アートも絶景も限定スイーツも楽しめる!嵐山の新名所「福田美術館」
2020.03.05おでかけ
2019年10月、嵐山にオープンした「福田美術館」。伊藤若冲をはじめ、京都ゆかりの作品を中心に約1,500点を所蔵する「福田美術館」は、見ごたえある企画展はもちろん、渡月橋が見渡せるカフェを併設していることでも話題!嵐山の新名所「福田美術館」の魅力を詳しくご紹介します。
目次
伊藤若冲や円山応挙、呉春などの名作が充実
江戸時代~近代に京都で活躍した画家の作品を中心に、伊藤若冲や円山応挙、呉春など京都ゆかりの錚々たる有名画家の作品をコレクションしている「福田美術館」。美術にそれほど詳しくない人が訪れても、感動する作品がたくさん!また、未公開や行方不明だった幻の作品も数多く所蔵しています。
常設展は行っておらず、毎回切り口を工夫した企画展が楽しめるのも魅力。来館するたびに新しい発見がありそうです。
基本的に作品の撮影OK!SNSでも発信できる
美術館では珍しく、「福田美術館」は一部を除いて作品の撮影ができるのもうれしいポイント。
また、ドイツのグラスバウハーン社に特注したという92%の高透過率&4m幅の大きなガラスケース越しに、作品を至近距離で鑑賞できるため、細部まで見入ることができます。
渡月橋が見渡せる絶景カフェに感動!
そして「福田美術館」の大きな魅力が、併設している人気のカフェ「パンとエスプレッソと福田美術館」から望む絶景!
限定スイーツを楽しみながら、渡月橋から嵐山まで180度のパノラマビューが楽しめます。嵐山でも一二を争うビュースポットです!
※「パンとエスプレッソと福田美術館」は2020年6月1日からのオープンとなります。
※カフェの利用は来館の方のみとなります。
床とオリジナルデザインの家具には無垢材を贅沢に使用しており、作品を鑑賞した余韻をゆったりと味わいながら、「福田美術館」でしか味わえない限定スイーツや軽食などがいただけます。
網代文様を生かした和モダンな建築にも注目
伝統的な京町家のエッセンスを踏まえつつ、これからの100年のスタンダードとなるような新しい日本建築を志向したという「福田美術館」の建築は、周辺の自然に溶け込む和モダンのデザイン。
ガラス面に施されている網代文様が印象的です。
長居したくなるミュージアムショップ
ミュージアムショップでは、「福田美術館」に所蔵されている絵画をモチーフにした文具やお茶、チョコレートなどがずらり。
日常使いはもちろん、お土産にもぴったりで、思わず手に取りたくなるデザインのものばかりです。
また、京都ゆかりの作家による工芸品も置かれていて、時間を忘れて見入ってしまいそう。
いかがでしたか?
名作に絶景に限定スイーツにグッズに・・・と見どころ満載の福田美術館。 嵐山に行く際は、ぜひ訪れてみてくださいね!
※諸般の事情により、開館日や営業時間が変更となる場合がございます。最新の情報を公式ホームページにてご確認のうえ、お出かけください。
スポット名 | 福田美術館 |
料金 | 一般・大学生1,300円、高校生700円、小中生400円 ※カフェやショップのみの利用も入館料要。 |
時間 | 10:00~17:00(入館は~16:30) |
定休日 | 火曜休(祝日の場合は開館、翌日休) |
問い合わせ | 075-863-0606 |
アクセス | 阪急嵐山駅下車 約11分 |
住所 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16【MAP】 |
URL | https://fukuda-art-museum.jp/ |
※最終更新日:2020年5月29日
この記事を書いたのは… TOKK編集部I
「TOKK(トック)」編集部I。西宮生まれ、西宮育ちの宮っ子。サンドイッチが大好きで、ある店に3年間通い詰めて毎日サンドイッチを食べていたことも。また、ハイキングTOKKの編集制作を担当していた経験から野鳥が好きになり、外出すると必ず野鳥がいないか探す習性が。興味があるのは、レトロなもの、昭和のカルチャー全般。
阪急沿線情報紙「TOKK」は2020年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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【展覧会情報】
若冲誕生~葛藤の向こうがわ~
2020年3月20日(祝)~6月21日(日)
江戸時代の画家・伊藤若冲のおよそ50作品を展示。初公開は約30点あり、なかでも目玉は最初期の作品とされる「蕪に双鶏図」。現在知られる若冲画の中では、若冲 が「景和」と名乗っていた時期に制作された『雪中雄鶏図』(細見美術館蔵)が最初期のものとされていたが、今回新発見された彩色画は、それ以前に制作された可能性があるとして、注目されている。技法的には未熟な所もあるものの、羽毛の一本一本まで細密に描かれており、若冲らしい魅力が溢れる作品だ。また、同時代の画家による約40点の秀作も展示される。
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