能勢・豊能のランチ7選。自然の恵みを味わい心満たされる、おすすめの店

阪急沿線の街、箕面・茨木・池田・川西に隣接する能勢・豊能エリア。梅田から車で4、50分とアクセスしやすく、自然が多いことから、古民家をリノベーションした小さなレストランやカフェ、雑貨店など、こだわりを持ったお店が集まっています。

澄んだ空気と自然に身をゆだねて、心も体も満たされるランチの店を、TOKK編集部が厳選しました。おしゃれなカフェから古民家レストラン、子連れにもうれしいお店まで、参考にしてみてくださいね。

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能勢のおしゃれなカフェ&ギャラリーの健康ランチ「里づと」/駐車場あり

日差しでまぶしく輝く、白い一軒家。「里づと」は2014年にオープンしたギャラリー&カフェで、ナチュラルな空間に漂うゆるりとした空気に心がほぐれます。

里づとの外観

ギャラリーでは、器や布、洋服、雑貨など、店主がセレクトした暮らしにまつわる用品を中心に、作家さんの作品を展示販売。能勢や猪名川で活動する作家さんの企画展なども行われます。

里づとの店内

カフェではランチやスイーツ、コーヒーをいただくことができます。週替わりのランチプレートには、能勢で親しまれている食材がたっぷり。お味噌汁とごはんが付いて、健康的なバランスの良いセットです。表情豊かな作家さんの器も、おいしさを引き立ててくれます。

里づとのカフェメニュー

のどかな風景を眺めながらもうひと息つきたい時は、「茶釜」で沸かしたお湯で淹れるコーヒーと、能勢の豆腐店のおからを使ったヘルシーなチーズケーキを。穏やかに流れる時間に身をゆだねて。

スポット名 里づと
時間11:00~17:00(LO16:30)
※ランチは予約優先(日曜・祝日は予約不可)
定休日月・火曜(祝日の場合は営業)
問い合わせ072-743-0578
アクセス能勢電鉄・山下駅→阪急バス「森上」停下車 約4分
住所大阪府豊能郡能勢町森上224【MAP
URLhttps://satoduto.com/

能勢でバイキングランチ。自家農園の野菜がたっぷり!「みちくさ能勢」/駐車場20台

能勢のネイチャースポットといえば、国指定天然記念物の「野間の大けやき」。その近くある「みちくさ能勢」では、金~日曜限定でランチブッフェを行っています。 「みちくさ能勢」は、農業体験や五右衛門風呂が楽しめる農家民宿ですが、ランチブッフェは宿泊しない人でも利用することができます。

みちくさ能勢のお総菜

ランチブッフェの内容は、自家菜園で収穫した無農薬野菜をたっぷり使ったお総菜が10種類!その日によってラインアップが変わります。色とりどりの新鮮な野菜をいろんな料理で味わって、バイキングの醍醐味を楽しみましょう。

また、ビュッフェには全粒粉の小麦粉を使った、焼き立ての石窯ピザもついています。こちらにも新鮮な野菜やフルーツがたっぷり!

みちくさ能勢のピザ

一人2枚まで注文可能で、小ぶりなサイズだからいろんな味を楽しめる!家族やお友達と、ワイワイしながらシェアするのもおすすめです。

みちくさ能勢の景色
スポット名みちくさ能勢
時間11:30~14:00LO ※90分制
料金大人(12歳以上)2,500円
小学生(6~11歳)1,200円
幼児(2~5歳)800円
乳児(0~1歳)無料
定休日月~木曜(祝日の月曜は営業)
問い合わせ072-743-5560
アクセス能勢電鉄・妙見口駅→阪急バス・奥の院停下車 約210
※バスは平日の限られた時間のみ運行のため、車での訪問がベター。
住所豊能郡能勢町地黄1086【MAP
URLhttps://michikusa-nose.com/

牛肉の概念が覆る!能勢黒牛のお肉ランチ「新橋亭」/駐車場10台

能勢に畜産農場があることをご存知でしょうか?能勢を訪れたなら、一度は食べてみたいのが「能勢黒牛」です。

「新橋亭」は、「エシカルな循環」「しあわせな牛を育てること」をコンセプトにする、能勢の中植農場直営の焼き肉店。牛の腸内環境を整えるために乳酸菌と納豆菌を餌に加え、能勢の自然ときれいな水、牛にストレスを与えにくい環境管理を徹底して、大切に育てた牛の新鮮なお肉がいただけます。

能勢黒牛のステーキ

能勢黒牛は、臭みがなく、やわらかい赤身とさっぱりとしたサシが一番の特徴!濃厚な旨みがありながらも、軽やかな口当たり。サシは胃もたれしない良質な脂で、毎日でも食べられる体にやさしい牛肉なのです。

「新橋亭」のランチタイムには、三つの部位が食べ比べできるあみ焼きランチセットがおすすめ。塩タン&特選モモ&カルビの「ヘルシー」、上ロース&上バラなどの「特選」、おすすめ希少部位の「厳選」、フィレサイコロステーキなど選び抜いた「極上」セットの4種類です。

能勢黒牛の網み焼きランチ

また「焼き肉の煙と臭いが気になって、昼から網み焼きはちょっと…」という方も安心。全席無煙ロースターが備えてあるので、煙が気になりにくいのもうれしい!

新橋亭の店内

席は間仕切りがあって個室感があるので、家族の集まりにも利用しやすいです。

いつも食べているお肉との違いを、新橋亭で体感してみてはいかがでしょうか。

スポット名 新橋亭
時間11:00~14:00 / 17:00~21:00
定休日月曜
問い合わせ 072-734-0100
アクセス能勢電鉄・山下駅→阪急バス・片山口停下車 約5分
住所大阪府豊能郡能勢町平野124-1【MAP
URLhttps://nose-kuroushi.jp/

豊能のおしゃれで人気のランチ。子連れにもいい「JOZU+(ジョウズプラス)」/駐車場25台

複合施設 「JOZU+(ジョウズプラス)」は、オリジナル家具と金物のものづくり集団「上手工作所」が手がける、2022年オープンのスペースです。発酵をテーマにした4つの飲食店が集まる心地良い場所です。

中でもレストラン「孚 ふぅ」 は、発酵をテーマにしたランチを提供。みそや塩こうじといった、自家製の発酵調味料で作った、体が喜ぶメニューです。

JOZU+のランチ

発酵調味料にあわせるのは、地元で採れた旬の食材。偏りがちな栄養バランスを整えてくれる健やかなメニューです。子ども用のランチメニューも用意されているので、子連れも利用しやすいのがうれしい。

ほかに、コーヒーとコッペパンのカフェ「閑日(かんじつ)」、いなり寿司などのテイクアウトフード店「穂狐(ほこ)」、フローズンヨーグルトの「two tone yogurt(ツートーンヨーグルト)」と、食べることが好きな人なら思わず立ち寄ってしまうお店もチェックしてみてくださいね。

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9/28オープン!⼤阪豊能町「JOZU+(ジョウズプラス)」発酵をテーマにした飲⾷店や家具・雑貨店の複合商業施設

施設名JOZU+(ジョウズプラス)
時間11:00〜17:00  ※『孚 ふぅ』のみ11:00〜15:00(L.O.14:00)
定休日⽉・⽕曜(祝⽇の場合は営業) ※『穂狐 Hoco』『two tone yogurt』は⼟⽇祝のみ営業
問い合わせinfo@jozu-plus.com 072-743-9131
住所⼤阪府豊能郡豊能町余野10‐1 【MAP
アクセス新名神高速道路 箕面とどろみICから車で約10分
URLhttps://www.jozu-plus.com
https://www.instagram.com/jozu_plus/

能勢の里山を見渡す絶景ランチ「ほんたき寺巣(ホンタキテラス)」/ 駐車場あり

能勢妙見山の中腹にある本瀧寺は、通称「バイク寺」と呼ばれ、全国からバイク好きが集まる人気のスポット。最近はバイク好きだけでなく、若い人も増えている理由は、境内にあるカフェ「ほんたき寺巣(ホンタキテラス)」から眺める絶景とグルメ!

ほんたき寺カフェのテラス

元々は「ほんたき 山のカフェ」として営業していましたが、2022年4月に「ほんたき寺巣(ホンタキテラス)」としてリニューアル。リニューアル前からある「ほんたき薬膳カレー」は今も継続して人気のメニューです。

「ほんたき薬膳カレー」 は、お寺らしいアレンジがされているのが特徴。さば節の出汁に6種類の薬膳スパイスを加えたオリジナルのルーに、宇治茶で炊いたご飯、精進料理でも使われる生湯葉をトッピング。さらに、「揚玉葱」を追加すれば、玉ねぎの甘みと食感が良いアクセントに。

ほんたき薬膳カレー

また、パティシエが作る本格的なスイーツもメニューにラインアップ。カヌレやガトーショコラといったお菓子とコーヒーで、ゆっくりと景色も味わってみては。

▼リニューアル前の取材記事▼
ロケーション抜群の能勢「ほんたき 山のカフェ」で心潤す大人の休日

和食料理人が手がける会席ランチ。夏は蕎麦、冬はボタン鍋「おやじのめしや」/駐車場あり

「おやじのめしや」という気取らないお店の名前。実は、数々の名店や高級店がひしめく大阪・北新地の「割烹 秋やま」の店主が、50歳を機に豊能の山里で2023年5月に開いた日本料理のお店です。

飲食業界の第一線で活躍してきた、和食一筋30年の店主がなぜ豊能へ?

おやじのめしやの外観

市場で仕入れた食材や高級食材を、豪華な見栄えで披露するスタイルから、肌で四季の移り変わりを感じながら、今、目の前にある畑の野菜を使って調理する。あるがままの心で料理を楽しめる場所を、改めてスタートさせたかったからだそう。

ランチでは、秋やま時代から繋がりのある豊能・能勢周辺の農家の野菜を中心に、海の幸も取り入れた会席コースを3,000円からと、手の届く価格帯で提供しています。

おやじのめしやの料理

メニューは月替わりで、9・10月は会席料理と土鍋ごはん、11月から3月頃はボタン鍋と八寸(6,800円)。3月から4月頃は山菜料理と土鍋ごはん、5月から8月までは会席料理と手打ち蕎麦。里山の四季が、一年を通じて楽しめます。

おやじのめしやのボタン鍋と会席

お店は土・日曜・祝日だけのオープンで、予約制。農作業の手伝いで収穫までの背景を知っているからこそ、大切に育てられた食材を無駄にしたくない、という思いもあります。

よりシンプルに、よりクリエイティブになった店主の素材を生かした料理と、囲炉裏のある古民家。寛ぎの時間は、大人たちを”素”に戻してくれるはずです。

施設名 おやじのめしや
時間12:00~15:00、17:00~20:00 ※要予約
定休日⽉~金曜(祝日は営業)
問い合わせ090-7099-1839
住所大阪府豊能郡豊能町切畑698【MAP
アクセス国道423号「切畑口」交差点から府道109号 車で約3分
URLhttps://www.instagram.com/yamano_oyaji/
備考法事料理5,500円~

風土と文化も、まるごと味わうガストロノミーのランチ「能勢 日本料理 新」

公邸料理人としてヨーロッパで活躍したオーナーシェフが営む一軒家レストラン。目の前の料理だけでなく、その土地の食文化や風土、生産者の思いなども食べる楽しみと捉えるヨーロッパの食文化「ガストロノミー」に基づいた食体験を提供しています。

能勢 新の店内
(出典:一休.com

築150年以上の古民家をリノベーションした建物で、店内から眺める田園風景は、ヨーロッパの郊外レストランのような絶好のロケーション。

新のランチ
(出典:一休.com

メニューは、京料理を主軸に、能勢町の旬の食材をシェフがクリエイティブにアレンジしたオリジナルのコース料理。利尻昆布と枕崎産鮪節を能勢の水で丁寧にとった出汁は、華やかな香りと旨みを放ちます。

新のランチ
(出典:一休.com

洗練された盛り付けにも、心奪われます。

特別な体験やおもてなしを味わってみたい時やお祝いの時に、至極のひとときを味わってみては。

わざわざ行きたい。能勢・豊能エリアのランチ・グルメ

自然豊かな町で見つけた、店主こだわりのランチ。美味を堪能したら、近くの雑貨店やギャラリーにも立ち寄って、能勢・豊能エリアを一日満喫してくださいね。

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この記事を書いたのは… TOKK編集部T

夕日

「TOKK(トック)」編集部T。豊中育ち→箕面→豊中→池田→神戸・岡本→池田と阪急沿線を転々とする。そのたびに、その街と周辺を隅々まで歩き、住人だからこそ分かる見どころを掘り起こしている。次に住んでみたいのは阪急京都線の大山崎。趣味は、おいしいもの発掘と山歩き。

阪急沿線情報紙「TOKK」は2022年に創刊50年を迎えた情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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