国宝「源氏物語絵巻」も展示!「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」あべのハルカス美術館にて6月23日まで開催

今話題の国宝「源氏物語絵巻」など、豪華な名品の数々が天王寺にあるあべのハルカス美術館にて、2024年4月27日~6月23日まで開催中。展覧会「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」は尾張徳川家が所持していた、国宝や重要文化財に指定された漆工芸や刀剣などの道具類など、貴重なコレクションが大阪に集まる貴重な機会です。ぜひこの機会に名品の雰囲気に浸ってみて。

刀剣ファンに人気のあの名品が大阪に帰省!

今回、「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」では、甲冑や刀剣、茶道具、書画などのほか尾張徳川家の歴史と大名文化を紹介。

尾張徳川家は、徳川家康の九男・義直によって創始され、名古屋城を本拠とした大大名。紀伊徳川家、水戸徳川家とともに御三家の一つとして位置づけられています。

徳川美術館は、尾張徳川家に伝わる大名道具を数多く有しています。なかでも、家康の遺品や歴代当主や夫人たちの遺愛品など1万件以上が展示されています。

脇指 銘 吉光 名物 鯰尾藤四郎、鎌倉時代 13世紀

大坂落城で焼けたものの再刀され家康の所有となった「鯰尾藤四郎」も大阪に帰省します。本展は7月に東京でも巡回されますが、この「鯰尾藤四郎」が出展されるのは大阪のみとのことなので、見逃さないで!

国宝「源氏物語絵巻」も4場面が展示期間を分けて公開に!

国宝 源氏物語絵巻 東屋(二)、平安時代 12世紀 ※展示期間:6月10~23日。4場面を会期中順次展示。

また注目は、現存最古の源氏絵である国宝「源氏物語絵巻」と三代将軍家光の長女・千代姫が尾張徳川家に嫁いだ際に持参した国宝「初音の調度」といった名品も特別展示。

日本の漆工芸の最高峰とされる国宝「初音の調度」は2件出陳され、展示時期によって内容も異なるので何度も訪れるのが良さそうです。

黒織部を代表する優品も出品!

重要文化財 織部筒茶碗 銘 冬枯、江戸時代 17世紀

また武家でも必要な教養とされた茶の湯道具なども展示されています。

尾張徳川家にゆかりのある工芸の名品の数々を選りすぐった本展、アートが好きなかたはもちろんから歴史好きまで幅広く楽しめる絢爛豪華な展覧会。ぜひこの機会に当時の名品を堪能してみて。

展示名徳川美術館展 尾張徳川家の至宝
期間2024年4月27日(土)~6月23日(日)
火~金10:00~20:00(月・土・日曜・祝日は~18:00)※入館は閉館の30分前まで。
定休日5月27日(月)
問い合わせ06-4399-9050
アクセスOsaka Metro・JR各天王寺駅下車すぐ
住所大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16階 【MAP
URL https://www.aham.jp/exhibition/future/ieyasu/

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