平成25（2013）年に、グランフロント大阪うめきた広場にオープンした「DEAN＆DELUCA 大阪」。令和７（2025）年10月1日（水）、 “マーケットのにぎわいと、レストランでの上質な体験をひとつに”をコンセプトに、新たな食空間へと進化しました。注目の新メニューを中心にレポートします！

旬を取り入れた多種多彩なディナーメニュー

今回大きく変わったのは、店内併設のレストラン「マーケットテーブル」。座席が75席から96席へと拡大し、上質で落ち着いた雰囲気に。ランチやカフェはもちろん、ディナータイムまで、一日を通してさまざまなシーンに寄り添います。

また、ディナーメニューを刷新し、小皿料理やメインディッシュが充実。季節限定のアペタイザー「シャインマスカットとGOOD CHEESE LABORATORYモッツァレラ・ノディーニのカプレーゼ」は、濃厚でミルキーなチーズと瑞々しいフルーツがベストマッチ。

ほかにも、希少部位を使った生ハム「ふくどめ小牧場のクラテッロ」、兵庫・三田産の野菜を使ったラタトュイユなど、前菜やおつまみにぴったりのメニューが揃います。

本格的なメインディッシュは、常時3～4種類ほど用意。その中から、「仔牛のカツレツ ふくどめ小牧場のクラテッロとルッコラのサラダ」を試食しました。

サクッとした衣をまとった柔らかい仔牛肉に、ほろ苦いルッコラと奥深いうま味の生ハムがいいアクセントに。食べ応えもあり、ワインとのマリアージュも楽しめる一品です。

こだわりの食材とシェフの技が織りなす生パスタや季節のデザートも

リニューアルを機に、パスタやデザートも豊富なラインナップに。注目は、シェフの技が光るフレッシュパスタです。

「GOOD CHEESE LABORATORYのリコッタチーズを詰めた自家製ラビオリ 瀬戸内レモンのバターソース」は、爽やかなレモンの香りが口いっぱいに広がり、思わず笑みがこぼれるほど。手打ちパスタならではのモチモチ食感も味わえます。

ちなみに、メニューで使用されている生パスタやチーズは、今後、併設のマーケットストアで販売されるそう。レストランで出合った一皿が日常の“食のたのしみ”につながる、そんな新しい体験ができるのも魅力です。

大阪店だけの限定品も！

リニューアルオープンを記念して、2種類の「ハッピーバッグ」や西園誠一郎シェフとコラボしたクッキー缶も販売されます。いずれも大阪店のみの限定アイテムですので、気になる方は早めにチェックすることをおすすめします。

全国の選りすぐりの食材との出合いも楽しめる、新しい「DEAN＆DELUCA大阪」へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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この記事を書いたのは、香川けいこ

大阪市在住のフリーライター。街歩きと、山や自然が好き。トムヤムペーストを冷蔵庫に常備し、おいしく味わえるレシピを日々研究している。