【宝塚のおしゃれカフェ・ショップ】名店から穴場まで人気スポット6選
2020.07.20グルメ
宝塚歌劇や手塚治虫で有名な宝塚市。でもそれ以外のイメージがあまり浮かばないという方も多いのでは?
実際に宝塚の街を歩いてみると、おしゃれなグルメスポットや何度も足を運びたくなる雑貨店など、魅力的なお店がいっぱいあります。
そこで今回は、TOKK編集部が取材をする中で出会った、宝塚でおすすめのカフェ&ショップをご紹介します。
※新型コロナウイルスの影響により、営業日時や定休日などが変更になる可能性があります。お出かけの際には事前に公式サイトなどで最新の情報をお確かめください。
目次
【宝塚・逆瀬川】GALLERY+CAFE muguet
阪急逆瀬川駅から歩いてすぐ、築約90年の古民家を改装した空間でゆったりと過ごせる「GALLERY+CAFE muguet(ギャラリーカフェミュゲ)」。
もともとはオーナーのお祖母様が暮らしてた家で、“ここを壊さず、人に喜ばれる場所として使ってほしい”というお祖母様の思いを受け継ぎ、オーナーがお母様と二人で2013年5月にオープンされました。
無機質なコンクリートに囲まれた都会で生活している日々の中、畳や縁側のある「GALLERY+CAFE muguet」は、自宅よりも安らげると感じるほど居心地がいいです。そこにいるだけで、日々のノイズから解放され、ゆとりを取り戻すことができます。
そしてお庭を眺めながらいただく「本日のランチ」がまた絶品。旬の素材を使い、彩り豊かに手間暇かけて作られてた料理は、オーナーのお母様が趣味で集めていた古伊万里の器に美しく盛り付けられて提供されます。
いつもはかきこむように慌ただしく食べてしまうのに、おのずと一口一口、かみしめるように大切に味わっていることに気づきます。
また、GALLERY+CAFE muguetには、カフェスペースに併設したギャラリーがあります。展示を見に来られたお客さまとの出会いや再会の場として、さまざまな作家の作品を展示されています。ランチを味わったあとに、展示作品を見るのもまた優雅な時間です。
宝塚を訪れたらぜひ一度は立ち寄っていただきたい、そんな特別な空間です。
※写真提供/GALLERY+CAFE muguet
スポ ット名 | GALLERY+CAFE muguet |
時間 | 11:00~18:00(水曜は~16:00、ランチは月・火・水・土の~15:00)※ランチタイムは予約がベター。受け付けは11時・11時半・13時・13時半、席は2時間制。 |
定休日 | 木・金曜、日曜不定休 |
問い合わせ | 0797-80-7993 |
アクセス | 阪急逆瀬川駅下車すぐ |
住所 | 宝塚市逆瀬川1-8-5【MAP】 |
URL | https://gallerycafemuguet.com/ |
【宝塚・逆瀬川】un berger manquant
阪急逆瀬川駅からほど近いビルの2階にある隠れ家的なカフェ「un berger manquant(アンベルジェモンクゥ)」。センスを感じるインテリアで統一されていてとても洗練された雰囲気があります。
カレーとサンドイッチの食事メニューを提供しているほか、ケーキなどのスイーツも用意されています。食事メニューや焼き菓子、ドリンクはテイクアウトも可能です。
訪れた日は「スリランカ風骨付きチキンカレー」をいただきました。
チキンスープのうまみを生かしココナッツミルクで仕上げた「スリランカ風骨付きチキンカレー」は、程良い辛さの中にコクがあり、風味が豊か。じっくり煮込まれたチキンは口の中でほろりと崩れるほど柔らかく、添えられたピクルスなどの副菜も手が込んでいておいしかったです。
そして、スパイシーな食事をいただいた後には、デザートとしてこの日に提供されていたかき氷「ル・フロマージュ」をいただきました。
「ル・フロマージュ」は、レアチーズケーキのクリームに、ミックスベリーのコンフィチュールがのせられたもの。
これまで食べてきたかき氷とはちがい、ソースが濃厚でケーキのような味わいなのに、ケーキとはちがって生地がスポンジではなく氷なので、あっさりいただくことができます。
「un berger manquant」は、その時々でメニューが変わる創作かき氷が人気なので、かき氷好きなら一度は訪れてほしいお店です。
訪れた時にどんなかき氷が味わえるかは、行ってからのお楽しみ。
スポット名 | un berger manquant |
時間 | 11:30~19:00 |
定休日 | 水曜、ほか不定休あり |
問い合わせ | 050-7117-6356 |
アクセス | 阪急逆瀬川駅下車すぐ |
住所 | 宝塚市逆瀬川1-13-27 トヨタビル201号室【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/yukuehumei_no_hitsujikai/ |
【宝塚・清荒神】シチニア食堂
※2021年に、近くへ移転されました。詳しくは公式Instagramをご確認ください。
清荒神の住宅街に新しい人の流れを生み出している「シチニア食堂」。
彩り豊かな旬の野菜がたっぷり入ったメニューが評判で、お昼時はいつも満席になる地元の人気店です。
現在は昨今の事情でテイクアウトとデリバリー(宝塚市内)のみで営業されています。
テイクアウトメニューもお店で出しているメニューと変わらず、様々な種類の野菜がたくさん盛られていて、そのカラフルさは見るだけで元気が出ます。
まるで“野菜のアート”といった感じです。
お野菜は宝塚市西谷産をはじめ、兵庫県産のものを使用しているそうです。
シチニア食堂の魅力は、ここでしか味わえない野菜たっぷりの創作料理はもちろんですが、なんといってもお店を切り盛りされているシゲさんとチカさんのお二人です。
宝塚のお店に取材に行くと、思いがけずシチニア食堂のお二人とお知り合いだという話を聞くことが多く、本当にびっくりします。シゲさんとチカさんは、清荒神清澄寺で落語会を開いたりと、宝塚を盛り上げるべく地元でイベントを主催しているので、おのずと横のつながりが広がるのだそうです。
シチニア食堂に伺えば、お料理だけでなく何か新しい出会いが待っている。そんなワクワクする気持ちにさせてくれる素敵なお店です。
※写真提供/シチニア食堂
スポット名 | シチニア食堂 |
時間 | 12:00~18:00 |
定休日 | 水曜休 |
問い合わせ | 0797-20-0714 |
アクセス | 阪急清荒神駅下車 約6分 |
住所 | 宝塚市清荒神3-6-27【MAP】 |
URL | http://sicinia.blogspot.com/ https://www.instagram.com/sicinia_kitchen/ |
【宝塚・清荒神】casimasi
前述のシチニア食堂とつながりのあるお店の一つがこちら。靴下、石けん、革・紙・布こものなどの雑貨と、本(新刊・古本)を販売している「casimasi」です。清荒神参道にあります。
商品は、店主が旅先などで出合ったものをセレクト。
シルクとコットンの靴下や、天然由来の石けんなど、良質な素材にこだわった使い心地の良いアイテムが並びます。
こちらは南アフリカで栽培された、コットンのロープで作られたかご。
できるだけ品質の優れたコットンロープを、中心からミシンを使ってひとつずつ職人さんが編み上げて作られているそう。大きさに若干のちがいがあるのは、手作りならではの風合いです。
お店に並ぶ商品の生産地は、世界各国さまざまですが、どれも店主の審美眼がきらりと光っていて、「casimasi」という一貫した世界観が感じられます。
旅に出られなくても、ここで出合うものを通じて世界を旅したような気分が味わえます。
雑貨だけでなく、食や働き方にまつわる本など、心を整えたり背中を押してくれる書籍が充実しているのも魅力。自分の本棚に収めたくなる興味深いタイトルがたくさんあります。
つい時間を忘れて長居してしまう空間です。より良い暮らしのヒントを探しに、ぜひお店をのぞいてみてくださいね。
※写真提供/casimasi
スポット名 | casimasi |
時間 | 10:30~16:30 |
定休日 | 日・月・祝日休、土曜は月2回営業 |
問い合わせ | 0797-86-0440 |
アクセス | 阪急清荒神駅下車 約4分 |
住所 | 宝塚市清荒神3-2-10【MAP】 |
URL | https://casimasi.official.ec/ https://www.instagram.com/casimasi.takarazuka/ https://twitter.com/casimasi1 |
【宝塚・清荒神】Before Dark
「casimasi」と同じく、清荒神参道にあり、シチニア食堂さんともつながりのあるハンドメイドの革工房「Before Dark」。
「使う人に寄り添い変化する革の表情が味わえるように」と、ハンドメイドでしか表せない温もりのある革製品を1点1点製作しています。
手なじみの良い柔らかな牛革は、やさしい風合いで長く愛用できるのが魅力。
お店を訪れた時、「こんな財布をずっと探していた!」と、10年近く使い込んだ財布を思い切って買い替え、購入したのがこちらです。
魅力的なデザインに強く心を惹かれ、勢いで名刺入れも購入してしまいました。なんと、財布はセミオーダーで中身の色柄を変えることができるんです。
荷物が多く、財布がカバンの中でいろんなものにぶつかってしまうことが多いのですが、使い始めて1年経った今もきれいなまま。それでいて革がなじんできて、より使いやすくなりました。まさに一生ものの1点です。
カバンや財布、名刺入れのほかにも、時計やペンケースなど、ギフトにも最適なアイテムが並ぶので、ぜひお気に入りの一品を探しに立ち寄ってみてくださいね。
※写真は取材当時のものです。数に限りがあるため、現在店頭に並んでいる商品とは異なる場合がありますのでご了承ください。
スポット名 | Before Dark |
時間 | 10:00 ~18:00(日曜は14:00~) |
定休日 | 不定休 |
問い合わせ | 0797-97-0063 |
アクセス | 阪急清荒神駅下車 約4分 |
住所 | 宝塚市清荒神3-1-10【MAP】 |
URL | http://before-dark.com/ https://www.instagram.com/beforedark_leather/ |
【宝塚・清荒神】KIKILUAK
「casimasi」、「Before Dark」と、新しい風が吹く清荒神を、さらに活気づけているのが「KIKILUAK(キキルアック)」。
こちらは先述のシチニア食堂さんがプロデュースするカフェです。阪急清荒神駅下車すぐ、宝塚市立中央図書館とベガホールの間にあります。
おしゃれな店内にはマフィンやスコーン、キッシュなどが並び、シチニア食堂同様、野菜たっぷりの日替わりランチプレートのほか、オープンサンドやカップサラダなどがラインアップ。
ここで提供されているオープントーストに使用されているのは、パン好きなら誰もが知る生瀬ヒュッテのパン。予約販売のみの入手困難なパンが気軽に味わえるのはなんともうれしい限りです。
食事と一緒にいただく飲み物にも注目を。オーガニックの豆を使ったコーヒーのほか、季節のフルーツを使ったフレッシュなスムージーも人気です。
お客さんは学校帰りの学生から親子連れ、休憩中の社会人まで、幅広い層の方が利用されていて、一人でも気軽に入りやすい雰囲気です。
イートインもテイクアウトも可能なので、とっておきのカフェタイムを味わいにぜひ立ち寄ってみてください。
スポット名 | KIKILUAK |
時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 水曜休 |
問い合わせ | 0797-81-1058 |
アクセス | 阪急清荒神駅下車すぐ |
住所 | 宝塚市清荒神1-2-18【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/kikiluak/ |
いかがでしたか?
宝塚にはほかにもまだまだおしゃれなカフェや雑貨店がたくさんあるので、ぜひ街の魅力に直接触れてみてくださいね。
この記事を書いたのは… TOKK編集部I
「TOKK(トック)」編集部I。西宮生まれ、西宮育ちの宮っ子。サンドイッチが大好きで、ある店に3年間通い詰めて毎日サンドイッチを食べていたことも。また、ハイキングTOKKの編集制作を担当していた経験から野鳥が好きになり、外出すると必ず野鳥がいないか探す習性が。興味があるのは、レトロなもの、昭和のカルチャー全般。
阪急沿線情報紙「TOKK」は2020年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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