3月19日（日）に京都の清水五条に、お麩とゆばの専門店「半兵衛麸」が昨年のショップ、Cafe、茶房のリニューアルオープンに続き、なま麸・ゆばの工場、 お辨當箱博物館、庭園などを加えた“食”の複合型施設をグランドオープンする。

ショップでは隣接する工場から届くできたてのなま麸やゆばなど、ほぼすべての商品が揃う。また、Cafeは創作的なアイデアを生かしたランチやスイーツ、 茶房ではお麩・ゆばを使った伝統的な「むし養い」料理をいただくことができる。

他にも京の町をモチーフにした中庭や、戦国時代や江戸時代のお辨當箱（べんとうばこ）を展示する博物館など見どころも充実。

鴨川をのぞむガラス張りの本店(五条ビル)1階には、半兵衛麸の商品が揃うショップ、3階にはお麩やゆば。豆乳などを使ったアイデアメニューが豊富な「Cafeふふふあん」。現代の食生活に合うお麩やゆばの創作料理を提案している。

石造の昭和の洋館には、オーセンティックなお麩とゆばのお料理「むし養い」を供する「茶房 半兵衛」。いずれも隣接した工場から届く、できたてのお麩やゆばが味わえる。

また、築120年の伝統的な京町家には博物館「お辨當箱（べんとうばこ）博物館）」が併設される。戦国から江戸時代の人々が、花見や蛍狩りなど、四季折々の遊行に携えていった食の道具たち。

華やかな蒔絵や螺鈿細工があったり、陶器や錫でシンプルに造形されていたりと、美術品のようなものたちを無料で鑑賞できる。