【大阪】スペシャルティから、お手頃の豆まで揃うコーヒー豆専門店。SANWA COFFEE WORKS(サンワコーヒーワークス)本店

阪急天神橋筋六丁目駅から天神橋筋商店街を歩いて約7分、飲食店の連なる繁華街の一角に建つのがSANWA COFFEE WORKS(サンワコーヒーワークス)本店。

SANWA COFFEE WORKS本店の外観

二階建てのビルの1階にカフェスペースとキッチン、2階にはカフェスペースと焙煎スペースが設けられている。

季節の花やグリーンが配され、高い天井に、ゆったりとした空間が穏やかな時間を作っている。

天神橋筋商店街のあるエリアを歩いていると、昔ながらの喫茶店はちらほらと見かけるが、スペシャルティコーヒーを楽しめる専門店はまだまだ少ない。

SANWA COFFEE WORKS本店から外を見た風景

初めてここを訪れた時に感じたのは、コーヒー豆の種類がたくさんあって選ぶのが楽しい店であること。お客さんがゆったりとした雰囲気で自由に過ごしているのも、慌ただしい商店街の雰囲気とは正反対でいい。

SANWA COFFEE WORKS本店の内観

客層も小さな子どもを連れたファミリーや、年配のご夫婦、近所に住まれていると思われる海外の方まで、混ざり合っている感じも気楽でいい。少し離れた地域からも通う人が多いという人気店というのもうなずける。

コモディティからスペシャリティまで。バランスの良さを大切にした豆選び

SANWA COFFEE WORKS本店のコーヒー豆

SANWA COFFEE WORKS本店で扱う豆は、スペシャリティと呼ばれる希少なコーヒー豆に限らず、世界で多く流通するコモディティも取り扱うため、商品数がとても豊富。

スペシャリティとコモディティ、どちらの良さも伝えたい

最近ではスペシャリティコーヒーという言葉を聞くことがとても増えた。

スペシャリティは言葉からもわかる通り、特別な、希少なコーヒー豆のこと。

SANWA COFFEE WORKS本店のコーヒー豆

どこの農園の誰が生産した、農園の高度や周辺環境はどのようなところなのか、そして日本までどのように運ばれてきたか。

野菜や果物、お米など、生鮮食品が手元に届くまでの経緯や情報を気にかける人は多いのではないだろうか。コーヒー豆も生鮮食品のひとつであり、同じようなことがより重視されるようになった。

SANWA COFFEE WORKS本店のコーヒー豆

スペシャリティに対して、コモディティコーヒーは、主に商品先物取引市場で取引されているコーヒー豆のことをいう。

世界でもっとも多く流通しているグレードのコーヒー豆。例えば、缶コーヒーなどに使用される豆などもその一つ。言い換えれば、世界で一番飲まれて、誰もが親しんでいる豆ともいえるかもしれない。

SANWA COFFEE WORKS本店の内観

店主が厳選した数種の豆の中から自分に合うものを選ぶというのも、通いなれた店ならいつも通りの行為で楽しいかもしれないが、初めて訪れる店、慣れない店では、買う側にもある程度の知識が必要となり、少し気が引けてしまいそう。

それに比べると、種類が多く、価格帯も毎日楽しめそうなものから、高価なものまで。いろいろな選択肢で自分に合いそうな豆を選べるのは安心感がある。

「飲んだ人がどう感じるか」も大切にしたい

SANWA COFFEE WORKS本店の焙煎の様子

西川さんは店に置くコーヒー豆について一番重視するのはバランスだと話す。さらに「それを飲んだ人がどう感じるか?」も大切にしている。

希少で珍しい豆を楽しむ人が増えた一方で、品質がきちんとしていれば、ガブガブ何杯も気軽に飲める豆が欲しい人もいて、昔ながらの喫茶店のコーヒーの味になじんだ人もいたり、カフェインが入っていないコーヒーを好む人もいる。

買って飲んだ人がどう感じるか、何を求めているか、色々なニーズにこたえるには現在のように多くの種類が必要となる。

地元に愛され約60年、3代続くサンワコーヒーの歴史

SANWA COFFEE WORKS本店の内観

SANWA COFFEE WORKS本店のある場所は、江戸時代に青物市が立ったことをきっかけに賑わい、衣料品、飲食、娯楽などが集まる日本一長い商店街となった天神橋筋商店街エリア。

SANWA COFFEE WORKS本店の内観

ここに10坪ほどの喫茶店として開店したサンワ喫茶が、SANWA COFFEE WORKSのはじまりとなる。

おじいさまの代で10年、おとうさまの代で40年、3代目となる西川さんのSANWA COFFEE WORKSで10周年と、60年間続く老舗でもある。

オープン当初は8種ほどの豆を扱うコーヒー豆専門店としてスタート。

その後、徐々に種類を増やし、3~4年前には現在と同じ、30種ものコーヒー豆とそれぞれの豆をドリップバッグでも常時、販売している。

SANWA COFFEE WORKS本店から外を見た風景

西川さんは大学を卒業後は一般企業に就職、サンワの名前を継ぐ際に、コーヒー一杯を売るという、これまでのやり方だけでは継続が難しいと考え、コーヒー豆専門店とカフェとを合わせた店舗にリニューアル。

SANWA COFFEE WORKS本店のスイーツメニュー

現店舗に移転後しばらくは、1階部分だけで営業していたが、1年前にクラウドファンディングで集めた資金を基に、2階部分を改装、カフェスペースを拡大して、コーヒーに合うカフェメニューにもより力を入れるようになった。

200人収容のオオバコカフェに挑戦していきたい

将来、どんな店にしたいですか?と問うと、200人くらい入れるオオバコの専門店にしたいとの答え。

オーナーの西川さんには、小さな規模の専門店を続けるよりも、大規模なコーヒー専門店の方が店を長く残せるとの想いがあるそう。

SANWA COFFEE WORKS本店の内観

世界がSNSでつながる今なら、色々なコーヒー豆が手に入り、スイーツとコーヒーでちょっと休めるカフェもある、200人も収容できるオオバコなら珍しさもあり、SNSを通じて、色々な場所から足を運んでもらえる機会が生まれると感じている。

コーヒーを楽しむための「コーヒーを学ぶための30日チャレンジ」

サンワコーヒーの30日コーヒーチャレンジ
※ここに書かれた30種のコーヒー豆セットを購入の方にアドバイスメモとして配られているもの。

今だから『コーヒーの事、ちょっと学んでみませんか?』との想いを込めスタートしたのが、「コーヒーを学ぶための30日チャレンジ」。

SANWA COFFEE WORKS本店で気になったのが、店で買えるコーヒー豆全種について書かれた写真の用紙。

取り扱いの30種のコーヒー豆をすべてドリップバッグにして用意し、どのように飲んでいけばいいのかをオーナーが解説。A3用紙1枚の渾身の作となっている。

書かれているのは、商品名、焙煎度合い、味わいに関するコメント、スペシャリティなのかブレンドなのかといった豆の種類、そしてどこから来た豆でどんな特徴があるのか、全種類制覇を目指したくなる。

【コーヒーを学ぶ30日チャレンジセットの購入はこちらから】

コーヒーに関することなら全方位からアクセス可能!な一軒

SANWA COFFEE WORKS本店のコーヒー豆やグッズ

SANWA COFFEE WORKS本店では、コーヒー豆専門店として、コーヒー生豆の仕入れ、焙煎と抽出をプロとして提供する一歩で、ワークショップを開催したり、オーナー西川さんはウェブマガジン(下記の公式サイトより)も発行している。

コーヒー豆販売、ギフトセットやオリジナルグッズの販売、オーナーセレクトの器具も取り扱い、カフェでいただくスイーツもスイーツ専門店でいただくのと変わらない品々がそろっている。

コーヒーを狭く深く楽しみたい人、とにかく色々試してから方向性を定めたい人、コーヒーとスイーツを楽しみに、どの方向からも入っても応えてくれる間口の広さが魅力の一軒。

これからコーヒーを楽しんでみたいという人には、ぜひ一度行ってみてほしい。

スポット名SANWA COFFEE WORKS本店
時間9:00~23:00
定休日無休
問い合わせ06-6353-9603
アクセス阪急天神橋筋六丁目駅から約10分
住所大阪市北区池田町17-7【MAP
URL https://sanwacoffeeworks.com/

【阪急沿線のコーヒー豆専門店】

大阪・高槻市 FIFTEEN COFFEE ROASTERS https://tokk-hankyu.jp/articles/life/36051/

大阪・高槻市 カモセ珈琲焙煎所 https://tokk-hankyu.jp/articles/shopping/35019/

大阪・豊中市 かみかわ珈琲焙煎所 https://tokk-hankyu.jp/articles/gourmet/32757/

京都・大山崎 大山崎COFFEE ROASTERS https://tokk-hankyu.jp/articles/life/29351/

京都・二条城 ニシナ屋珈琲 https://tokk-hankyu.jp/articles/gourmet/28257/

この記事を書いたのは、TOKK編集部 K

生まれも育ちも京都。阪急電車の全駅を紹介した『まちあるき手帖 神戸線・宝塚線・京都線』を編集し、阪急電車の全駅を踏破した経験の持ち主。気になること、興味の対象は数限りなく、一日24時間では足りない!

うどん/コーヒー/ロードバイク/猫/読書/SNS(dispoで何を撮影するのが良いかお悩み中のこの頃)/ピラティス/和菓子/パン/電車/旅/東京/アンティーク/写真/建築

阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から49年目を迎える情報紙。関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディア。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

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