宝塚歌劇団・宙組トップスター、真風涼帆(まかぜすずほ)さんインタビュー 人気映像作品を舞台化したお芝居とイタリアを旅するようなショーの二本立て

2022年8月27日から9月26日まで宝塚大劇場で上演予定の宙組公演、TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』、ファッシーノ・モストラーレ『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』
-心のままに-。

お芝居の役作りや、ショーの見どころについて宙組トップスター・真風涼帆さんにお話を伺いました。

LDH JAPANとのコラボレーションについて

2022年6月の東京ガーデンシアター公演「FLY WITH ME」の際にコラボレーションさせて頂いて、いろいろな音楽や、振り付けについて宝塚歌劇とは全く違う世界観をたくさん勉強させていただき、刺激を受けました。今回は大劇場公演でご縁をいただけたことを、本当に感謝しています。『HiGH & LOW』という作品を宝塚歌劇バージョンで上演できるということで、宝塚歌劇ならではの見せ方などをお届けできればと考えています。

お芝居について教えてください

ムゲンというチームが解散してからSWORD誕生前夜の物語になっています。私が演じるコブラがなぜ無口になってしまったのか、今作のオリジナルキャラクターとなるカナとの出会いやロマンスなども描いています。アクションシーンの多いイメージの『HiGH & LOW』ですが、チームや仲間の関係性などのストーリーにも注目していただければと思います。

人気の映像作品を舞台化するにあたって

現在のような難しい状況が続く中、今できる最善のことを共に追いかけられる仲間がいてくれることに日々感謝しています。今の宙組だからこそ、チームや仲間を守るという『HiGH & LOW』に挑戦できるのではとも感じています。舞台でしかお見せできない魅力をどのように作っていくか、より良いものをみなさまにお届けできるか、様々な方の期待を上回れるような作品を皆で作っていけたらと考えております。

コブラとご自身で共通点を感じることはありますか

仲間や街を守るという点と組を守るという点では、共通点があるのかなと。コブラは、根底にいろいろなものへ「怒り」を感じているキャラクター。「怒り」については何に怒り、憤っているのか、コブラ役を演じる上でもう一つ踏み込んで役を作りこむ必要があると考えています。カナという女性に出会い、コブラがどのように変化していくかをぜひ見守っていただければと思います。

ショーについて教えてください

イタリアをテーマにしたショーで、イタリアの各地を巡ります。暑い夏にぴったりな、日差しを感じるイタリアを、私たちと一緒に旅しているような気持になっていただける作品です。プロローグはイタリアンカラーの衣装に身を包み、男役冥利につきるすてきなシチュエーションです。みなさまが期待しておられるような「ザ・タカラヅカ」なショーをお届けできるのではないかと考えています。

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