【連載】たかつきDAYS vol.2「生活を彩る花とグリーン。」

大阪府高槻市で暮らす日々の魅力を連載シリーズでお伝えするWebTOKK版「たかつきDAYS」。第2回のテーマは「生活を彩る花とグリーン。」です。緑でくつろぎ、花を愛でる、そんな豊かな暮らしを実現する高槻市民や市内の花屋さん・園芸店さんを取材しました。

窓辺のグリーン

暮らしに憩いを。花と緑が豊かな家

緑でくつろぐ高槻市民のKさん

グリーンアドバイザーや園芸装飾技能士の資格を持つ一戸建て住宅にお住まいのKさん。
「育てることが好きなんでしょうね」と、家の中、外で多くの植物の世話をします。

出窓に置かれた植物に水をやる女性

リビングルームの出窓では、多肉植物などとともに、愛らしい鉢やオブジェも置かれて、心和む風景を演出。
「土を触っていると、人間本来の力を感じます」と庭を埋めるグリーンにも癒されます。

黒猫と窓辺のグリーン

緑溢れる空間で愛猫のめいちゃんも気持ちよさそうにひなたぼっこ。

花を愛でる高槻市民のTさん

「花はインテリアの一部として楽しんでいます」とマンションで暮らすTさん。
ソファやテーブルなどはヴィンテージ感のある落ち着いたテイストが好みで、飾る花もカラフルというよりはシックなものを選びます。

机の上に置かれた花のアレンジメントに手を添える女性

「好きな花はアネモネ。ドライフラワーとしても飾っています。あとユリも好きな花の一つで、開花しきる前に花粉を取り除くと、長い間美しさを楽しめますよ」。

ユリの花束に手を添える女性

大好きな花と緑に囲まれて、お二人の充実した暮らしが垣間見えました。

市内の花屋さんにオーダー。「高槻」をイメージした花束が完成

この街で暮らす人たちは、高槻についてどんな印象を持っているのでしょうか?
市内の花屋さんに、そのイメージを花束にしてもらいました。

近くにある鵜殿のヨシと高槻の魅力を盛りこんで

市川園芸のダイナミックなアレンジメント

鵜殿のヨシ原が近くにある「市川園芸」。
鵜殿のヨシは、雅楽の楽器・篳篥(ひちりき)のリードにも使われるイネ科の植物で、世界の中でもこの鵜殿のヨシ原でしかとれない大変貴重なものです。

「地元のヨシを中心に、山と緑が多いのでヤマゴボウやクリの実、酒造地でもあるので黒米、上品さを表すランの一種・シンビジウムを入れ込み高槻のよさを表現しました」と市川加代さん。

完成した花束はダイナミックで生命力に溢れています。

市川園芸の店内の様子
店名市川園芸
時間9:30~18:00
定休日水曜
問い合わせ072-683-6778
アクセス阪急上牧駅下車すぐ
住所高槻市上牧北駅前町1ー9【MAP
URLhttps://www.ichikawaengei.jp/

自然の豊かさと都会的なテイストを

INAGAKIのモダンなアレンジメント

生まれも育ちも高槻の「INAGAKI」店長・稲垣勝則さん。
「昔から自然が多いイメージがあるので」とグリーンの花を揃えてアレンジ。
「都会的でもある」とアンスリュームやケイトウなど珍しい花で、おしゃれな仕上がりに。

稲垣さんがパリで見かけた花屋に感銘を受けて、今から18年ほど前に改装した店舗のイメージともぴったりな都会的でスタイリッシュな花束ができました。

INAGAKIの店内の様子
店名INAGAKI
時間10:00~18:00
定休日不定休
問い合わせ 072-685-1250
アクセス阪急高槻市駅下車 約12分、JR高槻駅下車 約3分
住所高槻市芥川町1-2-B104【MAP
URLhttps://www.actamore.jp/shop/19inaga.html

歴史あるクラシックさとモダンさを併せ持って

レ ジュールのヒマワリとワイルドフラワーのアレンジメント

「高槻市は歴史がある街だから、ラッピングは伝統の和紙で」と「レ ジュール」の店長・辻扶見子さん。

その言葉通り、市内には古墳があちらこちらに築かれ、古代から続く歴史の舞台として知られています。
一方で、レ ジュールがある駅前の繁華街には、 ショッピング施設やグルメが充実。

「新しい店や施設がどんどんできている街のイメージから、品種改良のヒマワリや人気のワイルドフラワーなどを包みました」と新旧の魅力を併せ持つ、高槻の街をアレンジしてくれました。

レ ジュールの店内の様子
店名レ ジュール
時間10:00~18:00
定休日日曜
問い合わせ 072-681-7200
アクセス阪急高槻市駅下車 約5分、JR高槻駅下車 約3分
住所高槻市高槻町12-1【MAP】
URLhttps://www.eflora.co.jp/shop/lesjours/

やさしい人が多い街のイメージを表現

錦佐竹生花店 高槻店のアレンジメント

高槻市出身の男性2人が営んでいる「錦佐竹生花店 高槻店」。
元々、京都の錦市場で生花店をしていましたが、地元を盛り上げたいと、3年前に高槻店をオープンしました。

生産地まで足を運んで選ぶという観葉植物の扱いも多く、花束にも高槻市民の木・ケヤキやエアプランツなどをイン。

「高槻にはやさしい人が多いので、色合いもやさしい感じにしました」と店長の佐竹拓さん。
地元愛がたっぷりつまった花束が完成しました。

錦佐竹生花店 高槻店の店内の様子
店名錦佐竹生花店 高槻店
時間12:00~19:00
定休日木曜、不定休あり
問い合わせ 072-647-4277
アクセス阪急高槻市駅下車 約16分、JR高槻駅下車 約9分
住所高槻市芥川町3-12-35【MAP
URLhttps://satake-seikaten.com/

グリーンアドバイザーによる「べランディング」指南

広さのないベランダでも植物を楽しめる。スペシャリストがポイントをアドバイス。

一軒家に付いている広い庭でなくても、限られたスペースのベランダでグリーンを楽しむために…工夫したいポイントを、高槻の園芸店販売スタッフでグリーンアドバイザーを務める伊藤匡哉さんに聞きました。
 

<教えてくれた人> 株式会社プランテリア  グリーンアドバイザー   伊藤匡哉さん

グリーンを持つ男性

Profile: 花や観葉植物などを幅広く扱う株式会社プランテリアでグリーンアドバイザーを務める。実家が農家で、小さい頃から植物や土に慣れ親しむスペシャリスト。

「おうちのリビングルームの窓からベランダを見たときに、緑が美しく生えているのが目に入ってきたら、心が安らぐし、気持ちいいですよね」。

そうするためには、高さをうまく生かしたり、できるだけ素材感をそろえたラックなどを活用し空間演出をすることで、緑がより美しく映えるベランダが実現します。

2段ラックに並ぶ多肉植物

写真のように、多肉植物はまとめて飾るなど、グループ分けしてゾーニング。
同系を集めることで水やりなどのケアもしやすくなります。

ベランダに並ぶ観葉植物

どうしても広さが限られるので、ラックなどを用いて高さをつくるのもいいでしょう。
もちろん安全面の配慮は欠かせません。

エアコンの室外機カバー

エアコンの室外機が目立つと気になるもの。目隠しをすることで、よりグリーンが美しく際立ちます。

ラックに置かれたじょうろ

棚や鉢などの素材をそろえると、景観の統一感が出て落ち着いた空間が生まれます。

植木鉢を回転させる様子

植物は太陽に向かって茎や葉が伸びがち。
傾かずにまっすぐ成長させたいなら、2週間に一度程度、鉢を回して伸びる方向を変えるようにしてやるといいでしょう。

鳥かごのオブジェと観葉植物

写真の鳥カゴのようなベースなど個性的なフォルムをワンポイントで置くことで、アクセントになります。

高槻市清福町にある、園芸店「プランテリアランド 」と系列店のフラワー&グリーンギフトショップ「フレリーク」には、園芸・造園・生花の専門スタッフが多数在籍。園芸用品も豊富に揃いますので、アイテム選びの強い味方になってくれそうです。

店名プランテリアランド、フレリーク
時間【3月~10月】10:00~17:30
【11月~2月】10:00~17:00
定休日木曜、1月1日~6日
問い合わせ 072-685-5635
アクセスJR高槻駅→市バス→郡家本郷停下車徒歩 約2分
住所高槻市清福寺町890【MAP
URL【HP】https://www.planterior.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/planterior.co.ltd/

植物がある生活を楽しむことで、よりいっそう充実した毎日を

おうちにいる時間がうるおったり、元気をもらえたり…植物と身近に触れ合える生活って素敵ですよね。広さがなくても工夫次第でガーデニングは楽しめます!「べランディング」指南を読んで、ぜひ、おうちでも実践してみてください。また、市内の花屋さんがアレンジした「高槻」をイメージした花束。あなたは、どのアレンジが気に入りましたか?高槻に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

WebTOKKでは、大阪府高槻市で暮らす日々の魅力をお伝えするWebTOKK版「たかつきDAYS」を連載中です。

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【連載】たかつきDAYS vol.1「いきものと暮らす。」

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