兵庫・六甲の人気レストラン「山猫軒」宮沢賢治の世界観がそこに!

兵庫県のレジャースポットとして有名な六甲山――。その玄関口となる阪急六甲駅から徒歩で10分。宮沢賢治の短編『注文の多い料理店』に出てくる店をモチーフにした、人気レストランをご存じでしょうか。

童話に出てきそうな山猫たちが迎える、かわいくてお洒落な空間でいただく、洋食はどれも絶品!宮沢賢治の世界観と共に美味しい料理の数々を味わいに「レストラン山猫軒」を、ぜひ訪れてください。

※店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。

山猫のイラストがあしらわれた山猫軒の看板

関西のレジャースポットとして有名な六甲で開業

阪急六甲駅の駅看板

「レストラン山猫軒」の最寄り駅は、阪急六甲駅とJR六甲道駅。阪急六甲駅からは南側、JR六甲道駅からは北側から出て、山手幹線道路を目指します。

山手幹線道路を東へ進むと、マンションの1階に出てきました可愛らしい外観のレストランが…。

レストラン山猫軒の外観

「レストラン山猫軒」の開業は2011年。猫好きのオーナー・島谷さんが、宮沢賢治の短編『注文の多い料理店』に出てくる、山猫たちが構える店を基に構想をふくらませ、建築士の資格を持つ弟さんにオーダー。店名や看板・軒先に置かれた猫の置物にもこだわりが感じられます。

焼き物の猫のオブジェ

可愛らしい外観に期待がふくらみますね。早速、気になる店内に入ってみましょう!

『注文の多い料理店』の世界観を再現したフォトジェニックな店内

店内の様子

「レストランはお客さんにとって一番身近なレジャー」がモットーの島谷さん。
店内の至るところに猫をモチーフにした物が置かれていて、童話の世界に迷いこんだ気分になります。

楽器を演奏する猫の置物

楽器を演奏する猫の置物に、掛け時計も黒猫。尻尾はなんと振り子になっていて左右にゆらゆらと動きます。

猫の掛け時計

猫好きにはニャンともたまらないですね!

さて、こんな趣向を凝らした店内でいただけるのが、ドレープが美しいオムライスとハンバーグ、エビクリームコロッケが集合した欲張りな一皿。

出来立てで湯気がたつドレープされたオムライスとハンバーグとコロッケ

「山猫軒特製ドレープオムライス(サラダ付き)」1,850円

半熟たまごに箸を入れ、くるりとドレープを寄せたらチキンライスの上へ。

オムライスの制作中の様子。箸でくるくる巻いていく

慣れた手つきで仕上げていく島谷さん。真剣な表情です。

ドレープオムライスにソースをかける
島谷さん

あっという間に完成!

ドレープオムライスとハンバーグとエビクリームコロッケが一皿に

添え野菜も美しい、フォトジェニックな一皿。山猫軒人気のオムライスとハンバーグの両方が食べられて、エビクリームコロッケまでついてくるなんて、夢のようです。

グルメ通も思わずうなる!絶品カツレツ

「まだまだ、こんなもんじゃないで!」と、店のおすすめを教えてくれる島谷さん。「レストラン山猫軒」のメニューの中でも絶大な人気を誇るのがカツレツなのだとか。

黒毛和牛A5ランク使用の自慢の逸品「ビーフカツレツ」

ビーフカツレツ
©レストラン山猫軒

「ビーフカツレツ(ライス もしくは パン・スープ付き)」1,850円

島谷さんが調理場に戻って取り出してきてくれたのが、黒毛和牛A5ランク!!

霜降りの黒毛和牛

「ビーフカツレツ」には、贅沢にもこの黒毛和牛A5ランクが使用されています。赤身と霜降りの絶妙なバランスがなんとも美味しそう!

黒毛和牛を高温でサッと揚げて、肉のうまみをとじ込めたら、山猫軒自慢のデミグラスソースをたっぷりとかけて出来上がり。コク深く濃厚な牛肉のうまみを、味わえる一皿です。

そして、ガッツリ食べたい人におすすめなのが…

最上級ポークをジューシーに仕上げた「ローストンカツ」

ローストンカツ
©レストラン山猫軒

「ローストンカツ(ライス もしくは パン・スープ付き)」1,450円

洋食店のトンカツだけあって、デミグラスソースがかかっています。兵庫県産の最上級ポークを、毎日厳選部位のみを少量ずつ仕入れられているのだそう。キメが細かくやわらかい肉質でありながら、適度にのった脂身が噛みしめるたびジューシー!

女性におすすめなのが、ヘルシーなチキン南蛮・・・

自家製タルタルソースと淡路島産玉ネギがたっぷり「チキン南蛮」

オニオンスライスたっぷりのチキン南蛮
©レストラン山猫軒

「チキン南蛮(ライス もしくは パン・スープ付き)」1,300円

国産鶏のむね肉を使用していて、自家製のタルタルソースの上には、淡路島産オニオンスライスをたっぷりとトッピング。淡路島産玉ネギは、やわらかく、甘みがあるのが特徴で、チキン南蛮と一緒に食べることで、シャキシャキの食感を楽しめます。

今回ご紹介した「ビーフカツレツ」と「チキン南蛮」は、お値段がリーズナブルになる、お得なランチ(11:00~14:00LO)でオーダーすることもできます。

※ランチメニューは時期により変わることもあります。

感染症対策への取り組み

美味しい洋食料理と童話の世界に迷いこんだような素敵な店構えが魅力の「レストラン山猫軒」。新型コロナウイルス感染症対策にも真摯に取り組まれています。

手指の消毒剤の設置のほか、席と席の間には飛沫防止のパーテーションを設置。

パーテーションが置かれた各テーブル

パーテーションには白い木枠がついていて、店の雰囲気を壊さず素敵です。

マスクをした黒猫の掛け時計

入り口付近にある猫の掛け時計には、なんとマスクが!遊び心があって思わずにっこりしてしまいますね。

「つらい時も悲しい時も、来れば幸せな気持ちになれる洋食店」を目指しているという島谷さん。遊び心とこだわりのつまった「レストラン山猫軒」に、ぜひレジャー感覚で訪れてみてください。

スポット名 レストラン山猫軒
時間11:00~14:30
(LO14:00)
17:30~20:30LO
定休日火曜(祝日の場合は営業、翌日休)
第1・第3月曜(祝日の場合は営業、翌週月曜休)
問い合わせ078-891-3908
アクセス阪急六甲駅下車 約10分
住所神戸市灘区高徳町4-1-12【MAP
URL http://www.yamaneko-ken.com/

「レストラン山猫軒」あわせていきたいレジャースポット

「レストラン山猫軒」から少し足を延ばせば、レジャーの宝庫・六甲山!

六甲山には、2020年4月にオープンしたばかりの自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・神戸六甲山」や、アンティーク・オルゴールをはじめとする自動演奏楽器のミュージアム「六甲オルゴールミュージアム」、六甲山の冷涼な気候を生かした、国内外の高山植物が集まる「六甲高山植物園」など、ユニークなレジャー施設がいっぱい。

「レストラン山猫軒」とあわせて、六甲山の休日を満喫してみてください。

この記事を書いたのは… TOKK編集部S

グルメと絶景があればどこへでも。子育て奮闘中のママ編集。学生時代はリュック一つで旅をするバックパッカー。企業広報、ライターの経験を経て2010年にTOKK編集部へ。街ネタ・グルメ・カルチャーの発信に携わる傍ら、阪急沿線を飛び出し、全国の観光地やホテルを取材した経験も。仕事柄たま~に鉄分高め。

阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。

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