【京都・兵庫・大阪】おいしいコーヒーが飲めるお店、人気の珈琲専門店12選

ホッと一息つきたい時や気分を切り替えたい時に欠かせないコーヒー。産地にこだわり、少しでもおいしいコーヒーをと関西で奮闘する専門店に注目!

この記事ではこだわりのスペシャルティコーヒー、街の名喫茶からスタンドまで、関西のおいしいコーヒーの店と、コーヒーにまつわる基礎知識もご紹介しています。

目次

【京都長岡京市】スペシャルティコーヒーのみを扱って10余年「Unir(ウニール) 本店」

2006年、スペシャルティコーヒーの豆販売店としてオープン。現在では大阪、東京にも出店されていますが、豆を産地から直接仕入れる品質へのこだわりは変わらない。本店では、地元で採れた野菜を使ったランチや、店内で作るスイーツをコーヒーと合わせてどうぞ。

豆を200グラム以上購入するとドリンクサービスがあり、コンテストで優秀な成績を収めた専属バリスタが丁寧に淹れてくれる。

販売しているコーヒーを試飲できるコーナー。味や香りを比べてから購入できるのがうれしい。

スポット名 Unir(ウニール)本店
時間10:00-18:00
定休日水曜日
問い合わせ075-956-0117
アクセスJR西日本「長岡京駅」および阪急電鉄「長岡天神駅」より、阪急バス 長岡京線11系統「今里」下車すぐ
阪急バス 長岡京線20, 22系統「長岡第二中学校前」下車徒歩8分
長岡京はっぴぃバス 北コース「乙訓寺前」下車徒歩6分
住所長岡京市今里4-11-1【MAP
URL https://www.unir-coffee.com/shop/head-store/

【京都河原町】懐かしさも味わえる街中の一軒「喫茶 築地(つきじ)」

昭和9(1934)年河原町に創業。繁華街の騒がしさとは打って変わって、店内はクラシック音楽が優雅に流れる別世界。赤いビロード張りのイスに座り、コーヒーの苦みとクリームのコクが溶け合う「ウインナー珈琲」をひと口飲めば、気分は昭和にタイムスリップ。

スポット名 築地(つきじ)
時間11:00~18:00
定休日無休
問い合わせ075-221-1053
アクセス阪急京都河原町駅からすぐ
住所京都市中京区河原町四条上東入【MAP
URL https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001588/

【京都嵐山】嵐山の美しい風景のお供に「アラビカ京都 嵐山」

渡月橋と桂川を望む場所に立つ、白い建物が同店。ハワイ島コナの自家農園のほか、世界中から厳選したスペシャルティコーヒーを毎日焙煎して販売している。おすすめは深いコクと豊かな香りが楽しめるカフェラテ。コーヒー片手に嵐山散策へ出かけよう。

このショットもInstagramではすっかりおなじみ。テイクアウトをして、嵐山の風景を眺めながら、お店の前でいただくのもおススメ。

スポット名 アラビカ京都 嵐山
時間8:00~18:00
定休日不定休
問い合わせ075-748-0057
アクセス阪急嵐山駅から徒歩約15分
住所京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3−47【MAP
URL https://goodcoffee.me/coffeeshop/arabica-kyoto-arashiyama/

【兵庫西宮】時間と手間をかけておいしさを極める「三ツ豆(みつまめ)珈琲」

手回し焙煎機でじっくりローストした、スペシャルティコーヒーを提供。ネルフィルターでドリップし、高級洋食器・大倉陶園のカップに注げば、そのおいしさに磨きがかかる。店主が内装まで手がけたという落ち着いた雰囲気の店内で、優雅なひとときを過ごそう。

カウンターは、店内が全て見渡せるように設計されている。全ての工程を一人で行う長岡さんのこだわりだ。

道路に面した窓からは、夙川の四季の変化が楽しめる。

繊細でありながら豪華な絵付けが施されたカップ&ソーサー。カップのデザインも、味わいのひとつ。

スポット名 三ツ豆珈琲
時間10:30~18:30(L.O 18:00)
定休日不定休
問い合わせなし
アクセス阪急苦楽園口から徒歩4分
住所西宮市北名次町10−12夙川サニーガーデンC棟 B1F【MAP
URL https://ja-jp.facebook.com/MITSUMAMECOFFEE/

【兵庫宝塚】ハンドピックを徹底して透明感ある味に「SHIZUKU COFFEE ROASTER(シズクコーヒーロースター)」

世界各地で生産され、スペシャルティコーヒーの基準を満たした豆を6~7種自家焙煎。クリアな味わいは、焙煎の前後に欠点豆を取り除くハンドピックを丁寧に行った証し。フレンチトーストなどのスイーツと一緒に、おしゃれなカフェスペースで至福の一杯を。

アンティーク家具が配された店内。テーブルごとに趣きが違うので、お気に入りの席を探してみて。

建物内に小屋があるような、不思議な空間。

豆の特長を生かして丁寧に焙煎した豆を購入することもできます。

スポット名 SHIZUKU COFFEE ROASTER
時間9:00~18:00
定休日火曜日(不定休)
問い合わせ0797-86-8118
アクセス阪急清荒神駅下車徒歩約8分、阪急宝塚駅下車徒歩約11分
住所宝塚市宮の町7−6【MAP
URL http://shizuku-coffeeroaster.com/

【神戸】深煎りのおいしさをエスプレッソで「RAVO BakeCOFFEE(ラボ ベイクコーヒー) 神戸三宮店」

元町で人気の同店、神戸三宮の2号店がこちら。香りと苦味・コクのあるコーヒーは深煎りの豆を手動レバー式のマシンで淹れるのが特徴。「コーヒーで四季を感じてもらいたい」と、月替わりで登場する限定メニューもお楽しみに。

スポット名 RAVO BakeCOFFEE(ラボ ベイクコーヒー) 神戸三宮店
時間10:00~19:00
定休日不定休
問い合わせ078-321-3622
アクセス阪急神戸三宮駅からすぐ
住所神戸市中央区北長狭通3-6-8-2【MAP
URL https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28044644/

【兵庫芦屋】野菜を扱うように鮮度や質にこだわる「RIO COFFEE 芦屋」

丁寧に作られた最高品質のスペシャルティコーヒーのみを販売。「コーヒーを野菜や果物と同じように売る」と掲げ、鮮度を大切にし、均一に加熱できる熱風焙煎機で豆の持ち味を引き出す。コーヒーの持つ酸味や苦味のおいしさに出合える店だ。

スポット名 RIO COFFEE 芦屋
時間11:00~19:00
定休日火曜日
問い合わせ0797-26-6667
アクセス阪急芦屋川駅から徒歩約15分
住所芦屋市茶屋之町4−12−104【MAP
URL https://ashiya-rio.jp/

RIO COFFEE  神戸三宮店はこちらから

【神戸】元町の街角で存在感あるコーヒー店。「神戸元町 エビアンコーヒーショップ」

神戸元町商店街近くに昭和27(1952)年創業。中煎りの豆をやや多めにサイフォンへ。アルコールランプの炎でフラスコを温め、湯がロートに上がったらゆっくりとかき混ぜる。どっしりとした味わいが、自家製スイーツとも相性◎。 

スポット名 神戸元町 エビアンコーヒーショップ
時間平日 8:30~18:30
日祝 9:00~18:00
定休日水曜日
問い合わせ078-331-3265
アクセスJR・阪神元町駅徒歩約2分
住所神戸市中央区元町通1丁目7-2【MAP
URL https://www.evian-coffee.com/

【神戸】余韻とキレの絶妙なバランスを感じて。「珈琲 春秋(しゅんじゅう) 岡本本店」

店主が目指すのは、飲み終わってからも余韻が続き、砂糖やフレッシュを加えてもキレがあるスッキリとしたコーヒー。そのため、生豆は最上品質のものを専用の蔵で熟成させ、品質管理を徹底している。着物の帯などの和のディスプレイも店主のこだわり。

スポット名 珈琲 春秋(しゅんじゅう) 岡本本店
時間7:00~23:00
定休日無休
問い合わせ078-451-5911
アクセス阪急岡本駅下車すぐ
住所神戸市東灘区岡本1丁目6【MAP
URL http://www.syunju.com/

【大阪吹田】コーヒーやケーキに店主の思いを込めて「kawakamicoffee roaster(カワカミ コーヒーロースタ)」

「当たり前のことを日々当たり前に」。そんな誠実さが現れた、スペシャルティコーヒー専門の自家焙煎店。住宅街にあって、どの時間に訪れてもゆったり過ごせる。メニューはブレンドのほかシングルオリジンが数種類。自家製ケーキやサンドイッチと一緒にぜひ。

箕面にある、家具専門店に依頼したというおしゃれな内装。木の温もりが感じられる。

店内の黒板には、コーヒー豆の産地や農園情報が描かれている。

店の正面には焙煎機の煙突が突き出していて、前を通ると、香ばしい香りに誘われる。

スポット名 kawakamicoffee roaster
時間9:00~17:00
定休日火曜日
問い合わせ06-7493-3083
アクセス阪急山田駅から徒歩約10分
住所吹田市山田東4丁目11−15【MAP
URL https://www.kawakamicoffee.com/

【大阪豊中】カップや音楽もおいしいコーヒーの共演者「きりん珈琲」

深煎り豆の香ばしさが鼻をくすぐる「きりんブレンド珈琲」、炭火焙煎した豆を使った「スミヤキ」など、多彩なコーヒーをサイフォンで淹れてくれる。同店では、エレガントなカップやBGMで流れるモーツァルトもおいしい味わいを構成する要素のひとつ。

スポット名 きりん珈琲
時間平日:7:00~20:30、土日祝:9:00~20:30
定休日木曜日
問い合わせ06-7222-9870
アクセス阪急豊中駅からすぐ
住所豊中市玉井町1丁目2−15【MAP
URL http://kirin-coffee.jp/

【大阪天満】コクと甘みが奏でる味をレトロな空間で「天満プランタン 大阪」

昭和46(1971)年に開店。アンティークのランプや、革を張り替えて使い続けるイスなど、店内はクラシカルなムード。生豆を直火式焙煎機でローストし、ネルドリップで淹れるコーヒーはコクと甘みがあり、カップには飲みきった後まで香りが漂う。

スポット名 天満プランタン 大阪
時間平日7:30~19:00、日曜9:00~18:00
定休日無休
問い合わせ06-6358-3106
アクセス阪急天神橋筋六丁目駅からすぐ
住所大阪市北区天神橋4-4-1【MAP
URL https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27012749/

コーヒーを楽しむための基礎知識

ここからはコーヒーを飲みに行くとき、豆を購入する時に頭に入れておくと良い基礎知識をご紹介します。

コーヒー豆の産地はどこ?

赤道を挟んだ北緯・南緯25度が、コーヒー豆の産地でコーヒーベルトと呼ばれる。日中と夜の寒暖差が大きいことが特徴のひとつ。最近は地域や農園の差だけでなく、土壌や気候といったわずかな環境の違いによって、コーヒー豆の品質や風味が多様化しています。

味の違いは何によって決まる?

産地や品質によって味は異なりますが、焙煎の仕方や豆の挽(ひ)き方でも変化します。酸味を生かしたい場合は浅煎り、苦みを強調したい時は深煎りといったように、豆が持つ味によって焙煎方法を使い分けます。酸味が苦手な人も多いですが、豆本来の酸味はフルーティーで爽(さわ)やかな風味です。

抽出方法によっても味わいに違いが。ペーパードリップやネル(布)ドリップは油分が吸収され、すっきりとしたコーヒーに。高温で淹れるサイフォンは豆の個性が出やすい。気圧をかけて抽出するエスプレッソは風味も凝縮されて、ストレートに豆の味を感じられます。

「シングルオリジン」と「ブレンド」

「シングルオリジン」は農園や生産者、処理方法などが明確で、その豆の特徴が感じられるもの。「ブレンド」は店が独自にテーマを設け、それに合わせて数種の豆を配合したもの。

最近よく聞く「スペシャルティコーヒー」って?

簡単に言うと、世界共通の評価方法があり、その基準を満たしている豆のこと。さらにその中でも、「カップオブエクセレンス」などコンテスト受賞豆は特に品質が高いとされる。

家で淹れる時のワンポイントアドバイス

豆を購入後すぐ飲むなら常温保存でOK。そうでない場合は冷凍庫へ。抽出はフレンチプレスがおすすめ。粗挽きのコーヒー豆とお湯を容器に入れ、4分経ってからプレスするだけなので手軽です。いずれにしても、コーヒー豆は野菜などと同じ生鮮食品なので、早めに消費した方ベター。

最後に

オーナーさんのこだわりがギュッと凝縮したような一杯のコーヒーを飲むと幸せな気持ちになります。

関西にはまだまだ注目のコーヒーの店がたくさんありますが、まずはおさえておきたい12店をご紹介しました。ぜひお出かけくださいね。

  • 掲載店舗や施設の定休日、営業時間、メニュー内容、イベント情報などは、記事配信日時点での情報です。予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
  • 価格は記事配信日時点での税込価格です。

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