【姫路名物のランチ】姫路ビギナー必見、駅チカで味わう人気グルメ6選
2024.04.01グルメ
「白鷺城」とも呼ばれる世界遺産・姫路城が建ち、歴史とロマンあふれる街・姫路。
せっかく姫路にお出かけするなら、ランチも姫路らしいものを食べたいですよね。
そこで、ランチタイムに姫路名物を食べられるお店をTOKK編集部が調査してきました。どのお店も姫路駅から徒歩圏内! 姫路のおいしい名物グルメを食べに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
目次
【明石焼き風たこ焼き】姫路タコピィ:地元で愛される王道ソウルフードでランチ
姫路のソウルフードをお探しの方には、地元で50年以上愛されてきた姫路タコピィの「明石焼き風たこ焼き」(450円)がおすすめです。
だしに付けて食べる一般的な明石焼きとは違い、たこ焼きにソースを塗り、さらにだしにも付けていただくのが「ザ・姫路流」!
たこ焼きの生地にはつくね芋が使われ、焼き上がりはふんわりトロトロ。
県外出身の筆者は最初、「ソースとだしの組み合わせって、正直どうなのかな?」と思っていました。
しかし、いざ食べてみると、酸味のあるソースに鰹の利いただしが合わさり、濃厚でありながらもホッとやさしい味わいに!
地元で長く愛されてきたのもうなずける、何度でも食べたくなってしまう美味しさです。
姫路タコピィは、JR・山陽姫路駅と直結する地下街「グランフェスタ」の5番街にあります。
たこ焼きの香ばしさと、明石焼きのやさしい味わいのいいとこ取り! ついついクセになる不思議な美味しさを、ぜひ体感してみて。
スポット名 | 姫路タコピィ(旧 タコピア) |
営業時間 | 10:00〜20:00 |
所在地 | 姫路市駅前町188番地1 グランフェスタ5番街【MAP】 |
アクセス | JR・山陽姫路駅下車 徒歩1分 |
定休日 | グランフェスタに準ずる |
お問い合わせ | 079-221-3657 |
【えきそば】えきそば在来線上り店:中華麺×和風だしが意外に合う!コスパ・タイパ抜群ランチ
姫路のソウルフードといえば、「えきそば」も外せません!
「えきそば」は、中華麺に和風だしを組み合わせたメニュー。一見ミスマッチに思えますが、実は戦後すぐの頃から地元の方々に愛されている、超ロングセラーグルメなんです。
小麦粉の入手が難しかった終戦後の混乱期、様々な試行錯誤を経て、現在の「中華麺に和風だし」の商品が誕生。1949年に「えきそば」と名付けられ、駅ホームの売店で販売されるようになったのだそうです。
関西風のあっさりしただしに、中華麺の香りがふわっと漂う「えきそば」は、時々無性に食べたくなるような懐かしい味わい。
リーズナブルなお値段で提供も早く、コスパ・タイパともに抜群!
地元の方をはじめ、観光客やビジネスパーソンにも愛される姫路の定番グルメです。
現在、JR姫路駅の山陽本線上りホーム・下りホームにそれぞれ売店がありますが、上りホームの売店はかわいい電車型! 鉄道ファンの方も、ぜひお見逃しなく。
スポット名 | えきそば在来線上り店 |
営業時間 | 6:00〜23:00 |
所在地 | 姫路市駅前町188-1 JR姫路駅山陽本線 上りホーム【MAP】 |
お問い合わせ | 079-224-0255(まねき食品) |
【姫路おでん】酒饌亭 灘菊かっぱ亭:人気の大串おでんをランチで堪能
姫路といえば「おでん」も有名! 生姜醤油で食べるおでんが姫路の主流です。
酒饌亭 灘菊かっぱ亭は、地元の日本酒の蔵元・灘菊酒造が直営している日本酒とおでんの人気店。
50年伝承の出汁が自慢の「姫路おでん」を中心とした一品料理や、庶民的な“おふくろの味”を味わうことができます。
特に人気なのが「大串おでん」(610円)。「大串黒おでん」(生姜醤油)と「大串白おでん(灘菊オリジナル酒粕味)」の2種類があります。
一本の大きな串に複数の具材が並び、「大串黒おでん」は生姜醤油のキリッとした風味が、「大串白おでん」はほんのりとした酒粕の甘みが◎。
ランチタイムには、「大串おでん」にご飯と味噌汁、小鉢がセットになった「大串おでん定食」(830円)がおすすめです。だしがたっぷりしみたおでんは、ご飯との相性ピッタリ! 看板メニューの「大串おでん」を、気軽に楽しむことができますよ。
ちなみに、店内の椅子には祭りで使われる本物の太鼓が使われています。お祭り好きの社長さんが置いたもので、座っても罰が当たらないよう、太鼓の中にはお札が入っているのだとか!
和モダンな雰囲気漂う居心地の良い店内で、身も心も温まる「姫路おでん」を味わってみて。
スポット名 | 酒饌亭 灘菊(しゅせんていなだぎく) かっぱ亭 |
営業時間 | 平日:11:30~14:00(LO13:30)、16:30~21:30(LO.21:00) 土曜日:11:30~21:30(L.O.21:00) 日曜・祝日:11:30~20:30(L.O.20:00) |
所在地 | 姫路市東駅前町58【MAP】 |
アクセス | JR姫路駅下車 徒歩3分、山陽姫路駅下車 徒歩6分 |
定休日 | 水曜 |
お問い合わせ | 079-221-3573 |
【どろ焼】喃風どろ焼酒場:思わずやみつきの不思議食感ランチ
「粉もの」好きな方なら、喃風(なんぷう)の「どろ焼」も忘れてはいけません。
「どろ焼」とは、和風味の生地を鉄板に流し、具を乗せてコテで焼き上げる姫路名物。スプーンですくい、特製の和風だしをつけていただくというユニークな料理です。
創業当時の喃風に訪れたお子さんの「たこ焼きが食べたい」という要望をかなえようと、たこ焼きの生地を鉄板で焼き、明石焼きのようにだしを付けて提供したのが「どろ焼」の始まりだそう。
お好み焼きでもなく、もんじゃ焼きでもない…斬新な発想が数々のテレビ番組で話題になり、今や全国的にも有名な姫路グルメとなっています。
オムレツのような形に焼き上げられたふわふわの生地を和風だしにつけていただくと、確かに他の「粉もの」とは異なるあっさりとした風味!
表はパリパリ、中はトロリとした食感で、食べたことがありそうでない新しい味わいに、スプーンを持つ手が止まらなくなります。
喃風の直営店・喃風どろ焼酒場では、平日も土日もランチタイム営業を行っているため、どの曜日に訪れてもランチに「どろ焼」を楽しむことができます。
特に「どろ焼&姫路おでん定食」(900円)は、ご当地グルメの「どろ焼」と「姫路おでん」を一度に味わえるのでおすすめ。
なお、喃風どろ焼酒場では、単品での「どろ焼」はハーフサイズでの提供となりますが、プラス220円で通常サイズの「どろ焼」をいただくことができますよ。
不思議な食感と美味しさで、思わずやみつきになってしまう「どろ焼」。
姫路に来たら押さえておくべき、注目のグルメです!
スポット名 | 喃風どろ焼酒場 姫路駅前店 |
営業時間 | 11:30~15:00(L.O.14:30)/ 17:00~22:30(L.O.22:00) |
所在地 | 姫路市東駅前町55【MAP】 |
アクセス | JR・山陽姫路駅下車 徒歩5分 |
定休日 | 12月31日、1月1日 |
お問い合わせ | 079-223-3444 |
【穴子】姫路穴子料理 一張羅:多彩なランチメニューで、伝助穴子を満喫!
実は「穴子」も姫路名物の一つ。
姫路に近い播磨灘で獲れる「伝助穴子」は、通常の穴子(真穴子)と比べると、なんと3~4倍の大きさなのだそう! 鰻と比べるとあっさりした味わいでほんのり甘く、お造りにするとコリコリした食感も楽しめる、魅力的な食材なんです。
この「伝助穴子」をランチタイムに食べたいなら、豊富なランチメニューがそろう「一張羅」がおすすめです。
「焼き穴子・蒸し穴子・穴子のお造りを全部食べたい!」という贅沢な願いをかなえてくれるのが「しらさぎ御膳」(2,400円)。
ふんわりと仕上げられた焼き穴子と蒸し穴子の二種盛りに、コリコリした伝助穴子のお造り・炙りの二種盛り、さらに伝助穴子と野菜の天ぷらまで付いて、満足感たっぷり! 1日10食限定なので、注文はお早めに。
また、「穴子とご飯を一緒に食べたい!」という方にうれしいメニューが「穴子極み丼」(1,760円)。
伝助穴子の天婦羅に焼き穴子、蒸した真穴子が乗せられ、色々な食感の穴子を楽しめる豪華な丼です。温泉卵をトッピングすれば、よりまろやかな味わいに!
一張羅では毎日、播磨灘で獲れた活きた穴子を仕入れ、すべて注文を受けてから調理しているそう。「本物の穴子を召し上がっていただくため」というこだわりが感じられる数々のメニューで、穴子の色々な美味しさを発見してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | 姫路穴子料理 一張羅 |
営業時間 | 【昼】11:30~14:00(売り切れ次第終了) 【夜】17:30~22:00 ※日曜・祝日の夜はコースのみの営業(ご予約のお客様のみ) |
所在地 | 姫路市駅前町345 みき正駅前ビル地下一階【MAP】 |
アクセス | JR・山陽姫路駅下車 徒歩5分 |
定休日 | 月曜 ※ランチは月・火休み |
お問い合わせ | 079-288-7714 |
【アーモンドトースト】はまもとコーヒー:お店でしか味わえない逸品に舌鼓
がっつりしたランチよりも、軽食をサクッと食べたい…そんな方にうってつけの姫路名物が「アーモンドトースト」です。
「アーモンドトースト」とは、バター(マーガリン)に粉状・粒状のアーモンドと砂糖などを混ぜて作る「アーモンドバター」を、たっぷりとパンに塗って焼きあげたトーストのこと。
テレビ番組「秘密のケンミンショー」で取り上げられたことをきっかけに、姫路のご当地グルメとして一躍有名になりました。
「どのお店で食べても同じでは?」と思うなかれ。姫路城の近くで1975年から営業している老舗珈琲店「はまもとコーヒー」では、こだわりの詰まった「アーモンドトースト」をいただくことができます。
はまもとコーヒーの「アーモンドトースト」(500円)は、アーモンドバターとパンとの相性だけでなく、パンの厚さにもこだわって作られた逸品。
一口食べると、アーモンドバターのパリッと香ばしい甘味と共に、厚みのあるパンのもちもちとした食感に驚きます。
焼きあがったパンをすぐに冷凍することで水分を閉じ込め、もちもちの食感を出しているのだそう。
また、アーモンドバターには、粉状のアーモンドプードル、粒状のアーモンドダイス、アーモンドスライスのみがふんだんに使われています。
さらに、アーモンド本来の味を損なわないように保存料を一切使わないため、アーモンドバター単独での販売は行っていないというこだわりぶりです。
はまもとコーヒーの「アーモンドトースト」は、お店の中でしか味わえないということですね。
また、はまもとコーヒーには「ハーフ&ハーフ」(500円)というメニューもあります。
「アーモンドトースト」と「シナモントースト」の両方をいただくことができるので、食べ比べてみたいという方におすすめです。
沢山のサイフォンが並び、コーヒーの良い香りが漂うレトロな雰囲気の店内で、こだわりのアーモンドトーストをぜひ。
スポット名 | はまもとコーヒー |
営業時間 | 7:00~18:00 |
所在地 | 姫路市二階町49【MAP】 |
アクセス | JR・山陽姫路駅下車 徒歩5分 |
定休日 | 木曜 |
お問い合わせ | 079-282-2233 |
名物グルメだらけの姫路! 食べたいものは見つかりましたか?
地元で長年愛されるソウルフード、播磨灘の海の幸を堪能できる和食、斬新な粉ものにアーモンドトーストなどなど…。姫路には、実に多彩な名物グルメがそろっています。
ぜひお気に入りを見つけて、姫路らしいランチをお楽しみくださいね。
この記事を書いたのは… TOKK編集部M
奈良県出身。カレーと文具が大好きで、旅先でもカレー屋さんと文具店は必ず訪ねて回ります。好きなカレーはバターチキンカレー、好きな文具はマスキングテープ。
宝塚歌劇と歌舞伎の観劇歴が長く、着物や書道など、伝統ある世界の様式美に興味あり。
天気の良い日は、寺社巡りや御朱印集めにも出かけます。
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