宝塚歌劇団・星組トップスター礼 真琴さんインタビュー ハッピーで楽しいミュージカルとスパニッシュで大人の雰囲気漂うショーの二本立て

4月23日より、宝塚大劇場で上演中の星組公演、ミュージカル・エトワール『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』、レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』。お芝居や、ショーの見どころ、108期生の宝塚大劇場デビューについてなどを、星組トップスター・礼 真琴さんにお話を伺いました。

2011年星組で上演された『めぐり会いは再び』、好評により翌年続演された『めぐり会いは再び2nd~Star Bride~』。その続編となる今作のお話を聞いた時いかがでしたか。

宝塚歌劇の作品の中でも、続編で同じ役が成長して登場するものは少ないと思います。私自身、研4だった前作ではうまく出来ず、悩みながら取り組んだ思い出深い作品です。ただ、このルーチェ役でファンになったと言ってくださる方も多くいらっしゃるので、このタイミングで挑戦できることがうれしいです。前作にないシリアスな部分もありますが、みなさまの期待に応える、ハッピーでかわいくて楽しい作品に仕上がっていると思います。

お芝居の役どころについて教えてください。

前作から10年経ち、作品の中でもちょうど10年経過していますので、ルーチェと共に、礼 真琴の成長もお見せできればと思います。また近年の作品では命を懸けて生き抜くといった役柄が多かったこともあり、感情の込め方に戸惑う部分もありますが、親友役の瀬央をはじめ、星組メンバーの普段の気のおけない関係性がそのまま役に出せればいいなと感じています。

ルーチェとご自身で共通点を感じることはありますか。

私が演じるルーチェは人間関係が苦手なところもありますが、家族や友達思いで、ガールフレンドのアンジェリークのことが大好きな役どころ。そんなルーチェが作中で人の温かみや家族の愛情を感じていく中、改めて私自身もいろいろな人に助けられて今があるのだということに気づかされています。

ショーについて教えてください。

全編通してスペインがテーマで、スパニッシュで情熱的な中に重厚感もある大人っぽいショーになっています。今回、闘牛士のマントを翻して踊ることに初挑戦していますが、男役全員がマントを使って踊るシーンは、かなり見ごたえのある場面になっていると思います。またスペインを舞台にした宝塚歌劇の作品の楽曲をメドレーにした中詰め、赤や黒といったカラーだけでなく、白やワインレッドの色合いの衣装もあり、今までにないスペインをテーマにしたショーをお見せできるのではと思います。

108期生の初舞台公演となりますが、いかがですか。

私がトップになって、初めて初舞台生を迎えます。皆の初々しさや元気な姿を見ていると、ハードだったロケットの稽古や舞台に初めて立った時に感じた幸せ、お客様に手拍子をしていただいたこと、視界にあった仲間の顔や景色などが、鮮明に浮かんできました。

礼真琴さん過去のインタビュー記事はこちら

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