宝塚歌劇団・星組トップスター、礼 真琴(れいまこと)さんインタビュー 傑作フレンチロックミュージカル、8年ぶり待望の再演

2023年6月2日から7月2日まで宝塚大劇場で上演の星組公演、三井住友VISAカード シアター
スペクタクル・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』。

お芝居の見どころや、役作り、ショーについて星組トップスター・礼 真琴さんにお話を伺いました。

作品について教えてください。

革命前夜のフランスを舞台にした、スケール感の大きな傑作ミュージカルです。全編をロックミュージックで紡いでいく作品で、ロックにしかない力強さや鼓動、ゾクゾクするような高揚感とともにお伝えできればと思います。

今作を演じるにあたって。

2015年の月組公演を見た時に衝撃を受け、いつか自分も演じてみたいと思っていた作品です。ファンの皆様をはじめ、周囲の方からも観てみたいという声をいただいていたので、本当にうれしく思っています。難しい作品ですが、個性豊かな星組全員で勇気とパワーをお届けできればと考えています。

役どころについて教えてください。

革命に身を投じる農民のロナンを演じます。フランス革命は、ロナンのような名もなき民衆の力がなければ成し遂げられなかったもの。何の地位もない一人の男性でも軍隊に盾突く勇気や強い行動力、覚悟を持つことで、歴史をも動かせる…そんな姿に私も勇気をもらいますし、その思いを大切に演じていきたいと考えています。

ロナンとオランプの関係について

2人とも頑固で意志が強く、似ているからこそぶつかってしまい、最初はお互い惹かれ合っていることにも気付いていません。そんな二人の関係性を演じられるよう、舞空にも遠慮なくぶつかって欲しいと話していますし、これからの稽古でしっかりと二人の関係を作っていきたいと思います。

作品の見どころについて教えてください。

「愛し合う自由」を歌う場面は、ロナンが革命に命を賭す覚悟を決める場面であり、舞空演じるオランプへのロナンの深い愛が描かれています。二人の間にどのように愛が生まれていったかを、皆様にお見せできるようより深く掘り下げていきたいと考えています。

礼 真琴さん 過去のインタビュー記事はこちら

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