SNSで話題の「まるごとメロンケーキ」をはじめ、オリジナルのスイーツを発信し続けるパティシエ・加藤幸樹がオーナーシェフを務める神戸六甲の「Atelier Kato（アトリエ カトウ）」（2022年12月25日に閉店）が、2023年春、大阪へ移転オープンする。

メロン1個ををまるごとくり抜き、中にスポンジやクリーム、フルーツを何層にも重ねた「まるごとメロンケーキ」は、美しい断面とインパクトのあるビジュアルで、メディアやSNSで多く取り上げられた新鋭のスイーツ。

そんな名作を生みだしたパティシエがオーナーを務める神戸六甲の「Atelier Kato」が、この春、大阪市北区本庄東に移転することが発表された。

パティスリーではなく「アトリエ」と掲げるのは、作り上げるモノを「作品」としてとらえ、「おいしい」だけではない「感動や体験」を味わってほしいという思いから。これまでにも「生カヌレ」や「本当に美味しいチョコバターサンド」といったオリジナルのメニューを考案し、「生カヌレ」 はクラウドファンディングで目標金額の817%を達成するなどあつい支持を受けている。

新店舗の一番のこだわりは、8席のカウンター席。カウンター席の向こうはオープンキッチンで、席に座ると作品を作り上げるパティシエの手さばきや真剣な表情を目の前で眺めながら、サーブされるスイーツを待つ。ライブ感にあふれる店内で、どんな驚きのあるスイーツをいただけるのか今から待ち遠しい。

新店舗の場所は、阪急天神橋筋六丁目駅から北へ徒歩約9分。梅田の中心街から外れた住宅地という立地も、隠れ家的で話題を呼びそうだ。

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