激戦区の江坂でラーメン。“究極のラーメン”から“まぜそば”まで6名店を厳選!
2025.04.17吹田
ご存じでしたか? 実は大阪府吹田市の江坂エリアは、行列のできるお店や、評判の名店が軒を連ねるラーメンの激戦区なんです。広くて、深~~い、江坂ラーメンの世界。踏み入れれば、“理想のラーメン”に出合うことができるかもしれません。
吹田 #江坂 #有名 #ラーメン #ラーメンランチ
目次
ラーメン大阪百名店にも選ばれた、行列の愛され名店「らーめん これこれ」
「2022年版究極のラーメン新店舗部門(準グランプリ)」「2022年版究極のラーメン味噌部門(準グランプリ)」「ラーメン大阪百名店2023」……。
輝かしい受賞歴を持つ、押しも押されもせぬ名店です。

印象的なのは、濃厚みそスープの「どれどれ(1,000円)」。
大分県の米麹味噌をメインに、味噌とスパイスを17種類ブレンドした特製みそを使用しています。
さらに、トッピングの“辛味噌” をスープに溶かせば、味変の世界へ。
沖縄料理の“ソーキ(豚バラ軟骨)”がトッピングされているのも、特長的です。
トロトロになるまで煮込まれたソーキは、大きくてジューシー。

ひるがえって、白しょうゆスープの「それそれ(930円)」はあっさり。女性に人気です。
熊本県の白しょうゆをメインに、九十九里煮干し、氷見煮干し、利尻昆布などでとったエグミのない魚介出汁などをブレンドしたスープ。
ゆずの香りが立ちのぼる上品な一杯で、フライドオニオンがいいアクセントになっています。

お店には他にも、屋号と同じ名前の黒しょうゆ「これこれ(950円)」や「黒チャーハン(490円)」「ソーキマヨ丼(380円)」なども。
いずれもレベルの高い逸品ぞろいなので、ぜひお試しあれ。
スポット名 | らーめん これこれ |
営業時間 | 11:00~15:00、17:30~22:00 |
定休日 | 無休 |
問い合わせ先 | 06-6339-0815 |
アクセス | 阪急豊津駅下車 約20分、Osaka Metro・北大阪急行江坂駅下車 約5分 |
住所 | 大阪府吹田市江坂町1-20-30 キャロル江坂 1F【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/ramen_corecore |
〆までおいしい、つけ麺ワールドへ「三麺流 武者麺 江坂店」
「食べログベストラーメン2013」「食べログベストラーメン2014」などを受賞した名店。
和歌山の地元食材にこだわった、和歌山ラーメンの人気店です。

王道の「中華そば」は、「あっさり(870円)」か「こってり(900円)」スープを選ぶことができます。
鶏豚清湯スープの「あっさり」は、紀州丸鶏・鶏ガラ・豚の背骨を丁寧に煮込んでいます。
うま味だけを引き出したあっさりスープに魚介だしをプラスした、透明感が特長。
一方、鶏豚白湯スープの「こってり」は、紀州丸鶏・モミジ(鶏の足先)・豚の背骨・豚足などを強火で煮込んでいます。
コクがあるのに後口がさっぱりで、とろみ感がクセになる味。

また、「つけ麺(1,000円)」を頼むと、グツグツと煮えたぎったつけ汁が、石焼きの器に入ってやってきます。
ここに平打ちの太麺を潜らせて……。
口に運べば、濃厚な鶏のうま味。魚介の味も効いていて、ほのかに辛味のある醤油がしっかりと絡みます。
麺はモチモチ、大盛無料。
トッピングの豚肩ロースの炙りチャーシューは、ほろりとしたくちどけです。

つけ麺の後は、〆メニューを紹介せずにはいられません。
「つけ麺〆のチーズリゾット(250円)」。
麺を食べ終えてからこれを注文すると、つけ汁がおいしいチーズリゾットに!
チーズがたっぷりです。
濃厚なつけ汁にさらに濃厚なチーズ味がプラスされ、チーズ好きにはたまりません。
三麺流 武者麺 江坂店のつけ麺でしか味わえない、絶品の〆ごはんです。
スポット名 | 三麺流 武者麺 江坂店 |
営業時間 | 11:00~14:30、18:00~22:00(L.O. 21:30) |
定休日 | 火・水曜休 |
問い合わせ先 | 06-6338-1230 |
アクセス | 阪急豊津駅下車 約15分、Osaka Metro・北大阪急行江坂駅下車 約10分 |
住所 | 大阪府吹田市垂水町3-10-20【MAP】 |
家系なのに鶏白湯? 心も満たされる至高の一杯を「らーめん樹希(ITSUKI )」
こちらも行列必須の人気ラーメン店。「らーめん樹希」は、家系なのに鶏白湯という、異彩を放つ存在です。

看板メニューは「鶏そば(900円)」。
家系×鶏白湯のクリーミーなおいしさがウリです。
表面を覆うのは、ブレンダーで泡立てたエスプーマ。まろやかな口当たりです。
しかしながら、スープはほどよく濃厚。豚骨と鶏骨を12時間以上煮込んだ醤油スープが、醤油だれとよくマッチしているのです。
麺はしっかりコシのある中細ストレート麺。スープとの絡みもよく、麺をすすればスープのうま味が一緒に味わえます。

そして、お店のイチオシが「特製鶏そば(1,200円)」です。
これは「鶏そば」のトッピングを増し増しにし、吊し焼きをした肩ロースを2枚追加したもの。
味付け玉子も付き、家系らしい海苔やほうれん草、そして白髪ねぎのトッピングが、器の中に花を咲かせます。
食べ応えのある豪華なトッピングは、大満足間違いナシ。

「らーめん樹希」には他にも、鶏そばの辛いバージョン「REDそば」や、鶏豚スープにまぐろ節でさらに魚のうま味を加えた「魚介そば(900円)」、「吊し焼き豚丼」などの気になるメニューが。
ぜひ召し上がってみてください。
スポット名 | らーめん樹希 |
営業時間 | 11:30~14:30、18:30~21:30(月・木・金曜)、11:30~14:30(火曜)、11:30~15:00(土・日曜) |
定休日 | 水曜休 |
問い合わせ先 | 06-6330-0070 |
アクセス | 阪急豊津駅下車 約15分、Osaka Metro・北大阪急行江坂駅下車 約8分 |
住所 | 大阪府吹田市垂水町1-55-9【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/ramen.itsuki/ |
“鶏節”が躍る塩ラーメンは、一度食べたら忘れられない「らーめん鱗(うろこ) 江坂店」
“澄んだスープに浮かぶ背脂の様子が鱗のようだから”と命名された「らーめん鱗」。
貝のうま味を凝縮した塩だれのスープに、背脂が浮かぶ珍しいラーメンです。
「塩に背脂?」と意外に思うかもしれませんが、そんなことはありません。
食べてみればわかるのです。
それこそが、ここでしか食べられない貴重な味を生み出しているのだと。

「塩らーめん(850円~)」は、香り豊かな、しっかり味のラーメンです。塩辛いのではなく、鶏と昆布の出汁が効いたしっかりコクのあるおいしさ。
トッピングされているのは、鰹節ならぬ鶏節です。鰹節の製法技術で鶏肉から作られた鶏節。
これもまた珍しい。
麺は特注の平打ち中太ちぢれ麺でプリプリ。コシがあります。
味変もぜひお試しください。
柚子胡椒を少し入れると、上品な出汁スープに柚子の香りが加わって、さらに香り高いスープへと変わります。

また、「溜まり醤油らーめん(850円~)」は、漆黒の黒いスープがインパクト大。
しかし、見た目とは裏腹に出汁が効いた、やさしく奥深い味のスープです。
こちらの味変は、お酢でどうぞ。
スープの口当たりが、驚くほどマイルドになるのです。

「らーめん鱗 江坂店」もまた、足しげく通う常連客も多い人気のお店です。
スポット名 | らーめん鱗 江坂店 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~22:00(L.O. 21:30) |
定休日 | 年末年始 |
問い合わせ先 | 06-6318-7900 |
アクセス | 阪急豊津駅下車 約28分、Osaka Metro・北大阪急行江坂駅下車 約5分 |
住所 | 大阪府吹田市豊津町16-5【MAP】 |
URL | https://www.ramen-uroko.com/shopdetails/esaka |
女性にもおすすめの絶品台湾まぜそば「麺や マルショウ 江坂店」
麺や マルショウ 江坂店も、行列の絶えない人気ラーメン店です。

有名なのは「台湾まぜそば(950円)」。
辛さ抑えめです。
汁のない太めラーメンの上に、ピリ辛の台湾ミンチと卵の黄身、シャキシャキの白ネギ、ニラ、海苔が乗っています。
そして、小さなブロック状に切られたメンマも。
それらをしっかりと混ぜれば鰹ベースのタレと絡み合い、深みのある、おいしくて楽しい食感の台湾まぜそばに。
口に運んだ瞬間、ピリ辛風味と濃厚なうま味が広がるのです。
麺はモチモチの平打ち麺。弾力感があり、ほどよくコシがあります。
また、途中でニンニクや昆布酢、柚子胡椒、一味などを入れてみてください。味変を楽しむことができます。
そして、まぜそばを食べ終わった後は、少量の“追い飯”を投入しましょう。
丼の底にたまった具材と混ぜ合わせれば、おいしいまぜご飯のできあがり!

「醤油らーめん(870円)」も、あなどれません。
スープはなかなかの黒さで、富山市のご当地ラーメン“富山ブラック”を彷彿させるほど。
しかし、しょっぱさは控えめです。
黒酢とブラックペッパーが効いた、少し酸味のあるタイプの醤油ラーメン。
お酒を飲んだ後の締めラーメンとしても、広く愛されています。

スポット名 | 麺や マルショウ 江坂店 |
営業時間 | 11:00~14:30、18:00~22:00 |
定休日 | 年末年始 |
問い合わせ先 | 06-6170-9156 |
アクセス | 阪急豊津駅下車 約15分、Osaka Metro・北大阪急行江坂駅下車 約6分 |
住所 | 大阪府吹田市垂水町3-29-2【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/menya.marusho/ |
選べる辛さと味変で、自分好みを楽しんで。「麺創 麺魂」のまぜそば
「麺創 麺魂」も、ラーメン激戦区の江坂において安定の人気を誇るラーメン店です。

おススメは数量限定の「煮干しまぜそば(1,100円)」。辛さのレベルが0から5まで選べます。
レベル0は「ノーマル」で、レベル1は「ほどよい辛さ」、レベル2は「けっこう辛い」、レベル3は「かなり辛い」、レベル4は「激辛!」、レベル5は「危険レベル!!」とのこと。
辛い物好きはぜひチャレンジを。
見た目にもボリューミーなまぜそばは、煮干しの風味がきいた魚介豚骨スープです。
麺は平打ちストレート太麺。モチッとした弾力があり、噛み応えも十分。
トッピングは、角切りチャーシュー、味玉、キムチ、メンマ、水菜、フライドオニオン、ナッツ類、鰹節、ニンニク、刻み玉ねぎ、白ネギ……と盛りだくさん。
野菜はシャキシャキ、メンマはコリコリ、キムチもポリポリ。
口の中に広がる豊かな食感と味が、なんとも楽しい一杯です。
辛さを和らげるには、お酢やマヨネーズを入れてください。ゆずや一味、黒胡椒、ラー油などで味変するのもおススメです。
麺を食べ終わった後は丼にご飯を入れ、オリジナルまぜご飯をどうぞ!

「汁なし担々麺(1,100円)」も、レベル0~5までの辛さが選べます。
クリーミーですが、辛いです。
ですが、自家製の辣油と山椒を使用しているとあって、ただ単に辛いだけではない、味わい深いおいしさ。
ゴマやナッツもいいアクセントになっています。

スポット名 | 麺創 麺魂 |
営業時間 | 11:00~15:00、17:30~22:00(月~金曜)、11:00~22:00(土・日曜、祝日) |
定休日 | 年末年始 |
問い合わせ先 | 06-6330-5527 |
アクセス | 阪急豊津駅下車 約15分、Osaka Metro・北大阪急行江坂駅下車 約5分 |
住所 | 大阪府吹田市垂水町3-24-14 グリーンコーポ江坂第2 118号【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/mentama_esaka/ |
江坂のラーメン、レベル高すぎ
江坂のラーメンはいかがでしたか。いずれも行列のできる人気店ばかりです。上品な一杯から、インパクト大のラーメンまで、その趣向もさまざま。
レベルの高い人気店の味、あなたも試してみませんか。
この記事を書いたのは、Mika

京都市在住20余年。旅行誌などの編集者。
内田百閒と森見登美彦、伊藤若冲、パクチーが好き。
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