武士のルーツは大阪にあり!大阪歴史博物館で特別企画展「河内源氏と壺井八幡宮」開催
2025.11.05イベント
2026年1月16日(金)~3月15日(日)の期間、大阪歴史博物館で特別企画展「河内源氏(かわちげんじ)と壺井八幡宮(つぼいはちまんぐう)」が開催されます。
本展では「木造僧形八幡神及諸神坐像」「黒韋威胴丸(壺袖付)」(いずれも重要文化財)、「太刀 銘安綱(号 天光丸)」(重要美術品)をはじめとする壺井八幡宮の社宝と、河内源氏に関する館蔵資料などを展示。「武士の世」の礎を築いた河内源氏の活躍と伝承、そしてその源流が大阪にあったことが学べます。展示の一部をご紹介します。
■木造僧形八幡神像(もくぞうそうぎょうはちまんしんぞう・重要文化財)
正平(しょうへい)8~9年(1353~1354) 壺井八幡宮蔵

河内源氏などの武家からは武神として信仰された八幡神。神仏習合のもと、剃髪して袈裟を着た僧の姿(僧形八幡神)で表現することが行われました。本作もその一例で、2019年に重要文化財に指定されて以来、関西での公開は本展が初めてです。
■黒韋威胴丸(くろかわおどしどうまる・壺袖付・重要文化財)
南北朝時代(14世紀) 壺井八幡宮蔵

胴丸は中世の甲冑の一種で、胴の前後を覆って、右脇で引き合わせて着用します。本作は壺井八幡宮に伝来したもので、黒韋(くろかわ)で小札(こざね)を綴り合せています。全体的な様式から、南北朝時代ごろの作品と考えられます。
■太刀 銘安綱(めいやすつな・号 天光丸・重要美術品)
平安時代後期 壺井八幡宮蔵

江戸時代の『河内名所図会(かわちめいしょずえ)』の壺井八幡宮の項に「天光丸太刀」として紹介され、同じ鉄で制作した「鬼切丸(おにきりまる)」という名の太刀と同鉄で作られた雌雄の太刀だと記されています。
| イベント名 | 河内源氏と壺井八幡宮 |
| 場所 | 大阪歴史博物館 6F 特別展示室 |
| 期間 | 2026年1月16日~3月15日 |
| 時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
| 定休日 | 火曜休 |
| 問い合わせ | 06-6946-5728 |
| アクセス | OsakaMetro・谷町四丁目駅下車すぐ |
| 住所 | 大阪市中央区大手前4-1-32【MAP】 |
| URL | https://www.osakamushis.jp |
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