【1/28 伊丹で関西初演!】 第38回伊丹市民オペラ定期公演『ナブッコ』東リ いたみホールにて上演!
2023.12.22エンタメ
昭和60年から上演されている「伊丹市民オペラ」。2024年1月28日、第38回公演としてG.ヴェルディ作曲の『ナブッコ』が登場する。
目次
「伊丹市民オペラ」とは?
伊丹市内の音楽家が中心となり、地域に根ざした文化の創造を目的に、市民と芸術家との協働によるオペラ公演事業として昭和60年にスタート。市民オペラのイメージを塗り替える、本格的なオペラ公演を上演し続けている。
ひとつの作品上演に向けて、音楽家と市民がともに創り上げていく過程を通じ、舞台芸術への関心と理解を深める場となっている。
『ナブッコ』とは?
『ナブッコ』のあらすじ
物語の舞台は、紀元前6世紀のエルサレム。バビロニア王ナブッコによる侵略で、怒りと混乱に陥るヘブライ人たち。ナブッコは神殿に火を放ち、ヘブライ人を捕虜として自国に連行する。
一方バビロニアでは、ナブッコの長女アビガイッレが、自分は奴隷の娘であり王位継承権がないことを知り、謀反を起こす。
神を侮辱し、自らこそが唯一の神だと称するナブッコに天罰が下る。頭上から落ちる王冠。恐怖に脅える父を尻目に、娘は王冠を拾い上げ…。
国家間の分断、宗教対立を背景に、望郷、父娘の葛藤、無償の愛などが描かれた物語だ。
『ナブッコ』のみどころ
『ナブッコ』は、作曲家ヴェルディが故郷から都会に出てオペラ界での成功を目指していた駆け出しの頃、貧しい生活の末に妻子が病死…という人生どん底の時に書き上げた、起死回生の出世作だ。
合唱曲〈行け我が想いよ、金色の翼に乗って〉は“第2 のイタリア国歌”としても愛される人気曲。今回、一般公募で集まった総勢60 名を超える「伊丹市民オペラ合唱団」が歌い上げる景色は、見どころの一つとなっている。
また『ナブッコ』は、日本で上演される機会が少ない作品だ。関西では、伊丹市民オペラの公演が初演となるので、ぜひお見逃しなく!
『ナブッコ』のキャストは?
キャストには、豪華ソリストが集結! 若手からベテランまで、関西のみならず全国で活躍する実力派ぞろいでお送りする。
- ナブッコ役:桝 貴志
- アビガイッレ役:並河 寿美
- ザッカリーア役:片桐 直樹
- イズマエーレ役:古屋 彰久
- フェネーナ役:高谷 みのり
- ベルの司祭長役:服部 英生
- アンナ役:小梶 史絵
- アブダッロ役:山﨑 太郎
ナブッコ役の桝 貴志とアビガイッレ役の並河 寿美は、第21回定期公演『カルメン』でも、カルメン役(並河)とエスカミリオ役(桝)で共演している。
今回は父と娘として権力争いを演じることになる二人を中心とした、迫力あふれるステージを堪能してほしい。
『ナブッコ』を観るにはどうすればいい?
チケットは、伊丹アイフォニックホールにて購入することができる。
購入方法は、窓口での販売と電話申込の2種類。下記を参照のうえ、ぜひチケットを手に入れよう。
なお、チケットを販売している「伊丹アイフォニックホール」と、公演会場の「東リ いたみホール」は別の建物なのでご注意を。
公演名 | 第38回伊丹市民オペラ定期公演『ナブッコ』 (全4幕・イタリア語上演・日本語字幕付き) |
日時 | 2024年1月28日(日)14:00開演(13:30開場) |
会場 | 東リ いたみホール(伊丹市立文化会館)大ホール【MAP】 |
チケット料金 | 前売 S 席5,500円、A 席5,000円、B 席3,500円 ※当日各500円増 いたみっこ席1,000円 ※いたみっこ席は、前売・当日とも、伊丹市在住・在学の小中高生対象、数量限定。 いたみっこ席の販売は窓口のみ。購入時に学生証など要提示。 ※全席指定席、未就学は入場不可。 |
チケット販売窓口 | 伊丹アイフォニックホール【MAP】 072-780-2110(電話申込) |
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