宝塚歌劇団宙組・トップスター真風涼帆さんインタビュー。宝塚大劇場宙組公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』

6月26日より、宝塚大劇場で上演中の宙組公演シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』。

今回のお芝居やショーの見どころ、107期生の宝塚大劇場デビューについてなどを、宙組トップスター・真風涼帆さんにお話を伺いました。

役づくりについて教えてください。

シャーロック・ホームズの役づくりをする中で、探偵という職業には深い洞察力や観察力が必要とされるということを実感しています。同時に、私たち役者にも目の前の相手を観察し、深く理解することが求められますし、互いの理解がなければ良い作品にはなりません。役者と探偵には、意外な共通点があることに気づきました。

役づくりで大切にされていることは何ですか?

シャーロック・ホームズは、世界中で小説や映画、ドラマが制作され、もっとも有名であり、もっとも愛されている探偵ではないでしょうか。皆さんがイメージされる頭脳明晰、抜群の推理力といった彼の魅力と、宝塚版の役柄を掛け合わせ、自分なりにどのような人物像を作っていくかが大切だと考えています。

ショーについて教えてください。

スイーツと宝塚歌劇。これまでありそうでなかった組み合わせを、とても新鮮に感じます。場面ごとに次々と違うイメージが広がり、ゴージャスで見逃せないシーンがたくさんあります。スイーツも宝塚歌劇も、どちらも皆さまを幸せな笑顔で包んでくれるものではないでしょうか。今から、観劇されたお客様がどのような反応をくださるか、とても楽しみにしています。

今公演からフルメンバーでの公演となりますが、意気込みをお聞かせください。

まずは、これまで以上に宝塚歌劇を愛してくださるファンの皆さま、関係者の方々に感謝の気持ちをお伝えしたいと思っています。当たり前にできていたことが当たり前でなくなりましたが、それを乗り越え、舞台に立たせていただけることに感謝し、宙組全員の元気な姿をお見せできるようお稽古に励みたいと思っております。

今公演より潤花さんとコンビを組まれますが、お二人で目指されるものは?

お互いに縛られることなく、一作品ずつを大切にしながら、二人だけの雰囲気や関係性を作っていきたいと考えています。お芝居、ショーに関わらず、自分の目の前にいる人との間に生まれてくる感覚、流れている空気感を掴み取って、舞台へ反映していく。このことはトップコンビでも、他のメンバーでも変わらないと考えていますし、大切にしていきたいですね。

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