阪神間の高級住宅地として知られる兵庫県・芦屋。パンやスイーツの名店が点在し、美食の街としても知られています。

そんな美食の街に暮らす、芦屋マダムも多く訪れるというフレンチの名店「キュイジーヌ ぺリ亭」のランチが、コスパが高くて美味しいと話題です。そこで、美味しいものには目がない編集Sが行ってきました！

※店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。

「キュイジーヌ ぺリ亭」へのアクセスは？

最寄りは阪神芦屋駅ですが、阪急沿線から行くなら阪急芦屋川駅が便利です。阪急芦屋川駅の南出口から出て芦屋川沿いを南へ進みます。

川沿いの道は閑静な芦屋の雰囲気を味わうにはもってこい。駅から歩いても15分ほどですので、のんびり川沿いのお散歩を楽しんでみてください。

「キュイジーヌ ペリ亭」への道中にはお洒落なお店もいっぱい！駅から出て真っ先に見つけたのが、TOKKでもおなじみのチョコレート専門店「cherry.c」。

「お姫様のためのショコラを」をコンセプトに、バーテンダー出身のショコラティエが作るオリジナルのチョコレートが人気です。ショーケースには、シャンパンショコラやカクテルショコラなど、きらめく宝石のようなチョコレートが並びます。

編集Sが気になったのがジェラート。ラズベリーとブルーベリーがのった「ベリーベリー・ショコラ」を購入しました。

早速、近くの公園でいただきました。甘酸っぱいラズベリーと濃厚なチョコレートの組み合わせがたまりません。

他にも、無添加のお豆腐屋さんや昔ながらの手焼きせんべいのお店、お洒落なインテリアショップなども発見！

全部回っていたら、なかなかお店につきませんね（笑）
ぶらぶらと歩くのも楽しい芦屋の街です。

目印はギフトボックスのような外観が可愛いパティスリー

ようやくお店の前までやってきました！

ギフトボックスのような外観が可愛いこちらは、「キュイジーヌ ペリ亭」ではなく、「パティスリー ペリ亭」。そう、ペリ亭の発祥はスイーツから。ホテルやレストランなどで修業を積んだパティシエの永井さんが独立して2003年に「パティスリー ペリ亭」をオープン。

「パティスリー ペリ亭」のオープン当初から「店内でゆっくりと食事を楽しんでもらえる店を作りたい」との想いを温めてきた永井さん。満を持して2006年に、パティスリーに隣接してフレンチレストラン「キュイジーヌ ペリ亭」をオープンさせました。

実はパティスリーとレストランは、お店を行き来できるようになっていて、「キュイジーヌ ペリ亭」でカフェや食事をする場合は、「パティスリー ペリ亭」の店頭でケーキを選んで、レストランで食べることができるのです。

こんな種類豊富なケーキから選べるのはパティスリーが近くにあるからこそ。人気は季節のフルーツが乗ったタルト。

お誕生日ケーキなども取り扱い、「パティスリー ペリ亭」の店内にはこんな可愛らしい顔出しパネルも。

窓越しにディスプレイされた焼き菓子も優雅でお洒落です。

スポット名	Patisserie Peri(パティスリー ペリ)亭
時間	10：00～19：00
定休日	月曜
問い合わせ	0797-35-3564
アクセス	阪急芦屋川駅下車 約14分
住所	芦屋市大桝町6-8【MAP】
URL	https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28034590/

「キュイジーヌ ぺリ亭」のランチは全部で3コース

「パティスリー ペリ亭」の奥に「キュイジーヌ ペリ亭」はあります。

店内は、明るくカウンター席もあってカジュアルな雰囲気。

ランチは全部で3コースです。

・ランチA　1,550円
（サラダ・季節のスープ・パン・メイン・ドリンク）

・ランチB　2,050円
（オードブル・季節のスープ・パン・メイン・ドリンク）

・ランチC　3,100円
（オードブル・季節のスープ・パン・お魚・お肉・デザート・ドリンク）

編集Sは、ランチBをオーダーしました。ランチBはオードブルとメイン、ドリンクを選びます。

メインは6種類の中から「フランス産仔鴨もものコンフィー」、オードブルは5種類の中から「ハムムース　生ハムぞえ」、ドリンクは3種類の中から「紅茶(アールグレイ)」をそれぞれ選びました。

まずはオードブル

「ハムムース　生ハムぞえ」
ハムムースをバケットに付けていただきます。ムースは塩気があってしっかりハムの味。滑らかで食べやすく食が進みます。ちなみに、ハムムースは「パティスリー ペリ亭」で購入することもできます。

添えられた生ハムの下には、野菜のピクルスが隠れていました。コースの始まりを告げる華やかなオードブルに期待がふくらみます。

続いて季節のスープ

「季節のスープ」
蓋をあけると中にはかぼちゃのスープが。ほっこりとしたかぼちゃの甘みを感じます。とても濃厚でコクのあるスープでした。

メイン

「フランス産仔鴨もものコンフィー」
パリのビストロの定番料理。外側はパリっと、中は肉汁を逃さずしっとりジューシーに仕上がっています。楕円を描くバルサミコソースと添え野菜も美しい芸術的な一皿。本当に美味しかったです。

ちなみにメインは他に…

・地鶏胸肉のフリカッセ仕立て
・豚ロースのグリエ　レホールのソース
・牛ロースのロティ　粒マスタードのソース（プラス500円）
・ハンバーグ　赤ワインのソース
・本日の魚料理

がありました。近くに住んでいたら間違いなく制覇したくなりますね（笑）

人気のハンバーグは、火入れにこだわり、低温のオーブンでじっくり30分かけて作られています。

添え野菜は季節により変わりりますが、赤ワインを贅沢に使用したソースは変わらない味で、ふわふわのハンバーグとよく合います。

メインは、大きいお皿で提供されるのも嬉しいポイントですね。

締めくくりはデザート

「抹茶とピスタチオのタルト」
Bコースにデザートは付いていませんが、別料金で追加することができます。パティスリーから選んでくるのが、お客さんにすっかり浸透しているようで、皆さんメインを食べ終わると席を立って、パティスリーでケーキを選ばれていました。

パティスリー併設ですので、これは食べずに帰るわけにはいきません！編集Sもパティスリーで「抹茶とピスタチオのタルト」を選びました。

レストランでは、フルーツのソースを添えてお皿で提供してくれます。「抹茶とピスタチオのタルト」は、ベースとなるカスタードクリームの上に、濃茶のクリーム、ピスタチオクリームが層になっていて、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙！ピスタチオクリームが濃茶とあわせることでまろやかな味に仕上がっています。

アールグレイの紅茶と美味しくいただきました。

気が付けば入店から2時間が過ぎていました。こんなにゆっくりランチしたのは久しぶり。大満足のランチタイムとなりました。

スポット名	Cuisine Peri(キュイジーヌ ペリ)亭
時間	11：00～14：00LO、17：30～21：00（LO20：00）
定休日	月曜
問い合わせ	0797・35・3563
アクセス	阪急芦屋川駅下車 約14分
住所	芦屋市大桝町6-12【MAP】
URL	https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28002353/

最後に

芦屋の人気店だけあって、クオリティの高さはもちろんのこと、提供時のお料理の美しさにも感動！併設のパティスリーのケーキも美味しく、とても優雅な時間を過ごすことができました。カウンター席があるので一人でも利用しやすく、個室でのパーティープランもあって、使い勝手も抜群！用途に合わせてご利用ください。

この記事を書いたのは…　TOKK編集部S

グルメと絶景があればどこへでも。子育て奮闘中のママ編集。学生時代はリュック一つで旅をするバックパッカー。企業広報、ライターの経験を経て2010年にTOKK編集部へ。街ネタ・グルメ・カルチャーの発信に携わる傍ら、阪急沿線を飛び出し、全国の観光地やホテルを取材した経験も。仕事柄たま～に鉄分高め。

阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月２回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

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