大阪の春の風物詩「第17回大阪アジアン映画祭」2022年3月10日開催

映画好きを魅了する毎年春の恒例イベント、「大阪アジアン映画祭」。

今年は、世界31の国と地域から全77作品の話題作を上映予定で、2022年3月10日~20日に開催。そのほとんどが日本初公開!

Opening Film “Yanagawa” 『柳川』

オープニング作品は、中華圏で絶大な人気を誇るニー・ニーと池松壮亮出演、九州・柳川を舞台にした『柳川』。

Opening Film “Yanagawa” 『柳川』

そしてクロージング作品には、森山未來、阿部純子、南 果歩が出演する、 『MISS OSAKA(原題)』 を一般公開に先駆けて初上映。大阪でも撮影が行われたこの作品は、デンマーク・ノルウェー・日本合作のヒューマンミステリーだ。

Closing Film “Miss Osaka” 『MISS OSKAKA(原題)』
(C)Haslund Dencik Entertainment
Closing Film “Miss Osaka” 『MISS OSKAKA(原題)』
(C)Haslund Dencik Entertainment


また、60分未満の短編作品を組み合わせたプログラムも。出来のいい弟のため、ヤンチャな姉が奮闘する韓国映画『オートバイとハンバーガー』、旅先のトルコで偶然出会ったウクライナ人男女のジェットコースターのような1日をスタイリッシュに描く『二度と一緒にさまよわない』など。短時間で作品の世界観に浸れる体験を味わってみては。

注目の3作品はこれ!

1作品目は、台湾のホウ・シャオシェン製作総指揮によるドラマシリーズ『縁起良き時』。この第1話を台湾本国での配信に先駆け、世界初上映。

2作品目は香港のベテランスターが共演する、現代社会の孤独と温もりを描いた『黄昏をぶっ殺せ』。

3作品目は、韓国・コン・スンヨンが初主演した、韓国内外の映画祭でも受賞ラッシュとなった『おひとりさま族』。

またフィリピンの『ゲームボーイズ』制作陣が手掛ける、ブラックコメディ『ビッグ・ナイト』や女子学生とアダルトショップの女性オーナーの交流を通して、生と性について問う異色のモンゴル映画『セールス・ガール』。

ほかにも堀家一希主演で高崎を舞台にした、フィリピン人の母親や同性の恋人との関係に悩む青年の葛藤を描いた『世界は僕らに気づかない』。また、田中 圭主演の、城定秀夫監督最新作『女子高生に殺されたい』といった日本映画も一般公開に先駆けて世界初上映する。

オンラインでの上映も!

スクリーン上映以外でも、過去に 「大阪アジアン映画祭」 で上映された作品で、今こそ世界に知ってほしい10作品もオンラインで上映予定。こちらは2022年3月3日~21日の期間で実施。

渡辺真起子、安藤サクラが姉妹を演じた『トルソ』(2009年)や、『ドライブ・マイ・カー』で共同脚本を手掛けた大江崇允監督作『適切な距離』(2011年)など、ヒューマンドラマ、社会派サスペンス、SF、ラブストーリーまで、バラエティーに富んだラインアップとなっている。

映画好きはもちろん、世界のエンタメ界に興味がある人は体験してみて。

イベント名第17回大阪アジアン映画祭
場所梅田ブルク7、シネ・リーブル梅田、ABCホール ほか
期間スクリーン上映 2022年3月10日(木)~20日(日)、オンライン上映 2022年3月3日(木)~21日(祝)
問い合わせ06‐4301‐7285(大阪市総合コールセンター〈なにわコール〉)
URL https://www.oaff.jp/2022/ja/index.html

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