【大阪】デートにもおすすめ!貸し切り船「御舟かもめ」で過ごす極上の大阪クルーズ(料金・トイレなど)

「夏こそどこかへ出かけたいけど、人が多いところはなぁ…。」そんな風に考える方もおられるのではないでしょうか。それなら、普段訪れている・見ている場所でもちょっと新鮮に感じる舟でのクルーズなんていかがでしょうか。

「御舟かもめ」は、定員も少なくアットホームな舟。だからこそ、家族や友人だけで貸し切ることもできる舟なんです。そんな舟で水都・大阪をのんびりクルーズしませんか。今回は気温も少し下がる、夕方から夜にかけてのクルーズをTOKK編集部Rが実際に体験、しっかりレポートします!ぜひ非日常感を味わってみて。

※施設の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に施設にご確認いただきますようお願いいたします。

御舟かもめってどんな舟?

「御舟かもめ」は2009年に誕生した定員10名の遊覧船。もともと、熊本県・天草で真珠の養殖作業に使われていた舟をリノベーションしたもの。

心地良い声で滑らかに解説をしてくれる船長・中野さんが操縦する「御舟かもめ」は、約5畳のウッドデッキと約3畳のキャビンからなります。ウッドデッキは、大きなクッションが人気席!自由に動かすこともできるので、居心地の良い席を見つけて!船頭部は一段高くなっているので、より風を感じる特等席です。

キャビンは天井が低いことで、逆に落ち着くと隠れた人気の席。日焼けが気になる方はこちらへ。

「御舟かもめ」は実はポーダブルトイレも装備!トイレが心配な人も安心です。

御舟かもめのプランは大きく2つ

「御舟かもめ」では、大きく分けて貸し切りと乗り合いの2種類があります。申し込みは、3日前の正午まで。空席がある乗り合い船の場合は当日予約も可能です。

1 乗り合いの場合

最小2名から出航。土・日曜・祝日のみの運航で、その時間ごとにおすすめのコースへ案内してもらえます。また「朝ごはんクルーズ」、「昼の時間」、「夜の時間」などに加えて「桜の時期のクルーズ」などその時期だけのクルーズや「船上茶会」など特別な趣向を凝らしたプランも。ぜひ好みで選んでみて。

コースプラン名1 朝ごはんクルーズ ※「農園 杉・五兵衛」直送の朝ごはん付き。
2 昼の時間
3 夜の時間
コース内容1 桜ノ宮、大阪城、中央公会堂などの近代建築や橋
2 大阪城、中之島一周(近代建築や橋梁、都心の風景)
3 道頓堀、列柱水路、閘門通過
※水門の運用状況や潮位の状況により、コースが変更になる場合があります。
時間1 8:20発、10:20発
2 12:20発、14:20発、16:20発
3 18:20発、20:20発 いずれの時間も約80分
価格1 大人4,700円、小学生以下2,000円
2・3 大人4,000円、小学生以下2,000円

2 貸し切りの場合

少人数のパーティなどにも使用できる貸し切り。こちらは飲食物の持ち込みも可能で、5人なら寝転ぶことも。貸し切りの場合は、12カ所ある船着場を使用することも可能です。※ゴミについては各自で要持ち帰り。

運航日平日、土・日曜・祝日運航可
価格50分 20,000円、80分 26,000円、110分 32,000円(30分ごとに6,000円)※桜シーズンは別料金。

御舟かもめの乗船は、八軒家浜船着場!

最初に記載しましたが、今回は夜の時間を貸し切りました!18:20発の「御舟かもめ」に乗船します。

どのプランもほぼ乗船は八軒家浜船着場から。駅から下車してすぐのところのため、迷う心配もなしです!不安な方は、マクドナルド天満橋パナンテ店または京阪・天満橋駅18番出口を目指して!

いよいよ船が到着しました!

「御舟かもめ」は土足でOK!気になる場所へ陣取りましょう。クッションのカラーリングがキュートです!

乗船とともにいただけるのが、パンフレットとお茶!

それも、昔駅弁といっしょに購入していたコップ付きの水筒(正しくはポリ茶瓶というのだそうです)!ペットボトルが当たり前の今だと、なかなか見かけなくなりましたよね、懐かしい…。そしてかわいい。

マップには、クルーズマップなどを掲載しています。大阪の土地勘がない人はこれで予習!

いよいよ出港!

この日は6月の初旬。潮位の都合でぐるりと一周ができないため、湊町リバープレイスの辺りで折り返してくるルートになりました。

ということで、「御舟かもめ」は八軒家浜船着場を出て西へ向かいます。

すぐ見えてくるのは、中之島。中之島を右に見ながら通過すると天神橋です。天神橋筋商店街の場所の由来にもなった橋ですね。

天神橋をくぐると、左に見えてくるのは北浜にあるフレンチの名店「ルポンドシエル」が入る、ルポンドシエルビル。中之島や北浜エリアは、近代建築も多く雰囲気のある風景が続きます。

ルポンドシエルビルを左手に見ると、いよいよ舟は東横堀川へ。

見どころポイント1 東横堀川水門通過

川も道路と同じで、交通整理のように信号などがあります。また、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させて船の行き来をスムーズにしているのが水門です(写真では右奥の門が水門)。実は「御舟かもめ」の予約が3日前までに必要なのは、この水門通過の許可のためなんだとか(ということで希望の日程が決まれば予約はお早めに!)。

水門を開けて、船を止めて位置をもう一つの川の水位に合わせる。合わせた後、先ほど通過した水門を閉め、船をならしていく…。こう聞くと船の通過って難しいんだなと思うのと同時に、停めている船が水位により上がり下がりするのが面白い!

この水が出ているのは、門が移動していることを知らせるもの。安全のためのものですが、ちょっとした水のショーのようです。

このあたりから、阪神高速道路が平行したり、上部で走ることになります。水路と道路が並走している感じですね。高速道路をよく利用される方ならピンと来るかもしれません、そうこれは阪神高速高麗橋料金所です。

見どころポイント2 本町橋をはじめとする橋梁や列柱水路

東横堀川に入って、川幅も狭くなり上には屋根のように覆う高速道路が印象的に。橋梁が多くあるため、列柱水路になっています。ここからしばらくは、ほぼ真っすぐ南に向かって川は流れています。

歴史ある橋が何本もかかり、その上を多くの人々や車が通っています。この辺りは北浜・本町などいわゆるビジネス街。大阪のこのエリアは、古くからの町で碁盤の目のような区画になっているため、土地勘があればどのあたりを進んでいるかもわかりやすい!

川や橋の名前がそのまま地名になっていることも多く、東横堀川に入って改めて思うのは本当に大阪が水都なんだということ。川から見る風景は本当に新鮮です。

現役の橋として、大阪市内最古の橋である本町橋。当初は、豊臣秀吉が大阪城築城に際して架けられたと考えられていたのだとか。今の橋になったのは大正2年で、大阪市指定文化財にも指定されています。

中野さん「橋梁に美しいレリーフなどがありますよね。このレリーフは川を移動するときにしか見られないんです」と解説。確かに今まで橋の上を通過したことは何度もあるものの、このような美しいレリーフがあったとは今回初めて知りました!どんなレリーフなのか…実際に船に乗ってからのお楽しみに。


農人橋が見えてきました、ここを過ぎると雰囲気が少し変わってきます。

見どころポイント3 道頓堀など大阪の名所を川から!

大きく曲がる川に沿っていくと、いよいよ大阪一番の繁華街、道頓堀川です。川幅も少し大きくなり、周りの岸壁の雰囲気も変わります。

中野さん曰く「本来ならこのエリアは多くの船が行き来しているんです。船の立てる波に影響を受けることもあります。ですが、この状況で船も少なくなりました」とのこと。奥の方には派手な看板たちが見えます。

わー!右には「ドン・キホーテ」の観覧車!川から見ると大きさもひとしお!

左には2020年11月に完成した「串カツだるま」の「だるま大臣人形」が!実はこれ20分おきに回転していて、高さは12メートルもあるそうです。まるでXジャンプしているよう…。えびす橋(ひっかけ橋)まであと少し!

そしていよいよえびす橋(ひっかけ橋)です。現在のえびす橋は、道頓堀川水辺整備事業に併せて架替を行い、デザインコンペを実施して最優秀作品に基づいて平成19年に完成したもの。

少し手前に膨らんだように見える橋は、円形を基本とした橋上広場で劇場性を表現しているのだとか。確かにえびす橋の上は、広いため橋というより少し広場的な要素もありますね。

えびす橋を超えてすぐには、サロンパスの二宮和也さん。この広告も、もう長く出ていますよね。

反対側のグリコは撮影時は補修工事中のためこのようなイラストでした。現在はすでに変わっています。松岡修造さんからも元気の応援が!

この辺りはやっぱり大阪出身の私でも「わー」と言ってしまう迫力が続きます。

道頓堀川に入ってから、両側の壁が低くなり、ベンチや椅子なども川のそばに多く設置されていることから陸と川が近いんです。撮影時も多くの方が休憩されている様子が見えました。

奥には「湊町リバープレイス」が見えてきました。

今回うれしかったのは、私たち撮影陣に多くの方が手を振ってくださったこと。もちろん、私たちがお願いして振ってもらったわけでもなく、こちらから手を振って、振り返してくださっているわけでもありません。

上記の写真でも右側の男性二人組が手を振ってくださっていますよね。

特に道頓堀川に入ってから手を振っていただくことが多く(実は、東横堀川でも橋の上から手を振ってくださっている方もおられました)、こういうもてなしの精神が大阪の方にはいつでもあるんだなぁと本当にうれしくなり、ぶんぶん手を振り返しました。

少しユニークなあしらいの浮庭橋。右側にはリバーサイドのおしゃれな飲食店が並んでいます。西に向かって船を進めているため、沈みそうな日が川面に映ってきれいです。

ここで船を折り返し。今来た水路をたどります。

右に見えるのは、道頓堀のネオンサイン。ここでも大阪の繫華街を感じることができます。大黒橋はマリオのゲームに出てくるような橋でかわいい!

道頓堀を通り、東横堀川へ戻ってきました。日が沈みかけていることと、高速道路の高架で夜のような暗さに!さっき通った水路が全然違う顔を見せます。

楽しかった船の旅もあと少し。土佐堀川へ戻ってきました。川が大きい…。

日が沈むと夜まであと少し…。なんだか寂しい気持ちに。

湾曲する高速道路、光が灯った多くのビル群の明かりが川に写り、とても美しいです。

ここにきて、今回二度目の「大阪って本当に水都なんだなぁ」と、「川から見る大阪は本当に美しい」を実感。

すっかり夜になってきました…。

左には、2020年オープンした「こども本の森」が!青リンゴがよく見えます!

続いて見えたのは国指定重要文化財にも指定された「大阪市中央公会堂」。ライトアップされて美しい!

なんと横を通っている間に、手前の岸壁も青くライトアップ!なんだかすごく強そうな建物に見えてきました。

最後は美しいと評判の水晶橋を。名前の由来は諸説あるものの、橋上の照明灯が水面に映る様子が水晶の輝きに似ているという説や、”水都大阪が繁昌”するようにと水昌橋であるという説もあるのだとか。

水晶橋の美しい様は画題として選ばれることも多く、本体のアーチとその上の九つの小アーチの組合わせの妙ではと考えられているのだそう。ぜひその美しさを自らの目で確かめてみて。左は大阪市役所です。

いかがでしたか

今回は夏の夜の過ごし方ということで、日没の時間に出航する「御舟かもめ」に乗船しました。この「御舟かもめ」で水都・大阪をめぐるのは、写真で見て想像する以上に心地よく、本当にすてきな時間でした。川を渡る風と、実際に船が進む風を浴びるので、涼しさもあるんです。

それもこの「御舟かもめ」の舟のアットホームなサイズ感や、船長・中野さんの落ち着いた声での解説があるからこそ! 普段よく見たり通ったりしている川や橋の存在も、見る位置が変わるとこんなに感じ方が違うのだなと改めて思う良い機会になりました。みなさんもぜひ大阪での過ごし方の一択にいれてみてくださいね。

スポット名御舟かもめ
問い合わせ06-7175-4200
アクセス八軒家浜船着場:阪急大阪梅田・天神橋筋六丁目各駅→大阪メトロ・天満橋駅下車すぐ
住所八軒家浜船着場:大阪市中央区天満橋京町1-1【MAP
URL https://www.ofune-camome.net/

この記事を書いたのは… TOKK編集部R

TOKK編集部R

大阪・北摂育ち。甘党で1日1回の甘いものが欠かせません。
愛しているものは、ミルクティーとチョコレートとナッツとチーズケーキ…
趣味は、美術館巡り(浮世絵大好き)と観劇(ストレートプレイ中心)
シネマやイベント、TOKKの公式Twitterを担当しています

阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から49年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月1回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

【Twitter】@hankyu_tokk

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