宝塚歌劇団・宙組トップスター真風涼帆さんインタビュー 。初舞台を踏んだ大作ミュージカルにトップスターとして再び挑む!

2月28日より公演スタート(予定)、その後、3月14日まで宝塚大劇場で上演される宙組公演、『NEVER SAY GOODBYE』-ある愛の軌跡-。お芝居の内容について、役作りの難しさや見どころなどを宙組トップスター・真風涼帆さんに伺いました。

お芝居の内容について教えてください。

第二次世界大戦下のスペイン・バルセロナを舞台に、写真家と女性劇作家との恋、そしてファシズムと闘う人々の愛と勇気を描いた作品です。「戦争とその真実を伝える」をテーマにした壮大なストーリーが、素晴らしい楽曲によって紡がれていく大作でもあります。作品の世界観を心ゆくまで楽しんでいただければと思います。

初舞台を踏まれた初演の際の思い出は?

楽曲を聞くだけで忘れたと思っていた細かなことまで鮮明によみがえり驚いています。初舞台がどれほど大きな経験であったか、そのことを体はずっと覚えていたんだと改めて思い知らされています(笑)。新人公演に、群衆として出演させていただいたこともあり、ラストの戦場シーンは特に印象深く残っています。思い出深いこの作品に再挑戦できるチャンスをいただき本当に夢のようです。

役作りについて教えてください。

現代を生きる私とは、別世界を生きるジョルジュの人生を理解するのはとても難しいですね。資料として読んだ記事には「目の前の人を助けるか、それともカメラマンとして撮るのか」という言葉が書かれていました。戦場で究極の選択を迫られる戦場カメラマンという職業について、どういった気持ちでその場にいるのかなど、一つずつイメージを掴みながら役作りをしています。

役を演じる上で大切にされていることは何でしょうか?

人気写真家としての華やかな生活から一転、死と隣り合わせの戦場カメラマンへ。彼の人生の舞台が大きく変わるところは、特に丁寧に表現したいと考えています。戦争や権力との闘いが描かれた作品の中で、ジョルジュの生きざまをしっかりとお伝えできるよう役を追求していきたいですね。

2022年をどのような年にしたいと思われていますか?

かなり先の事まで考えて、早め早めに動いていくことがこれまでは多かったと思います。ですが現在は、先の予測がつかないこともありますので、その時々、少し先のことに集中し、取り組んでいます。この一年も引き続き、その時に一番良いと感じることに全力で向き合い、自身の芸事にいかしていきたいと考えています。

真風涼帆さん 過去のインタビュー記事はこちら

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