スペインのカタルーニャ地方では、毎年4月23日は「サン・ジョルディの日」。ドラゴンから姫君を救った騎士サン・ジョルディの伝説に由来しており、家族や恋人、友人など親しい人の間で本と薔薇の花を贈り合い、愛や感謝を伝え合う日だ。また「子ども読書の日」でもある。
伊丹市でも「サン・ジョルディの日」にちなんで、本に親しむことのできるイベントが4月21日（日）、三軒寺前広場で開催される。

「いたみサン・ジョルディの日」の内容をご紹介

カタルーニャ風の休日を過ごせる「マルシェ」を開催！

外国の本や絵本を扱う古本店や薔薇の専門店、スペインワインやタパス、カタルーニャの伝統菓子「パナジェッツ」を味わうことのできるマルシェを開催。カタルーニャの雰囲気を感じながら、心躍る日曜日を過ごせるはずだ。

昨年大好評だった「ブラインドブックス」も登場！

「ブラインドブックス」とは、目隠し本の交換会のこと。昨年の「いたみサン・ジョルディの日」でも大好評だった「ブラインドブックス」が、今年も登場する。
参加方法は以下の通りだ。

1. 役目を終えた本、誰かに読んでほしい本を持ってくる。
2. 参加費300円を支払うと、受付ブースでタイトルがわからないように特製ラッピング。
3. ラッピングされた本におすすめキーワードを書いて並べると、交換本の完成。
4. 本を持ってきた人は、代わりに好きな本を1冊選んで持ち帰ることができる。
   本を持っていない人も、500円を支払えば交換本をお持ち帰り可。

見知らぬ誰かに本を贈り、自分もまた誰かから贈られる。そのあいだをつなぐのは、本。
本の中身はわからないが、キーワードを手がかりに本を選ぶという、ちょっと不思議な企画だ。
あなたも、思わぬ本との出会いを楽しんでみてはいかがだろうか。

「いたみサン・ジョルディの日」のイベント情報はこちら！

「いたみサン・ジョルディの日」のイベント情報は以下の通りとなっている。
けやきの新緑が美しい春の伊丹で、本を選ぶも良し、スペインのお菓子やワインを楽しむも良し。
ぜひ、素敵な日曜日を過ごそう。