6月28日~『国立国際美術館』にて特別展「非常の常」開催

国立国際美術館は、2025 年 6月 28 日( 土)から 10 月 5日( 日 )まで、「非常の常」展を開催する。

常態化した非常事態を生きている私たち、理不尽な攻撃や突然のクーデター、地震、洪水、山火事などの自然災害によって、多くの人々が住む場所を失い、強制的な移住を余儀なくされています。

こうした「非常の常」の時代を、私たちはどのように生きることができるのでしょうか。

本展は8 名の作家の表現を通じて、時代を見つめ、想像力を膨らませ、明日を生きる希望を探る。

展覧会を通して考える「非常の時代」 

袁廣鳴(ユェン・グァンミン)《日常戦争》2024 年 シングルチャンネル・ヴィデオ(カラー、サウンド) 国立国際美術館蔵 (C)Yuan Goang-Ming Courtesy the artist and TKG+

地震、山火事、洪水、津波、かつてない気候変動などの天変地異、クーデター、侵略、戦争、突然の世界的経済危機など、地球上のあらゆる混乱は加速度を増しています。

一見、穏やかで美しい風景を切り取ったかのような米田知子の写真が撮影されたのは、休戦状態で今も緊張が続く韓国と北朝鮮の間の非武装地帯(DMZ)。

袁廣鳴(ユェン・グァンミン)は、居心地のいい居住空間が何者かによって次第に破壊されていく、戦争と背中合わせの日常を描き出しています。

精霊を召喚するパフォーマンスで環境問題を鋭く批評するクゥワイ・サムナン、高度情報化社会と新自由主義が可能にしたギグエコノミーやプラットフォーム労働の問題を扱うキム・アヨンなど、さまざまな作品を通じて、世界で起こっている同時代的な危機や社会問題について考えます。

イベント名「非常の常」展
場所国立国際美術館 地下3 階展示室
期間6月28日(土)~10月5日(日)10:00~17:00(金・土は~20:00、入館は30分前まで)
問い合わせ06-6447-4680
アクセス京阪・渡辺橋駅 約5分
住所大阪市北区中之島4丁目2−55【MAP】
URLhttps://www.nmao.go.jp/

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