EXPO 2025 大阪・関西万博の「未来の都市」パビリオンにいち早く行ってきた!メディア内覧会レポート
2025.03.20イベント
「EXPO 2025 大阪・関西万博」がいよいよ4月13日から始まりますね。どんなパビリオンが登場するのか、気になっている方も多いのでは?
今回、国内外の様々なパビリオンの一つ、「未来の都市」パビリオンの完成記念プレスレビューに参加させていただきました!現地での様子を詳しくお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
EXPO 2025 大阪・関西万博のパビリオン「未来の都市」の特長① 全長150mの巨大なパビリオン
「未来の都市」は、「幸せの都市へ」をテーマに子どもから大人まで楽しんで学べるパビリオン。日本国際博覧会協会と12の協賛企業・団体が、15のアトラクションを提供します。
全長150mの大規模なパビリオンで、展示内容は過去から未来へと進んでいき、未来の新しい都市の姿を感じられるストーリー展開となっています。
気になる「未来の都市」パビリオンの見どころは、のちほど詳しくご紹介します!

EXPO 2025 大阪・関西万博のパビリオン「未来の都市」の特長② 博覧会協会と協賛12社による共創
「未来の都市」パビリオンは、2025年日本国際博覧会協会と協賛12社による共創で実現しました。各社の共創による、多彩で奥行きのある体験を楽しめるのも「未来の都市」パビリオンの特長です。


EXPO 2025 大阪・関西万博のパビリオン「未来の都市」の特長③ 子どもや学生が遊びながら学べる15のアトラクション
実際に「未来の都市」パビリオンを訪れてみると、子どもも楽しめる内容でした!
小さな子どもがゲーム感覚で操作できる体験型展示がたくさんあり、「楽しく遊んでいたら、自然と未来について考えることにつながっていた」という感覚でしたよ。大人はもちろん、子どもや学生も一緒に楽しみたいパビリオンです。


EXPO 2025 大阪・関西万博のパビリオン「未来の都市」の展示内容
さて、いよいよ「未来の都市」パビリオンの実際の様子をお届けします!
「未来の都市」パビリオンは、大きく分けて3つのエリアから構成されています。「進むほど実感。人と地球の幸せな未来」をテーマに、未来の都市と、その未来での幸せが実感できるストーリー展開となっています。
それでは、さっそく行ってみましょう!
テーマ展示「40億年・幸せの旅」
まず最初の展示は「40億年・幸せの旅」。天井まで届く巨大スクリーンが迫力満点!

スクリーンに、恐竜が暮らし、原始人が狩りをしている光景と共に「生きているだけで、幸せだった時代。」との言葉が。

巨大スクリーンの中を進むごとに、場面は過去から未来へ。この映像では、過去から未来への地球の姿と、時代ごとの幸せが表現されているんですね。


高さ約5mのスクリーンを見ながら、まるでタイムマシーンで未来へと進んでいくかのような体験。“幸せ”の観点から映し出された、過去から未来につながる壮大な物語を味わってみてください。
コモン展示01「未来との対話」と協賛者による展示エリア「Mirai Meeting」
続いての展示エリアでは「未来との対話」をキーワードに、目指す未来の姿が生活者の目線で表現されています。

4つの不思議なキューブには、2035年の社会を表現した映像が投影されています。自宅での家族団らんの様子をサポートAIが撮影してくれたり、自分の健康状態が常にサポートAIの医師と共有されていて、不調があればすぐにアドバイスをくれたり…。本当にこんな未来が来るかも?と想像すると、わくわくしてきますよね!

個別展示「Mirai Meeting」には、120人が入場できるシアター形式の施設「Mirai Theater」や、大型タッチパネルを用いたゲームコーナー仕立ての体験型展示もあります。

コモン展示02「未来の都市探訪」と協賛者による展示エリア
次の展示エリアに進むと、多彩な展示がずらりと並んでいます!どれも興味深く楽しい内容ですが、その一部をご紹介します。



まずこちらは、食と農「だいちといのちまもりそだてる」をテーマとした株式会社クボタの展示。「プラネタリーコンシャスな食と農業」が実現した未来を考える展示です。
*”プラネタリーコンシャス”とは、地球の限界を示す”プラネタリーバウンダリー”に対して、人々の豊かな社会と地球環境の持続可能性が両立された状態を表現したものです。

壁面の全幅20m超のスクリーンに表現されているのは、未来の「食の農業」。未来の汎用プラットフォームロボットも展示されています。

汎用プラットフォームロボットとは、農業や様々なフィールドで求められる各種作業を完全無人で実現する、未来の食を守るための次世代ロボットです。近い未来、汎用プラットフォームロボットを普通に田畑で見かける日が来るかもしれませんね!

展示エリアの中央では、シュミレーションゲームに参加し、未来の農家を疑似体験できる演出も!最大9人が参加し、それぞれ自分が希望する農業経営スタイルを選んでいくと、それに応じて話が展開し、9人でひとつのストーリーが完成!自分たちがどんな未来の農家になっていくのか、楽しみですね。

関西電力送配電株式会社は、様々な機能をもつスマートポール(未来の電柱)を展示しています。バーチャル上にある、スマートポールが設置された未来の街を、自分のアバターで散策する体験も楽しめました!

株式会社商船三井は、自然エネルギーの「風」を捉えて、グリーン水素を製造・貯蔵・運搬する、環境にやさしい未来のゼロエミッション船「ウインドハンター」の大型模型を展示。
ウインドハンター模型に皆でうちわをあおいで風を送ると、船の帆が回転したり拡縮したり。映像と合わせて、ゲーム感覚で「ウインドハンター」の仕組みを学べるようになっています。

カナデビア株式会社は、映像に合わせてからだを動かすことでストーリーが進み、資源循環の仕組みを学べるというアトラクション展示。

映像はまるでゲーム!手をたたく、腕を左右に動かすなど操作は簡単なので、子どもたちにもおすすめです。
このように「未来の都市」パビリオンには、子どもから大人まで楽しめる体験型展示がたくさんあります。ゲーム感覚で楽しめるテーマパークでありながら、未来社会について考えるきっかけにもなる「未来の都市」パビリオン。まさに「EXPO 2025 大阪・関西万博」ならではの体験です。
ご紹介したい展示はまだまだありますが、続きはぜひ開幕後の会場で!
EXPO 2025 大阪・関西万博のパビリオン「未来の都市」の場所
「未来の都市」パビリオンは、大阪・関西万博入場ゲート「西ゲート」からすぐ。すぐそばには海が広がる、景色も最高のエリアです!
夕焼けや、パビリオンがライトアップされる夜の時間帯もきれいなんだそうですよ。

EXPO 2025 大阪・関西万博のパビリオン「未来の都市」を訪れた感想
子どもから大人まで参加できる体験型展示が多く楽しかった「未来の都市」パビリオン!展示を通じて、未来の社会について学んだり、考えたり、想像したりするきっかけになりました。
内覧会と同日に行われた「未来の都市」完成記念式典にて、2025年日本国際博覧会協会 事務総長の石毛博行さんは「『未来の都市』パビリオンでは様々な未来の姿が紹介されていますが、それらが必ずしも正解とは限りません。展示を楽しみながら、実際にはどんな未来が来るだろう?とそれぞれが考えるきっかけになってほしいと思っています」と話しておられました。
「EXPO 2025 大阪・関西万博」の開幕が待ち遠しいですね!

「EXPO 2025 大阪・関西万博」について:https://www.expo2025.or.jp/
「未来の都市」について:https://www.expo2025-futurecity.jp/
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この記事を書いたのは… TOKK編集部I

京都在住。休日の過ごし方はもっぱら京都のまち歩き。美術館や社寺、お笑いライブがとくに好き。花より団子。
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