新施設のオープンが続く2024年の大阪梅田。特にこの夏話題となったのが「KITTE（キッテ）大阪」！この「KITTE（キッテ）大阪」は、2024年7月31日大阪中央郵便局跡地に誕生した商業施設です。

「KITTE（キッテ）大阪」のあるビルJPタワーは、グルメやショッピングが楽しめる施設のほか、劇場が入っていたり、ラグジュアリーなホテルがあったりと39階建ての大型の建物なんです。そんな「KITTE（キッテ）大阪」には、たくさんの飲食店や雑貨・インテリアなど扱うテナントがあり、その数なんと114店舗（2024年7月17日時点）！

そこで今回は「KITTE大阪はどんな施設？」「KITTE大阪に何があるの？」「そもそもKITTE大阪はどこにあるの？阪急からどうやっていくの？」と「KITTE（キッテ）大阪」がオープンしたことは知っていても、まだまだどのような施設なのか、興味はあるものの、わからない方も多いよう。そこでTOKK編集部が「KITTE（キッテ）大阪」を調査してきました！

今回は、「KITTE（キッテ）大阪」のおすすめポイントや見どころ、また行きかたがわからない方のために、阪急大阪梅田駅やOsakaMetro梅田駅、JR大阪駅からのアクセス情報などもたっぷりご紹介します！　ぜひお出かけの参考にしてみて！

#KITTE大阪　#レストラン　#アンテナショップ

※店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。

「KITTE（キッテ）大阪」ってどんな施設？

「KITTE（キッテ）大阪」は、まだ知らない、まだ体験したことのない日本各地の魅力的なヒト・モノ・コトを集め、日本の良さを発見・再認識できる場所を目指したいとの想いから、「UNKNOWN（アン
ノウン）」をコンセプトとした商業施設で、地下1 階～6 階まで商業フロアがあります。実は建物自体はJPタワー大阪という建物で、その一部の7フロアが「KITTE（キッテ）大阪」というわけなんです。

そんなJPタワー大阪の一部となる「KITTE（キッテ）大阪」ですが、各フロアには「日本各地のUNKNOWN」を集め、知って、試して、味わって、過ごして、といった様々な体験が提供され、
訪れる方の知的好奇心を刺激するような、ワクワクできる施設を目指したのだそう。

▼詳しくは下記の記事でもKITTE大阪の概要やSkyシアターMBSをご紹介▼

【梅田新スポット】「ＪＰタワー大阪」が4月3日竣工。商業施設「ＫＩＴＴＥ大阪」も7月31日グランドオープン

大阪梅田 「JPタワー大阪」に新劇場「SkyシアターMBS」が3月27日（水）オープン。

「KITTE（キッテ）大阪」はどこにある？　アクセス情報

マップを見ても、梅田は「ダンジョンだから…」「いろいろ変わるからすぐ迷子になる…」という方のために！阪急大阪梅田駅から「KITTE（キッテ）大阪」までのアクセスや行き方を写真でサポート！この写真通りに行けば迷うことはありませんよ！ぜひ参考にしてみて。

「KITTE（キッテ）大阪」　阪急大阪梅田駅から

大阪梅田に不慣れな方でも、「KITTE（キッテ）大阪」までわかりやすいルートをご紹介します。このルートで行けば本当に、ひたすら真っすぐ歩くだけなので、大阪梅田の地下に不慣れな方でも安心！

一部、屋根がない部分もあるので、雨が降っている時やものすごく暑い時・寒い時などは別のルートを検討してもいいかもしれません。ただ、わかりやすいルートならこの行き方が一番おすすめです！

1　阪急大阪梅田駅　3階改札口を降りてきたところからスタートです。ムービングウォーク（動く歩道）にのります。

2　阪急うめだ本店の前を右へ。JR大阪駅方面に向かう途中、左部分に上のフロアにあがるエスカレーターを目指します。

3 JR大阪駅の横断歩道手前の左に見えるエスカレーターで2階へ上がります。

4　エスカレーターを上がったら屋外へ

5　この道は、阪神百貨店や大丸梅田店へ行くのにも便利ですよ！

6　赤い矢印が示す部分を目指します。

7　屋根があるところを奥に進みます。右にはJR大阪駅、左に阪神百貨店を見ながら進みます。OsakaMetro梅田駅の方もここからは同じアクセスです。

8　ひたすら真っすぐ進みます。

9　大丸梅田店の敷地内に入りました。ロクシタンの前をまだ真っすぐ進みます。

10　左には、JR大阪駅中央改札に降りるエスカレーターもありますが、ここも真っすぐ進みます。

11　右側に大丸梅田店のスターバックスが見えましたが、まだその前を真っすぐ進みます。

12　左前方にハービスENTが見えてきたらあと少しです！まだまだひたすらまっすぐ進みます。

13　KITTE大阪2階に到着です！　お疲れ様でした！

「KITTE（キッテ）大阪」　OsakaMetro梅田駅から

1　OsakaMetro御堂筋線梅田駅、8番出口を出ます（改札であれば、梅田駅中改札から出ればわかりやすいですよ！）。

2　8番出口を出たら左折です。赤い矢印のエスカレーターを目指し、連絡橋にあがりましょう！　あとは、阪急大阪梅田駅からの7番以降のアクセスと同じです。

「KITTE（キッテ）大阪」　JR大阪駅から

JR大阪駅から「KITTE（キッテ）大阪」へのアクセスは、とっても簡単！説明不要の近さですが、JR大阪駅からの行き方もご紹介します。

1　まずJR大阪駅西口を出ます。桜橋口よりさらに西側の改札になります。改札を出たら左へ。目印は、JP TOWER大阪です。ちなみにバルチカ03のあるイノゲート大阪は、こちらを右折です。

2　左折してからまっすぐ歩くこと1分程度。

3　到着です。JR大阪駅西口直結という名の通りの近さ！！

「KITTE（キッテ）大阪」駐車場・駐輪場

「KITTE（キッテ）大阪」の駐車場は地下3階にあります。

また、駐輪場は地下1階にあり、こちらも24時間の利用が可能です。

KITTE大阪の見どころ①　テナント数やレストラン・グルメの数々

それでは、早速KITTE大阪の見どころをご紹介します。今回は3つにポイントを絞りました！
どこを訪れていいのかわからない方も、これを参考にすれば安心！

「KITTE（キッテ）大阪」の特長といっても良いのが、飲食店の店舗数が多いということ！とにかく店舗数やテナントが多く、またフロアが入り組んでいるので知らずに訪れると驚かれると思います。

そこで、「KITTE（キッテ）大阪」をまずは駆け足でフロアごとにご紹介します。もちろん、各フロアで気になるグルメの店舗や注目テナントもご紹介しますよ！

地下1階　うめよこ　大人のたまり場フロア

まず「KITTE（キッテ）大阪」の地下1階は、「うめよこ」と名付けられた大人のたまり場フロア。様々なジャンルの料理の比較的小規模な店舗が25店舗（テイクアウト含む）あります。

東京発・大阪初なラーメン店「らーめん舎鈴」や、博多で人気の新業態のお店「角打ち小野の離れ」、SNSでも話題の「すし酒場さしす」や気軽に寄れる中華バル「中華バル　サワダ」など、ランチやディナーにはもちろん、気軽にお酒を楽しめる横丁ゾーン、カフェなどもあって使い勝手も抜群です。一人でも行きやすく、また誰かとワイワイでも行くことができます。

1階　西梅田のシンボリックなフロア

続いて、「KITTE（キッテ）大阪」1階は西梅田のシンボリックなフロアをイメージしたカフェやスイーツショップなどの店舗が5店ラインアップ。天井が高く取られた1階は、それだけでゴージャスな雰囲気です。1階アトリウムには、「結び」のコンセプトを込めた水引きのモニュメントが設置されています。

「KITTE（キッテ）大阪」1階では、フランスの高級紅茶のサロン「ダマンリュミエール」やチョコレート専門店「カカオティエゴカン」、JPタワー大阪の29階より上に位置する「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection（大阪ステーションホテル）」監修のスイーツショップ「La Pâtisserie TEISHABA」（テイクアウトのみ）が並びます。

2階　日本各地のファンづくりフロア　Feel JAPAN Journey（ええもんにっぽんめぐり）

「KITTE（キッテ）大阪」2階は、イートインができる店舗は2店舗のみ。日本各地のいいものを集めたという「@JP Cafe」、京都・祇園の人気あんこ専門店「あのんCAFE」が「京今日」という店舗内にあります。「あのんCAFE」は角地にある店舗なのでロケーションも抜群、JR大阪駅ビューが良い点でもおすすめです！

3階　暮らしにまつわる地域の銘品フロア

「KITTE（キッテ）大阪」の3階も、雑貨やインテリアなどが多くそろうフロアのため飲食店は少なめ。そんな「KITTE（キッテ）大阪」3階にはカフェが2店あります。神戸のチーズケーキで有名な「観音屋」、自慢のハチミツを使用したイートイン「杉養蜂園」があります。

4階　わが街自慢の人気レストランフロア

続いて、ゆったりしたレストランが16店舗並ぶ「KITTE（キッテ）大阪」の4階。大阪に観光で来たなら一度は食べたい「串かつだるま」に大阪梅田を代表する人気フレンチ「赤白（こうはく）ブラッスリー」。甘辛醤油にくぐらせたカツレツを乗せた丼「新潟カツ丼　タレカツ」、すでに行列が絶えない人気の鶏白湯ラーメン店「小麦の麺神」、関西初登場の老舗洋食店「日本橋　三代目たいめいけん」、藁焼き鰹がいただける高知の名店「明神丸」など盛り沢山！

ランチに、ディナーに、一人でも、誰かとでも、子連れでも訪れやすい店舗がそろうグルメフロアです。

5階　特別な日を彩る各地の有名レストランフロア

続いてゴージャスな店舗がそろう「KITTE（キッテ）大阪」5階をご紹介します。佐藤可士和がデザインした空間でいただける「すき焼しゃぶしゃぶつかだ」、日本初のシンガポールの人気中華店「東寶（ドンパオ）」、石川・和倉温泉の老舗旅館「加賀屋」、ニューヨークのステーキハウス「ベンジャミンステーキハウス」、関西初の出店となる「山　ワンランク上の世界の山ちゃん」など、自分へのご褒美や大切な人との食事に、記念日のランチやディナーにもおすすめなお店が10店舗並びます。

6階　劇場とコト体験のフロア

「KITTE（キッテ）大阪」の最上階となる6階は、SkyシアターMBSがメインとなりエンタメ施設が並びます。グルメ店としては「スターバックス」のほか、アニメやキャラクターの世界観を楽しめる「BOXcafe」など3店舗が位置します。特に「スターバックス」はかなり大きめの店舗なので、劇場の前後に利用したくなるゆったりした店舗です。

KITTE大阪の見どころ②　15店の日本各地のアンテナショップが一堂に！

続いて「KITTE（キッテ）大阪」の見どころ2点目は、なんといってもアンテナショップの多さ！関西で、いや日本でもこんな一カ所で様々な県や市、店舗のアンテナショップが集まっているところはないのではないでしょうか。

それほど「KITTE（キッテ）大阪」の2階にあるアンテナショップは豊富で、だからこそ本当に楽しいんです！　そんな魅力いっぱいの「KITTE（キッテ）大阪」の2階にあるアンテナショップを少しずつですが全店舗ご紹介します！　ぜひ時間にもお財布にも余裕をもって、お買い物にグルメに楽しんでみて！

「IZUO SHIMENAWAYA（出雲しめなわや）」

山陰地方の食・工芸のセレクトショップ。たたら製鉄で生産された鉄や、海と山に囲まれた風土から生まれる食などを紹介しています。

「沖縄宝島」

厳選こだわりの特産品がそろう沖縄県のアンテナショップ。産地直送の青果や話題の商品も！

「荻野屋」

明治18年創業の現存する最古の駅弁屋と言われる「荻野屋」が関西初出店！信州・上州の特産品なども購入することができます。

「かごしま屋」

鹿児島県のおいしいものが一堂に集まったアンテナショップ。さつまあげにお茶など県の特産品が多くそろいます。

「京今日」

先ほどグルメでも紹介した「あのんcafe」もある、普段使いの京都を感じられるスタイルショップ。日常のおやつや雑貨がラインアップ！

「クラシキ」

岡山県倉敷市の銘菓や地酒、民芸品が並ぶアンテナショップ。観光情報もたくさん発信中！

「SUPER LOCAL SHOPとさとさ」

「極上の田舎」がコンセプトの高知県のアンテナショップ。鰹の商品や野菜・果物の加工品に、土佐茶などがそろう。週末には、生産者が来店するイベントも実施予定だそう。

「富山・石川・福井　情報発信拠点　HOKURIKU+（ほくりくぷらす）」

北陸の地から生まれたこだわりの商品が並ぶ。店内では北陸の日本酒がいただけるバーも！観光案内も設けられ、北陸情報を得られたり、旅の相談もできそう。

「新潟三昧　越の蔵　雪國商店」

新潟に住む人の知恵から生まれた食や技術を紹介するセレクトショップ。角打ちコーナーも設けられ、地酒やおつまみを楽しむことができます。

「兵庫県おみあげ発掘屋」

誰もが知る神戸ビーフに神戸スイーツをはじめ、地元民が愛する調味料やごはんのお供などを紹介するアンテナショップ。「パティシエエスコヤマ」の「小山ロール」の特別販売も実施！

「ひろしまIPPIN」

広島の観光施設「おりづるタワー」プロデュースの、広島のセレクトショップ。県の特産品のほか、伝統工芸品なども紹介しています。

「北海道うまいもの館」

家庭の食を彩る北海道の海の幸・山の幸を1000点もそろえるアンテナショップ。北海道ミルクソフトクリームなども販売し、その場でいただくこともできます！

「みやざき館KONNE」

豊かな自然に恵まれた宮崎県の特産品（宮崎牛、地鶏、マンゴー）などを豊富に取りそろえるアンテナショップ。

「三輪山本」

手延べそうめん発祥の奈良県桜井市において、人気のそうめん店直営店。そうめんのほか、インスタント商品などもラインアップ。

「ゆあさんぽ」

醤油発祥の地・和歌山県湯浅町のアンテナショップ。熊野古道の宿場町として栄えた湯浅の、海の幸や山の幸、かんきつ類などが並びます。

KITTE大阪の見どころ③　旧大阪中央郵便局の建築

最後は、「KITTE（キッテ）大阪」の建物自体です。貴重な近代建築として評価の高い、旧大阪中央郵便局の保存区画がある「KITTE（キッテ）大阪」。近代的な建物の中に、レトロな雰囲気のレンガ造りの壁や窓があるのもこの保存区画があるから。

旧大阪中央郵便局は、昭和初期のモダニズム建築家・吉田鉄郎が設計していました。その旧大阪中央郵便局の雰囲気が、色濃く出た部分が3階にある「観音屋」前のエリアです。

「KITTE（キッテ）大阪」のほかのフロアのデザインと異なり、板張りの床とレンガ造りはノスタルジックな気持ちにさせてくれますよね。天井が高く、窓が大きい所も魅力的！

また、「KITTE（キッテ）大阪」では、館内の至る所でベンチなどが大変多く設置されているということ。お買い物に疲れた時、お買い物後の荷物を整理したい時、誰かとの待ち合わせになど、このようなベンチがたくさん設置されているのは、本当にうれしいですよね。

また、KITTE大阪1階には大阪中央郵便局も健在！なかでも注目は、大阪中央郵便局入口にある、ぽすくまがたこ焼きを持ったモニュメントのあるポストです。訪れたならぜひ写真を撮っておいて！

KITTE大阪　いかがでしたか

「KITTE（キッテ）大阪」は、1874年に開業した初代大阪駅の跡地に建っています。そこから150年、ようやく2024年オープンしました。

「KITTE（キッテ）大阪」の建物の中には、1940年に移転・2012年まで建っていた当時の旧大阪中央郵便局の要素もあちこちに残されていて、かつての大阪中央郵便局を知る人には、懐かしい思いを持たれる方もおられるのではないでしょうか。

「KITTE（キッテ）大阪」は、豊富で魅力的なグルメやショップなどテナントの数々を楽しむことはもちろん、150年間の大阪に思いをはせられる今大注目のスポットです。

施設名	ＫＩＴＴＥ（キッテ）大阪
営業時間	11：00～20：00　※飲食は23：00まで。店舗により時間が異なります。
定休日	不定休
問い合わせ	06-7739-4800
アクセス	阪急大阪梅田駅下車　約11分、OsakaMetro梅田駅下車　約7分、JR大阪駅下車 すぐ
住所	大阪市北区梅田3-2-2【MAP】
URL	https://osaka.jp-kitte.jp/

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この記事を書いたのは…　TOKK編集部R

大阪・北摂育ち。甘党で1日1回の甘いものが欠かせません。
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