宝塚歌劇団・月組トップスター、月城かなと(つきしろかなと)さんインタビュー 若き菅原道真が奮闘する歴史サスペンスと深海がテーマのラテンショーの二本立て

2023年2月4日から3月6日まで宝塚大劇場で上演の月組公演、平安朝クライム『応天の門』-若き日の菅原道真の事-、ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』。

お芝居の見どころや、ショーについて月組トップスター・月城かなとさんにお話を伺いました。

お芝居や役どころについて教えてください。

学問の神様と称される菅原道真と平安の色男・在原業平が都で起こる怪事件を解決していく人気マンガを舞台化した歴史サスペンスです。私が演じる道真は、博学で物事の真実を見抜く頭の良さのある人。そんな人物だからこそ、多くの人々が憧れ、神様としてまつられるようになったと感じています。道真にあやかって、役作りにも力強く取り組みたいと考えています。

ポスタービジュアルが印象的ですね。

原作では道真の鋭い目が印象的なので、私もその点に気をつけてビジュアル作りをしています。道真が自分の理想と現実に悩む姿もその目に表れていると思いますので、アイメイクや目の演技にも注目していただければと思います。

菅原道真とご自身に共通点を感じることはありますか。

何か解決すべきことがあったとき、最短でゴールできる道を考え、それがどれだけ困難なことであっても突き進むところでしょうか。周囲からも、“それができれば理想的だけど、難易度が高く実現が難しいことを敢えて選び突き進む”ところが似ていると言われています。

トップとして大劇場3作目になりますが、自身の変化や組に対する思いを聞かせてください。

責任感や重圧もありますが、気持ちが強くなったと思います。今日できることを精一杯行うと共に、さらにより良くするための変化を前向きに捉えるようにしています。月組の皆にも、何かを変えることにマイナスの意識や恐さを感じる必要はないことを伝えていきたいですね。

ショーについて教えてください。

開演アナウンスに続く「ダイブ!」という台詞から、深海への旅がはじまります。華やかな衣装のラテンショーでありながら、深海というテーマがあるところが、月組らしいなと感じています。タンゴでのデュエットダンスは、感情をぶつけ合うようなストーリー性のある振り付けもありますので、その点も注目していただければと思います。

月城かなとさん過去のインタビュー記事はこちら

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