最小の道具でおいしく飲むハイキングコーヒー、アウトドアコーヒー。
2021.12.22おでかけ
自然の中でコーヒーを淹れて、飲んだらおいしいだろうな…。と思ったことありませんか?
コーヒーが好きな人はなおさら、家のコーヒーセットをそのまま山に持っていきたい!と思ったことがあるはず。
この記事では、低山ハイキングを中心に楽しんでいる編集部員が、最小の道具で山でも、アウトドアでもコーヒーを楽しむ方法をご紹介しています。
コンパクトに、使いやすく、進化し続けるアウトドア用品、すでに家にあるものやいつも使っているものも転用、無駄のない準備と登山先やアウトドアでのコーヒーの淹れ方に挑戦してみました。
目次
無駄を省いて、道具は最小に。それでもおいしいコーヒーが飲める!
外でコーヒーを楽しもうと考えた時に、最初に迷うのは、何を準備すればよいの?ということ。
まずは自宅から準備していく道具一式です。ゴミや後始末のことまで頭に入れたうえで試行錯誤し、たどりついたベストセレクションです。
写真の右上から時計回りにご紹介します。
①ガスカートリッジ
お湯を沸かすための燃料です。
準備したのはオールシーズン利用可能な小さいサイズのもの。お湯を沸かすには、これがなければ始まりません。日帰り、1泊程度であればこれで充分、かさばらないのも便利です。
②ドリップ用ペーパーフィルター
コーヒー用のペーパーフィルターを人数分持っていきましょう。
③ケトル
水をいれてお湯を沸かすのに必要です。2人分のコーヒーを入れるのにぴったりなのが0.6Lのケトルです。
④アウトドア用小型テーブル
なくても大丈夫ですが、いざお湯を沸かそう、コーヒーを淹れようとしても、外にはたいらな場所が意外にありません。折り畳み式のテーブルがあると重宝します。
写真のテーブルは、折り畳み式で厚さ1センチ、横30センチ、縦10センチにまでコンパクトになります。セット時は開いて使用し、お湯を沸かす隣で、カップやドリッパーを置いて準備できるため、不便を感じないぴったりサイズ。
⑤水
500mlペットボトル1本で2人分いれられます。ペットボトルは中身を使った後は、小さくたたんで家まで持ち帰れるので便利です。途中で調達できる点もいいですよね。
⑥マグカップ
厚めのプラスチック製カップをいつも使用しています。軽くて、スタッキングができるのが、これを選んだポイントです。色もカラフルで、目につきやすいので、石や木の上に置いても紛れ込まず、目立つ点もポイント高しです。
⑦シングルバーナー
シングルのバーナーです。カートリッジに装着して、つまみ部分を緩めると火をつけられる仕組みになっています。収納時は手のひらにおさまるサイズにまで小さくすることができます。
また、設置時はホルダーを4方向に広げて使用します。ガスコンロの五徳のようにケトルを下から支えてくれて、安定感も抜群。
⑧アウトドア用ターボライター
100円ライターなどでも、もちろん良いのですが、風が強くても、風に負けない。きちんと火がつくのがターボライターです。山の上で火が付かない!とならないように、ここはパワフルなものが安心です。
⑨ドリップ用ホルダー
登山をされる方は、愛用されている方も多いのではないでしょうか。太い針金製で伸ばしたり、縮めたりできるため、収納時は1㎝以下の厚さまでコンパクトにたためます。
個人的にもこれは本当に使える!ホテル泊などの時も持参して、コーヒーを部屋で淹れています。
コーヒー豆は挽いてもっていくべし
ミルと豆を持っていかれる方も多いようですが、荷物は少なくしたい…。
そうだ!山で豆をひかなくても、ひいて持っていけばよい!と思いつきました。
朝に挽いたコーヒー豆をその日のうちに飲むのであれば、十分フレッシュな状態で飲めますし、ミルを持って行かず、豆を引いた粉の状態を小分けにして持ち運びましょう。
ご存じかと思いますが、コーヒー豆ってけっこう香り強いです。
ですので、リュックで持ち運びする時はビニール袋にまずは一人分を入れて、結んで閉じます。
さらに2杯目の粉を入れて、再度結びます(それでも多少は香りがするのですが…)。
使用するときは、一人分ずつ袋からフィルターに入れて、お湯を注ぎます。
そして、この袋をそのままごみ入れに使用して、自宅に持ち帰れます。
荷物をすべてリュックにつめて出発!
リュックの中で道具同士が当たって音がしないように、傷などを防ぐためにも、それぞれを専用袋などにまとめてリュックへ詰めていきます。
パッキングも慣れた方なら、もっとコンパクトにできるのかもしれませんね。
袋は道具を購入した際に付属してくる場合がほとんど。袋だけを新たに探す必要はありません。
コーヒーを淹れるための準備
ドリッパーは畳まれている状態を、写真のようにのばしてセットします。
お湯を注ぐ準備が整いました。
カートリッジにバーナーをセット。カートリッジの口の部分とバーナーをねじのようにくるくる回して装着します。
バーナーのつまみ部分を手動でゆるめて(商品説明にはつまみを押し込んでとありますが緩める感覚が強いです…)、ターボライターで火をつけます。
水を入れたケトルをのせて、後はお湯が沸くのを待つだけです。
おいしいコーヒーになあれ!
最後に
山でコーヒーを飲んでみたいけど、荷物が増えるのが嫌だと思われる方も多いかもしれません。
でも、工夫次第では本当に少ない荷物でコーヒーが楽しめます。
ハイキングのたびに少しずつ改良を試みて、たどり着いた道具をご紹介しました。
初心者でも安心して使えるものばかり、扱いが簡単な道具ばかりですので、一度、挑戦してみてくださいね!
ご紹介した商品の購入はこちらから
今から「外でコーヒー」に挑戦してみるという方もおられるかと思いますので、ネットショッピングサイトへのリンクをそれぞれ紹介しておきますね!
ご興味のある方はこちらからどうぞ。
興味が深まっていくうちに、さらに本格的なものが欲しくなるかも…しれませんが。
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