宝塚歌劇を目指されたきっかけを教えてください。

母と姉とともに、小さな頃から宝塚歌劇をずっと観劇させていただいていましたが、将来はクラシックバレエの世界に進むと心に決めていました。宝塚を目指すきっかけとなったのは2017年の雪組公演『ひかりふる路（みち） 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』です。観劇後に、感動のあまりボーッとした状態で何日か過ごした後、受験を決めました。

芸名の由来について教えてください。

一人の人間として、舞台人として輝きたい。また、自分が輝くことはもちろん、観劇いただくお客様の心も輝かせたいという思いを込めて、「輝」という漢字を入れたいと考えていました。ただ一つの私だけの個性という意味の「一」を合わせて、一輝と決めました。一輝にあうよう翔琉の字を合わせています。

理想とする男役像をお聞かせください。

男役として、憧れているのは元月組トップスターの瀬奈じゅんさんです。過去の映像などを拝見させていただく中で、どんどん好きになりました。瀬奈さんの代表作である『ME AND MY GIRL』『エリザベート』は大好きな作品です。

2022年の抱負をお聞かせください。

2021年を通じて感じたことは、色々な制約がある中、初舞台を無事に終えることができたことへの感謝の気持ちと、公演できることが当たり前ではないということでした。2022年は毎日を大切に過ごし、月組の先輩方から舞台人として大切なことを学ばせていただき、成長できる一年にしたいと考えております。