通販でも買えるようになった!芦屋「明日の食パン」とは?
2020.07.06グルメ
芦屋に本店がある食パン専門店「明日の食パン」。高級食パンがブームの中、食パン激戦区の芦屋に2019年にオープンし、人気を集めています。
2020年6月「明日の食パン」に新しいメニューが登場。
ますます注目が高まる「明日の食パン」のこだわりや食パンの購入方法をご紹介します。
目次
「明日の食パン」ってどんなお店?
「明日の食パン」は、2019年1月に芦屋にオープンした食パン専門店です。
芦屋は「乃が美(のがみ)」「panya芦屋」といった高級食パン専門店が軒を連ねる食パン激戦区。高級住宅街でも知られる街には、きっと食通の方も多いことでしょう。
そんな街に、堂々出店した「明日の食パン」。舌の肥えたお客さんにも、お店の味を気に入ってもらえる。そんな自信が感じられます。
「明日の食パン」芦屋の店舗
「明日の食パン」の芦屋本店は、阪急芦屋川駅から歩いて約15分、JR芦屋駅からだと5分程の場所にあります。
ガラス張りの外観は、パン屋さんというより、雑貨屋さんのようなおしゃれな店構え。芦屋の瀟洒(しょうしゃ)な街並みになじんでいます。
店舗の中は、幾何学的に組まれたパン棚に、食パンが整然と並べられています。パン1本1本が作品のように丁寧に扱われて、まるで「展示されている」ようです。
「明日の食パン」のこだわりは、素材を生かした無添加
「明日の食パン」は、「本当に美味しいとは何か」を、食パンを通じて問いかけています。
例えば、パン作りに使われるバター。
バターは、牛の生乳などから作られたクリームを攪拌(かくはん)して、そこから生じた脂肪分を固めたものです。
一方、食パン作りに、マーガリンを使う場合もあります。
マーガリンは様々な原材料で作られていますが、コーン油、大豆油などの植物油脂を主体とした食用油脂などの原料を混ぜて練り合わせた加工食品です。
製造を考えれば、バターよりもマーガリンを使う方が楽で仕入れも安定するのですが、「明日の食パン」ではマーガリンは使用しません。
「本当の美味しさ」を考えると、人工的に加工されたものであるマーガリンではなく、バターを選択することが、自ずと「明日の食パン」の答えになるのです。そのバターも、国産100%のものを使っています。
さらには、
保存料、合成着色料、乳化剤、香料、卵、イーストフード
これらは、全て無添加です。
香りや見た目、味わいを良くしたい。長持ちさせたい。そんな人間の都合に合わせて作るのではなく、素材が持つありのままの力を生かし、誰もが本当に安心して食べられるパン作りを行っています。
「明日の食パン」の食パンの種類と値段
開店当初、種類は「MU kodomo(ムーコドモ)」と名付けられた食パン1種類のみでしたが、2020年6月に新メニューが登場し、全2種類となりました。
2020年6月まで「たった1種類だけだった」というのは、驚くと共に、一本入魂のこだわりが感じられます。
「MU kodomo(ムーコドモ)」
「MU kodomo(ムーコドモ)」の値段は1本1,000円(税込)、サイズは1本で2斤分あります。
値段だけ見ると高価に感じるかもしれませんが、1.5斤サイズで850円というお店もあるので、とびぬけて高いというわけではありません。
ネーミングには「無添加で、子どもが食べても安心」という意味が込められています。
材料は、小麦粉、バター、牛乳、チーズ、ハチミツとシンプル。
白いお砂糖にはないハチミツの優しい甘さと、牛乳とマスカルポーネチーズによって深いコクが加わり、何もつけなくても美味しくいただけます。
まずは焼かずにそのまま生で、翌日からはトーストして食べると、食パンの美味しさがより一層楽しめます。
食感は、ふわふわ、もちもち!ゆだね製法で作るため、炊きたてのごはんのような甘みが生まれると共に、水分を含んだ柔らかい食感になるのです。
新メニュー「MU-otona(ムーオトナ)」
値段は1本1,000円(税込)、サイズは「MU kodomo」と同じく1本2斤サイズです。
「MU-otona(ムーオトナ)」は、「MU kodomo」と違って、山型の形をしています。甘さは控えめで、小麦本来の味とほどよい塩味(えんみ)が楽しめる食パンです。
小麦粉は100%北海道美瑛産のものを使用、コクを加えるマスカルポーネチーズも国産です。
食べる時は、トーストするのがおすすめ。定番のバターはもちろん、ほどよい塩味があるので、ベーコンや目玉焼きなどおかず系のトッピングとの相性が良いです。
「MU-otona(ムーオトナ)」もまた、湯種製法で作っているので、しっとり、もちもちとした柔らかい食感。トーストすれば、もっちり、サクサクです!
「明日の食パン」を確実に購入するには?
「明日の食パン」の店舗で予約購入する
「明日の食パン」は芦屋の本店以外に、大阪・堂島と福島にも店舗があります。「明日の食パン」は人気のため、当日お店に行って買おうと思うと、売り切れている場合があります。事前に電話するか、店頭で予約して、取り置きしておいた方がベター。
なぜなら「明日の食パン」では、その日販売する分を早朝から焼き上げ、売り切れ次第販売終了としているからです。
焼き上がりの時間が何時、何時、と、1日に数回決まっていて販売する量を調整するスタイルではありません。
そのため、特に夕方以降に買いに行く場合は、事前に電話で確認して取り置きしておいてもらうと安心です。
ちなみに、食パン同様に、素材にこだわって作っているジャムも取り置きが可能です。
芦屋本店
芦屋本店では、宅配サービス「Uber eats」に対応しています。わざわざ買いに行く手間が省けるので、近くの方は利用してみてはいかがでしょうか。
問い合わせ | 0797-25-0678 |
アクセス | 阪急芦屋川駅下車 約15分 |
住所 | 芦屋市上宮川町3−4【MAP】 |
堂島店
堂島の地下街にあります。JR東西線の北新地駅が最寄り駅です。梅田でのお買い物のついでに立ち寄れて、雨の日も濡れずに買いに行けて便利。
問い合わせ | 06-6347-8755 |
アクセス | 阪急大阪梅田駅下車 約12分、JR北新地駅下車すぐ |
住所 | 大阪市北区曽根崎新地1丁目堂島地下街3号【MAP】 |
福島店
阪神福島駅、JR東西線・新福島駅が最寄り駅。JR環状線・福島駅からも歩いて行けます。駅からなにわ筋を南下すれば到着です。
問い合わせ | 06-7172-4817 |
アクセス | 阪神福島駅、JR東西線・新福島駅 約3分 |
住所 | 大阪市福島区福島1−2−15【MAP】 |
「明日の食パン」は、通販でも購入可能!
関西にある3店舗のみの販売でしたが、遠方の方も購入できるようにと、オンラインショップがついにオープンしました。
公式オンラインショップはこちら
素材にこだわり抜く「明日の食パン」。2種類の食パンを購入して、味の違いを食べ比べてみるのも楽しいかもしれません!
明日の食パン公式ホームページhttps://ashitanoshokupan.com/
この記事を書いたのは… TOKK編集部T
「TOKK(トック)」編集部T。豊中育ち→箕面→豊中→池田→神戸・岡本→池田と阪急沿線を転々とする。そのたびに、その街と周辺を隅々まで歩き、住人だからこそ分かる見どころを掘り起こしている。次に住んでみたいのは阪急京都線の大山崎。趣味は、おいしいもの発掘と山歩き。
阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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