。このオリジナルグッズは、展示内容を不定期的ですが変更しているそう。いつ行っても新しい発見があるのはうれしいですよね。
また「ミスタードーナツの取り組み」では、ミスタードーナツが人と環境に配慮した様々な取り組みをタッチパネルでご紹介しています。
2024年3月16日 リニューアル!「ドーナツの森」
続いてリニューアルしたばかりのエリアが「ドーナツの森」。「ドーナツの森」は、ミスタードーナツが過去発売してきた商品約1800種以上のドーナツやパイなどの中から、思い出深い16種類の商品を展示した「はじまりの木」を筆頭に、全長約11メートルもあるエリア。発売年が近い商品やパイ、マフィンなどをエリアに分けて紹介していて、まるで年表のようです!
壁面にはほぼ実寸大の模型やイラストで127種類の商品を掲出されています。これらはミスタードーナツの商品の中でも、時代の象徴的な商品などが選ばれているのだそう。
商品のドーナツやパイのイラスト下には二次元バーコードがプリントされ、その商品の情報を読むことができます。好きだった商品、気になる商品はぜひスマホ片手に読み込んで確認してみて。
ちなみにこちらは私が大好きだった商品・ライムパフ。大好きだったのに販売が終了になってしまって残念です…(スタッフの方曰く、そんな人はだいぶレアなのだそう…)。個人的には復活求む!
ドーナツやパイなどの展示を見ていると、ついつい自分や誰かのお気に入りなどについて話したくなる、そんな魅力に溢れています。
掲出されている商品以外は、タッチパネルで検索できる「misdo図鑑」で見ることができます。「あの商品がない!」となった方はぜひこちらで検索して、お気に入りの商品など思い出に花を咲かせてみるのはいかがでしょうか。
この「ドーナツの森」中央には、「ポン・デ・リングの木」と呼ばれるものが描かれています。やはり「ポン・デ・リング」はミスタードーナツの歴史を記すうえでは絶対に外せない、大事な商品なのだそう。ちなみにポン・デ・リング発売は2003年、すっかりお馴染みの商品なのでもっと長く販売されていそうな気もします。
なおこの「ポン・デ・リングの木」では、ポン・デ・リングの数で身長を測ることができますよ!フォトスポットにもおすすめです。
なお、「ミスドミュージアム」が今回リニューアルしたことでできた「ドーナツの森」ですが、障害者差別解消法(2024年4月1日に改正法施行)を念頭にして、スロープが設置されました。
ドーナツの森前にあるスロープを利用すれば、車いす利用者の方や階段を利用することが難しい人にでも先にある「ミスドキッチン」へ入室しやすい施設を目指したのだそう。
全国のミスドショップが!「わたしのミスタードーナツショップ」は思い出ぽろぽろコーナー
続いて全国のミスタードーナツの店舗の写真が、半ドーム型の壁面に一堂に並んだ「わたしのミスタードーナツショップ」。
こちら驚きなのが、箕面にある1号店から最新のショップまですべての店舗の写真が並んでいます。2,000以上の店舗が並ぶ様は壮観!
よく通っていたお店、店内にメリーゴーランドがあるお店、ドライブスルーをはじめて導入した店舗など、ミスタードーナツの個性的な店舗も多く、行きつけだったお店などを探してみるのも楽しいですね!
予約殺到!大人気のドーナツづくり体験!「ミスドキッチン」
そしてミスドミュージアムにおいて、一番の話題のエリアが「ミスドキッチン」です。「ミスドキッチン」では、ドーナツづくりの楽しさやここでしか食べられない揚げたてドーナツのおいしさを体験することができます。
このミスドキッチンは、月2回の事前申し込みによる抽選制で体験できる要予約のエリア(所要時間は約100分・ペア1組1,200円)。
ミスドキッチンは、1日2回制で実施され(10:15~、14:00~)、ペア参加が基本。各回16組32名が定員で体験することができます(体験可能な年齢などもあるので詳しくは下記を確認)。
行く日が決まったらまずは申し込みをしてみましょう!
アツフワな初体験ドーナツを!ミスドキッチン体験レポ
今回はミスドキッチンで、取材用に特別ショートコースを体験させてもらいました(通常の手づくり体験とは一部異なります)。
このミスドキッチンの体験では、ドーナツの型抜きや、ポン・デ・リングにデコレーションするなど自分だけのドーナツづくりを楽しめます。
まず机には、揚げたてのドーナツにかけるグレーズとデコレーション用のゴールデントッピング、ココナツ、チョコクランチがラインアップ。
また左上部の蓋がされてるケースは、ポン・デ・リング用のチョコレートです(チョコソースは湯煎されているのでトロトロ!)。
体験用に、ポン・デ・ライオンがプリントされたギャルソン型エプロンとゴム手袋がセット!着用して体験スタートです!
ドーナツの型抜きはこのように行われ、体験では1人3つのドーナツを成形します。
型抜きされたドーナツは、ミスドキッチンのスタッフの方が揚げてくれます。ミスタードーナツのドーナツを揚げる姿って、なかなか間近で見られることがないので初めての感覚!新鮮です…
揚げたて熱々のドーナツを各自のテーブルに持ってきてもらいます。
「ドーナツが熱いうちにグレーズをスプーン1〜2杯かけてくださいね」とスタッフの方。グレーズはお砂糖のシロップなので、ドーナツにかける前にポットの中でぐるぐるかき混ぜてやわらかくします。ドーナツの上から満遍なくかけて!
グレーズをかけたら、その上にお好みのトッピングをデコレーションします。私はとにかくココナツが大好きなので大量にかけますが、圧倒的にデコレーションのセンスがない…。
「熱いうちにぜひ食べてみてください」の声に慌てていただきます。
この温かいまま食べるドーナツは、ミスタードーナツの店舗でも提供がないので、本当にここだけのお楽しみ!
熱くて手で割れないほど、ほやアツふわぁで、言葉にできないおいしさ…。とろけるドーナツってこういうことを言うんですね。
冷めても十分おいしいミスタードーナツのドーナツですが、熱々も美味です…。
続いてポン・デ・リングにチョコソースをかけます。つやつやで美しい…。
ここで欲張りな気持ちがむくむくと出て、勝手にパートで分けてトッピングを行います。ココナツが好きすぎる中の人の好みが露骨。
ここでスタッフの方から、こんなデコレーションもありますよとアドバイスが。トッピングをした上から、スプーンでチョコレートソースをすくってかけるのだそう。
お…おしゃれです!
チョコソースをもっと楽しみたい…ということかと思いましたが、トッピングを定着させる意味もあるのだそう。おしゃれで効率的でさらにチョコが楽しめるだなんて、いいことずくめですね!
食べられなかったドーナツなどは、箱に詰めて持って帰ることもできます。お土産にしてもおすすめです。パッケージには自分でイラストなどを描いて世界に一つだけのパッケージを作ってくださいね。
ドーナツをつくったり、様々なトッピングを行ったりとここだけの体験ができる「ミスドキッチン」は、ミスドミュージアムに行くことを決めればまっさきに申込みをして欲しいエリアです。
なお、ミスドキッチンは予約・抽選制のコーナー。抽選に外れてしまったり、急遽訪れることになった人のためにおすすめなのが予約不要の「ドーナツボールトッピング体験」(平日10:30〜15:00、土・日曜・祝日10:25〜14:30。1回200円)。ドーナツボールにお好みのトッピングをして、自分だけのオリジナルドーナツを楽しむことができます。
予約なしでもたっぷり楽しめるミスドミュージアム。子ども連れや家族で、友人となどドーナツ好きはぜひ一度訪れて欲しい施設です。
ダスキンミュージアムへのアクセス方法!
ダスキンミュージアムへ行ってみたくなった方。吹田って大阪のどのあたり?どうやって行ける?となる方は、ぜひこちらをチェックして!ダスキンミュージアムの最寄り駅である、OsakaMetroまたは北大阪急行 江坂駅からのアクセスをご紹介します。
1 OsakaMetroまたは北大阪急行江坂駅 南側8番出口を出て南へ。
2 広芝町というすぐ大きな交差点にあたるのでそこを右折します。
3 右折後はひたすら真っすぐに進みます。
4 江の木町歩道橋が見えたら、横断歩道をわたっておきます。
5 あと少しです!ひたすら真っすぐ進みましょう!
6 左側にDUSKINの文字が入ったビルが見えたらそこがゴール!
7 ダスキンミュージアムに到着です!ダスキンの会社の敷地内にあるので、門をくぐって左側に見えるビルがダスキンミュージアムです。
いかがでしたか。アクセスとしては、江坂駅から徒歩約10分ほどかかります。平坦な道なので歩きやすいですが、アーケードなどがないので、雨天時は傘など必携ですよ!
ダスキンミュージアムいかがでしたか?
関西が誇る会社・ダスキンのおそうじやミスタードーナツについて楽しく学べる施設・ダスキンミュージアムいかがでしたか?
無料(一部要予約・料金要)なうえに、家族連れや友人、恋人といろいろ楽しめる施設なのでぜひ気軽に訪れてみてはどうでしょうか。
ミスドミュージアムでたっぷり展示をみて学んだあとは、ダスキンミュージアムに併設しているミスタードーナツのショップがあるので、食べたくなった気持ちをここで解消してみて!
店名 | ダスキンミュージアム |
時間 | 10:00~16:00(入館は15:30まで) |
定休日 | 月曜休(祝日の場合は翌日休) |
問い合わせ | 06-6821-5000 |
アクセス | OsakaMetro・北大阪急行江坂駅下車 約10分、または OsakaMetro・北大阪急行江坂駅→阪急バス・芳野町停下車すぐ |
住所 | 吹田市芳野町5-32【MAP】 |
URL | https://www.duskin-museum.jp/ |
この記事を書いたのは… TOKK編集部R
大阪・北摂育ち。甘党で1日1回の甘いものが欠かせません。
愛しているものは、ミルクティーとチョコレートとナッツとチーズケーキ…
趣味は、美術館巡り(浮世絵大好き)と観劇(ストレートプレイ中心)
シネマやイベント、TOKKの公式X(旧Twitter)を担当しています。
阪急沿線情報紙「TOKK」は創刊から50数年を経た情報紙で、関西の私鉄・阪急電車沿線のおでかけやグルメとくらし情報を毎月1回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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