<天神祭編>風土を知る夏の祭事。地域の歴史と文化に触れる【TOKK2023年7月号】

千年以上受け継がれてきた京都の祇園祭、大阪の天神祭をはじめ、阪急沿線の個性豊かな地域性が感じられる夏の祭事をご紹介。

天神祭 7月24日(月) ~25日(火)

大阪の街を練り歩き地域の繁栄を祈願する

大阪天満宮の御祭神である菅原道真(すがわらのみちざね)公の御神霊に地域の平安と賑(にぎ)わいを見てもらい、今後のさらなる繁栄を祈願する「天神祭」。その始まりは951年。社頭の浜から神鉾を流し、流れついた浜に斎場を設けて禊(みそぎ)祓を行った際、神宮の周りに住む人々や崇敬者が船を仕立てて迎えたのが起源とされる。

現在の天神祭では、24日の宵宮に大川へ神鉾を流し、無病息災を祈願する「鉾流神事(ほこながししんじ)」が行われると、25日の本宮で本殿にて菅原道真公の御神霊を御鳳輦(ごほうれん)に遷す。その御鳳輦を陸を歩いて川岸まで送る神事が「陸渡御」、船で川岸から御旅所まで渡す神事が「船渡御」だ。日没後に花火が奉納され、祭りは盛大なフィナーレを迎える。

昨年は一部の神事が中止されたものの、「陸渡御」のだんじりが江戸時代末期の職人の工法を再現する形で170年ぶりに新調されるなど、明るいニュースもあった。
そして今年は4年ぶりにすべての神事を制限なく催行する予定とあって、さらなる活気に満ち溢(あふ)れること必至。今年は現地を訪れて、大阪の街の賑わいを体感したい。

陸渡御【荒天中止】

大阪天満宮~老松通~大阪市役所前~天神橋 7月25日(火)15:30~

威勢よく太鼓を打ち鳴らす催太鼓(もよおしだいこ)を先頭に、御神霊を乗せた豪華な御鳳輦や色彩豊かな衣装をまとった約3,000人の行列が、大阪天満宮から老松通、御堂筋、天神橋と大阪の街を勇壮に練り歩く。

問い合わせ06-6353-0025
アクセス阪急大阪梅田・天神橋筋六丁目各駅→地下鉄・南森町駅下車すぐ
住所大阪市北区天神橋2-1-8【MAP

船渡御【荒天中止】

天神橋~飛翔橋 7月25日(火)18:00~21:00

陸渡御の一行は、天神橋に到着すると船に乗り込み大川へ。御神霊を乗せた御鳳輦奉安船やそれを出迎える御迎え船など、100隻以上の船が川面を往来する。随所で行われる、掛け声とともに手締めを交わす「大阪締め」も名物。

アクセス阪急大阪梅田・天神橋筋六丁目各駅→地下鉄・南森町駅下車 約8~14分

奉納花火【荒天中止】

大川・毛馬桜之宮公園一帯 7月25日(火)19:30~20:50

祭りの最後には、約3,000発の花火を打ち上げ神様に奉納する。なかには、神紋の梅にちなんだオリジナル花火「紅梅」の打ち上げも。大川を往来する船に掲げられたかがり火と打ち上げ花火が、非日常的な光景を演出する。

アクセス 阪急大阪梅田・天神橋筋六丁目各駅→地下鉄・南森町駅下車 約8~14分

【TOKK2023年7月号】特集記事はこちら↓
<祇園祭編>風土を知る夏の祭事。地域の歴史と文化に触れる

【2023年】京都・大阪・神戸、関西の夏のイベント・祭事まとめ

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