2025年8⽉16⽇(⼟)～22⽇(⾦)の期間、神戸のミニシアター「元町映画館」で、開館15周年記念として「⼤島⼸⼦に逢いたくて」が開催されます。期間中は、⼤島⼸⼦氏の漫画作品を原作とした『綿の国星』（1984年）、『⾦髪の草原』（2000年）、『グーグーだって猫である』（2008年）の3作品が特集上映されます。

上写真＝（C）元町映画館

『綿の国星』

【ストーリー】

どしゃぶりの⾬の日、ノイローゼ気味の浪⼈⽣・須和野時夫が行き倒れの猫を拾った。チビ猫と名付けられ、いつか⼈間になることを夢⾒るチビ猫が、⾼貴な⻘年猫ラフィエルやさまざまな猫たち、⼈間たちとの関わりの中で成⻑していく物語。

『⾦髪の草原』

【ストーリー】

心臓病を患う80歳の⽼⼈が、ある日⾃分を20歳だと信じたまま目を覚ます。18歳の新⽶ヘルパーを学⽣時代のマドンナだと思い込むが、彼⼥はうまくいかない恋に悩んでいた。奇妙な⽣活の中で、⽼⼈は徐々に現実とのずれに気が付いていく……。

『グーグーだって猫である』

【ストーリー】

愛猫サバを失った悲しみで漫画が描けなくなり、空虚な日々を送る漫画家の⿇⼦。ある⽇小さなアメリカンショートヘアーと運命的に出会い、「グーグー」と名付け⼀緒に暮らし始める。すべてが順調に回りだしていた麻子だったが、突然思いがけないことを知らされる。

8月16日の『⾦髪の草原』（17：10～）上映後には、映画館2階にてマンガ研究家・増⽥のぞみ氏によるトークショーが開催されるなど、関連イベントも実施。

萩尾望都、⼭岸凉⼦、⽵宮惠⼦らとともに《花の24年組》と称される伝説的な漫画家の世界観に、思う存分浸ってみてはいかがでしょう。