2021年4月期に、1話あたり1700万人を超える視聴数を記録した広瀬すず・櫻井 翔W主演の大ヒットドラマ「ネメシス」。その「ネメシス」が広瀬すず・櫻井 翔W主演、江口洋介共演でついに「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」 として映画化されました。

そんな話題作「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」公開を前に、主人公のひとり風間尚希を演じた櫻井 翔さんが舞台挨拶のため来阪！　今回が2018年5月以来5年ぶりの舞台挨拶という久しぶりの大阪での舞台挨拶の模様や櫻井 翔さんから「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」 への思いや撮影エピソードなどを語ってくれました。

難解なトリックは何度でも見ごたえのある映像に！

ドラマから1年ぶりに「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」製作に入った櫻井さん。不安もあったものの、広瀬すずさんや江口洋介さんをはじめ周りのキャストやスタッフがドラマから連投だったことや、衣装や役の髪型にすることでスッとスムーズに役に入れたのだそう。

複雑な内容とさまざまな伏線が敷かれている内容については「最初台本を読んだだけでは、文字や本としては面白いものの映像としてどのように表現されるかイメージしづらくて。ただ出来上がった映像は本当に面白く、映像でないと体感できないシーン」が見どころとのこと。

櫻井さんですら、演者だからこそ（どのようなシーンか）状況を確認できて話の展開や前後がなんとか整理できているけれど、初見ではなかなか難しく何度も見たくなる作品に仕上がっているのではないかということでした。

後輩・上田竜也さんに「改めて優しい人なんだなと」

いろいろなプロモーションでキャストの人と一緒の時「仲が良い」と言われるそうで、「渦中にいるとき特に意識はしないんですが、客観的にキャストと一緒の映像を見ると『仲良さそうだなぁ（笑）』」となったのだとか。本当に恵まれた環境で撮影をさせていただいてたんだなと改めて思ったのだそうです。

また撮影中のエピソードとしては、職人気質の道具屋・星 憲章として出演する上田竜也さんについて「世間の印象では上田くんって端の方で寡黙に一人座ってる印象の方も多いと思うんですけど。奥平（大兼）くんや南野（陽子）さんと車座になって話していたり、周囲の人を巻き込んでコミュニケーションを積極的にとっている姿も見られた」そう。そんな上田さんを、櫻井さんは遠巻きに微笑みながら見て「優しい人だな」と思ったことが印象的というエピソードもありました。

大阪や関西の方へ櫻井翔さんからメッセージ

コンサートなどが今はないので、応援してくださる方に直接お会いできる機会がなく、櫻井さんたっての希望で今回の大阪プレミア試写会が決まったのだそうで、直接会えて本当にうれしいと表情を綻ばせました。また「みなさんが常思っていることもよく感じています」と強いメッセージも。

「春はおでかけが増える機会でもあるので、ぜひ『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』の魅力や［面白かった］ということを周りの人にも伝えてもらえたらうれしい」との言葉で締めくくられました。

身振り手振りを入れながら、表情豊かに劇場の端から端にまでメッセージが伝わるよう話す櫻井さんの素敵な人柄が印象的な舞台挨拶となりました。

この春は、99分という絶妙な上演時間でありながら櫻井翔さんをはじめとする豪華キャストが繰り広げる、難解な謎解きや最新の映像トリックを鑑賞しに出かけてみてはいかがでしょうか。

映画 ネメシス 黄金螺旋の謎 　ストーリー

横浜にある探偵事務所ネメシスに高額の依頼が入る。天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手アンナ（広瀬すず）とポンコツだが人望に厚い自称・天才探偵の風間（櫻井 翔）は、調査に乗り出す。調査をすすめるうち、アンナは毎夜仲間が襲撃される悪夢を見るようになる。その夢に毎度登場する見知らぬ男（佐藤浩市）が実際にアンナの前に姿を現し、「あなたの悪夢は現実になる」という予言をするのだが…。