2001年に月刊「少年ガンガン」（スクウェア・エニックス）で連載が開始されると、圧倒的な世界観と魅力的なキャラクター、緻密なストーリーで瞬く間に人気漫画となった『鋼の錬金術師』。2017年12月には、実写映画「鋼の錬金術師」が上映され大ヒットを記録しました。

2021年に連載開始20周年を迎え、今回続編となる実写映画「鋼の錬金術師　完結編　復讐者スカー/最後の錬成」が二部作連続（5月20日「復讐者スカー」・6月24日「最後の錬成」）で公開されることに！

そんな話題作 「鋼の錬金術師　完結編　復讐者スカー/最後の錬成」公開を前に、前作から続いて主人公・エドワード・エルリックを演じた山田涼介さん（Hey！Say！JUMP）と、アニメ版の エドワード・エルリック の声を務める朴 璐美さんがそろって来阪！

現在「ひらかたパーク」で開催中の「原画展『鋼の錬金術師 RETURNS』」イベントホールにて開催のキックオフイベントに出席、 『鋼の錬金術師』 への熱い思いや 「鋼の錬金術師　完結編　復讐者スカー/最後の錬成」の撮影エピソードなどを語ってくれました。

原作への愛を感じる作品に

この作品に携わる前から原作のファンだった山田涼介さんにとって、「前作の撮影時から機会があれば、完結まで演じたいとキャストみんなで思っていたので、今回ようやく作品を見てもらえるという気持ちです」と晴れやかな表情に。

アニメ版の声を務める朴 璐美さんとは、前作から交流もありイベントは終始和やかな雰囲気が流れます。

撮影時には「自分が大好きでファンの多い作品でもあるから、原作やアニメに対してリスペクトを忘れないように、そして自分を含めキャスト全員が時間がかかってもいいから納得するまでやるべきということは心がけていました」と山田さん。撮影現場でも常に原作やアニメを実際に見ながら研究したり、話し合いながら撮影していたそのこだわりや作品への愛が、映像にも現れていると思うと作品への自信も見せました。

事前に作品を一部見た朴さんも「エドの成長が見えた」と期待のコメントも。

ただ、このキックオフイベント時に初めて公開となった予告編を見た際に「大変だったなぁ…（笑）」という言葉が漏れる一コマも。「疲れました。ただ幸せでもあったんです。この作品は、強い敵が出てきて闘うだけではなく、人間ドラマがあるんです。（エドは）嫌なこと、楽しいことなどみんなと共有して人として強く、成長していくので、それを背負って演じると大変ではありましたが、一緒に自らが成長していける充実した日々でもありました」と山田さん。

5年前から自身のパワーアップした点としては「筋トレをしてとにかく体つきをかえることで、それが役作りにもなり気持ちも引き締まった」とのことなので、ぜひ”めちゃくちゃ鍛えた”という体にも注目してみて。

鋼の錬金術師　完結編　復讐者スカー/最後の錬成のストーリー

今二部作 「鋼の錬金術師　完結編　復讐者スカー/最後の錬成」 では、国家錬金術師ばかりを狙った連続殺人事件が起きるセントラルを訪れたエドとアル。犯人は額に十字傷を”傷の男・スカー”と呼ばれていた。兄弟も命を狙われるが圧倒的な強さの前に、絶体絶命となるのだが。二人はこの危機を乗り越え、元の体を取り戻せるのか。また、隠された国の秘密と約束の日、そして兄弟の父親の過去などの謎と真実の行方など、原作の最終話までを描く。