宝塚歌劇団・雪組トップスター、彩風咲奈(あやかぜさきな)さんインタビュー 新トップコンビで贈る、ロマン溢れるお芝居とパリの名所がテーマの煌くショーの二本立て

2023年4月22日(土) ~5月28日(日)まで宝塚大劇場で上演の雪組公演、ミュージカル・ロマン『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り-、ファッシネイト・レビュー『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち-。

お芝居やレビューの見どころ、新トップコンビについてなどを雪組トップスター・彩風咲奈さんにお話を伺いました。

お芝居について教えてください。

19世紀のドイツ、プロイセン王国の貴族・ドロイゼン家の5人兄弟が鉄道産業に未来を感じ、新しい産業として発展させていこうと奮闘する姿を描いた作品です。夢白演じるヒロインとの恋模様と共に、鉄道を作る夢に真っすぐ突き進んでいく男の人生を描いたロマン溢れるストーリーをお楽しみいただけたらと思います。

夢白あやさんとの新トップコンビについて。

10期下ですが、いい意味で学年差を感じさせないので、その度胸の良さで今後もぶつかってきて欲しいと思っています。色々と話し合うことで、よりよい作品に繋げていけるよう、コンビとして頑張っていきたいです。

役づくりについて教えてください。

私の演じるドロイゼン家の長男・ハインドリヒは、鉄道業を発展させるという夢に向かって突き進む、騎士のような人物。役作りには、アイデアの引き出しをたくさんお持ちで、スピード感を持って今作の作・演出と共に振り付けも担当されている謝先生をイメージさせていただいています。

鉄道業といえば阪急電鉄の創立者・小林一三先生に思いをはせることはありますか。

今作を上演するうえで、謝先生もその点を意識されていて、阪急電鉄をつくられた小林一三先生の発想力や想像力は、本当にすごかったのだなと改めて実感しました。

レビューについて教えてください。

エネルギッシュでパワー溢れるショーが多かった雪組ですが、今回はパリの名所をテーマとした大人っぽいレビュー作品です。男役は燕尾服とシルクハット、娘役はムーランルージュのような華やかな衣装で登場する、大階段でのプロローグで幕を開けます。覚えやすい主題歌と優雅で美しい世界観で、みなさまのご期待に応えられる作品をお届けすることが出来ればと思います。

彩風咲奈さん 過去のインタビュー記事はこちら

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