兵庫県・夙川の人気スイーツ店エルベラン。名品レモンケーキは必食!

関西では、常に住みたい街の上位に名前があがってくる兵庫県西宮市の夙川エリア。多くの人が憧れている街で、長く愛される人気のスイーツ店となれば、どんな商品があるのか、スイーツ好きなら、とても気になるところですね。

この記事では、夙川で代々愛されるエルベランで人気のスイーツと、オーナーシェフがお菓子作りに込める想いなどをご紹介しています。

ふわりと香るレモンがさわやか「シャンティシトロン」

白いプレートに載ったレモンケーキ、シャンティシトロン
エルベランを代表するレモンケーキ・シャンティシトロン

1964年の創業当時から販売、エルベランの代名詞として、一番に名前があがるのがレモンケーキ「シャンティシトロン」です。国産のレモン果皮と果汁を使用して焼いたスポンジに生クリームをサンド、特製の国産レモンのカスタードクリームで仕上げられた伝統の技が光るレモンケーキです。

小麦粉だけでなく、生地やクリームにたっぷり使われているレモンも国産を使用。柑橘系のフレッシュな香りと味わいで、夏バテ気味で食欲がないなあという時でもペロッと食べられる軽さが特長です。

大人のためのバターケーキ・フルーツケーキ

エルベランの定番。創業当時から愛される大人のためのバターケーキ
フルーツケーキ 1本 2,301円(税込み)

白ワインをメインに、数種類のお酒で漬けこんだ自家製のフルーツ漬けをたっぷりと使って焼き上げたバターケーキです。
しっとりとした食感の生地と、レーズン、チェリー、梅などのフルーツや、ピーカンナッツが一体となってハーモニーを奏でる逸品。

長年にわたって愛され続けるエルベランのオリジナル生菓子には、お菓子職人の方のこだわりもギュッと詰まっています。

フリーズ・スイーツの定番は生チョコ

箱入りの生チョコ
生チョコふたつは、10個入りで1.620円

エルベランの冷凍菓子の中で最も売れているというのが「生チョコふたつ」。

こちらも30年以上愛される一品です。フランス・ヴァローナ社のホワイトチョコとミルクチョコを使った二種類の味のチョコクリームをくっつけたコロンと可愛い冷菓。

特製のジャージー乳の生クリームから作られた口溶けの良いクリームは後味もサッパリ。10個なんてあっという間に食べてしまえそうです…。

限りなく、シンプルなチョコスイーツですが、シンプルなだけに味の良さがくっきり。こちらもぜひ試したいスイーツです。

幸せが訪れる?!新商品のクッキー缶

エルベランの新商品しあわせのクッキー缶
1,620円(税込み)

ミントグリーンに金の縁取り、花が描かれた素敵な缶を開けると、中にはハート形の小さなパイ菓子「パルミエ」。

エルベランの新商品しあわせのクッキー缶にはパイがぎっしり

幸せの青い鳥缶と名付けたこの缶に込められているのは、「エルベランのお菓子があなたの幸せなシーンの片隅にいつもあるように。」とのオーナーシェフの思いです。

エルベランの看板商品・クッキーは必食

エルベランクッキーの詰め合わせ 30枚入  2,571円(税込み)

エルベランの看板商品であり、夙川を代表する手土産といえば「エルベランクッキー」。クッキーは数あれど、エルベランのクッキーは貰って嬉しい、食べておいしいクッキーです。

サブレに一手間くわえて、パイを巻きつけ、フランス・ヴァローナ社のホワイトチョコレートがサンドされています。

サクッとした食感に、クーベルチュールチョコレートの上質で豊かな味わいは一度食べたらクセになります。

ずっと愛される老舗スイーツ店の人気の秘密

店舗外観

次々と流行が生まれ、めまぐるしく変化するスイーツの世界にあって、55年以上もずっと支持され続けるエルベラン。今回の取材の中では、人気の秘密をうかがい知れる印象的なお話を聞くことができました。

現在の店舗は2011年にリニューアル、白い建物に大きくかかげられた看板には、濃紺にゴールドのロゴ、今ではすっかり街並みになじんでいます。

素材への思いやりが生むスイーツの数々

オーナーシェフを務める柿田衛二さんはケーキ店の仕事を「バターや牛乳、小麦といった素材のうま味を引き出すことだ」と言われます。

和食なら基本はだしにあり、ステーキ店であれば牛肉そのものの良さを問われるのと同じように、ケーキ店であれば、小麦や卵、牛乳、バターといった素材がもつ旨味を最大限に引き出してこそ、と考えておられるそうです。

こういった素材やお菓子作りへの思いは、エントランスに掲げられたボードにも刻まれ、ここを訪れる人々を出迎えています。

食べれば、心配りまでも伝わってくるスイーツ

お菓子作りへの想いが書かれたメッセージボード

素材への想いだけでなく、エルベランで働いておられるスタッフの方にも、まずはおいしいご飯を食べてもらい、舌をきたえるところからスタートとされるとのこと。素材の良しあしの判断は、経験を通して会得されていくもの。

素材に始まる商品、店づくりやパッケージに込められたフィロソフィー、スタッフの方やサービスなど、店に関わるあらゆることへの細かな心配りと姿勢は、買う側にも自然と伝わってくるものですよね。

商品の後ろに隠れたさまざまな心が、地元の方のみならず、多くの人から信頼を得るスイーツへとつながっているんですね。

時代に合わせて磨かれ続けるレシピ

オーナーシェフ・柿田衛二さんが、先代で創業者でもあるお父様から受け継いだのは、厳選した素材の持つ風味と味だけで食べてもらえるよう心を込めて作るお菓子です。

店頭に並ぶスイーツたちは、創業時からずっと3~10年かけて磨かれ、完成したレシピによって作られたものばかりだそうです。

衛二さんの代になっても、その時代、時代に合わせたアレンジを取り入れ、伝統や技術はいかしながら、お菓子づくりは続いていきます。

晴れた日にはオープンテラスもおすすめ

お店の前のオープンテラス

エルベランの店舗の外には、緑に囲まれたオープンテラスも設置されています。テイクアウトで自宅に持ち帰り、箱を開けるまでの時間もワクワクして楽しいですが、買ったものをその場ですぐに、心地よいテラスに座って、おいしいケーキを囲むのもおすすめです。

目の前の道路を行きかう人たちを眺めながら、たっぷり注ぐ日差しが心地よいオープンガーデンで過ごしてみては。

スポット名ケーキとクッキー  ERBERUN(エルベラン)
時間 9:30~12:30、13:00~18:00
(月曜日は10:00~12:30、13:00~16:00。
月曜日はクッキーデーのためギフト商品のみを販売)
定休日 火曜日(祝日の場合は営業)
問い合わせ 0120-440-380
アクセス阪急夙川駅下車すぐ
住所西宮市相生町 7 – 12
URL https://elberun.gift/

ちょっと足をのばして、夙川沿いをお散歩

お花見の名所として知られる夙川河川敷

兵庫県下でも、桜の名所として知られるているのが夙川の河川敷。エルベランさんから歩いてすぐのところにあります。

ご近所の方の散歩コースであり、お花見の名所であり、子供たちのあそび場であり、憩いの場でもある…、地元の人たちの足が自然に向いてしまうのが夙川です。

エルベランからちょっとだけ足をのばして、河川敷のベンチで買ったスイーツをいただくのも良いですし、桜の時期には、桜のトンネルとおいしいスイーツでお花見をするのも最高です。

食べるとホッとした気持ちになれるのがエルベランのスイーツです。自分にとってのほっこりスイーツを見つけに、近くまでお出かけされた際には、ぜひお店に足を運んでみてくださいね。

最後に

阪急の夙川駅から徒歩で約1分。訪れる人が途切れることのない人気店エルベラン。編集部Kも仕事などで近くまで行った際には、素通りすることができず、いつも何か買って帰ってしまいます。

  • 掲載店舗や施設の定休日、営業時間、メニュー内容、イベント情報などは、記事配信日時点での情報です。予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
  • 価格は記事配信日時点での税込価格です。

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