宝塚歌劇団・月組トップスター、鳳月 杏(ほうづきあん)さんインタビュー ニューヨークを舞台にしたミュージカル・コメディの傑作に挑戦!

2025年7月26日から9月7日まで宝塚大劇場で上演の月組公演、三井住友VISAカード ミュージカル『GUYS AND DOLLS』。

お芝居の役づくりや意気込みについて、月組トップスター・鳳月 杏さんにお話を伺いました。

役どころについて教えてください。

1948年頃のニューヨークを舞台に、ギャンブラーとして生きるスカイを演じます。スカイはとてもユニークなキャラクターで、自分が面白いと感じるものは素直に楽しみ、自由に分け隔てなく受け入れるところがあります。また、見た目の印象とは裏腹にピュアな一面もあり、人間的な魅力が周囲から愛される理由だと思いますので、そういった部分をうまく表現していきたいです。

役づくりはどのようにされましたか。

昨年ロンドン公演を観劇したのですが、演者の方が自然と役に入り込んでいらっしゃり、役の可能性を感じましたので、私自身も自然体で演じられたらと思っています。過去に演じられた先輩方を参考にさせていただきましたが、自分らしく自信を持って演じることが一番だと思っておりますので、役づくりに関しては自分の感覚を信じてのぞみたいです。

見どころについて教えてください。

とにかく音楽が素晴らしく、お客様に楽しさや希望を感じていただけるような魅力的なナンバーがたくさん登場する作品です。また、世界各国で何度も再演されてきた歴史のある作品ですが、音楽のアレンジが現代的であったり、振り付けにヒップホップを取り入れたりしていますので、こうした“新しさ”にも注目していただきたいです。

意気込みを教えてください。

初めて本作を観たのは2002年に上演された月組公演でした。その際の男役の方の立ち姿やスーツの着こなしが素敵で印象に残っておりましたので、今回挑戦できることがとても嬉しいです。当時感じた“ときめきや楽しさ”をお客様に感じていただくことが出来ればと思います。月組は元気で笑いの絶えない組ですので、稽古場での和気あいあいとした雰囲気をアメリカのハッピーミュージカルにつなげていきたいです。

昨年トップスターに就任されましたが、それまでと変わったことはありますか。

組の中心として物語を引っ張ることや、お客様にご満足いただける舞台をお届けできるよう、自らが率先してエネルギーを発することに、良い意味での責任感を持つようになりました。ただ、お芝居の取り組み方や役を演じる楽しさは就任前と変わっていません。これまで通り仲間と支えあいながら、自然体で自分らしく過ごしていきたいです。

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