毎年、クリスマスの時期になると阪急うめだ本店前のコンコースはクリスマス装飾でとても華やか。心待ちにしておられる方も多いのではないでしょうか？

そして今年は同じ場所に夏の装飾が初登場すると聞き、TOKK編集部もさっそく見に行ってきました。

阪急うめだ本店前のコンコースは仕事で、ショッピングで、いつも多くの人が行きかう、梅田の中心地。冬のクリスマスイルミネーションだけでなく、夏にもにぎわいを作り出したいとの思いから、今年スタートしました。

中央の緑の球体の下で見上げてみると…。絵本の中に現れそうな葉でおおわれた球体が吊り下がっています。装飾の監修は外資系メゾンブランド装飾や広告に関わるかたわら、オーダーメイドの生花店を営む望月虹太（もちづき　こうた）さんの手によるもの。

作品名は「～コンコースから広がる未来～ GREEN SEED」。人と自然との融合、夏の季節感を心地よく体験できるオブジェでありながら、未来に向けて、梅田の街への愛着や希望を共に育てていきたいという願いも込められています。

装飾の花びらや葉などはすべて100％再生ペットボトル由来のポリエステルを使用するなど、リサイクル素材が使われているそうです。

近づくと鳥の声、水の音など、梅田のような都会では耳にすることがない音もします。さらに、朝、昼、晩で鳴き声が違うというのもポイントです！凝っていますね～。

また、偶然、発見したまるでコラボ展示かのようなグリーンの球体を阪急うめだ本店で開催中の「うめだスヌーピーフェスティバル2022」のショーウインドーの中にも発見しました！こちらは偶然似たものが登場したということでしたが、ちょっとしたコラボ感もあって楽しいですよね。

夏装飾全体監修・望月虹太さんプロフィール

世界的有名フラワーアーティストに10 年間師事し、その後独立。2021 年より『花匠集団 七月花壇』を主宰。外資系メゾンブランド装飾や広告撮影などファッションやラグジュアリー分野で活動を広げる傍ら、完全オーダーメイド（受注販売）制の花店を営んでいます。フラワーロスの観点から「捨てられていく植物」のアップサイクルや、再生資材を使用した造花のプロデュースも手掛け、生花・造花のハイブリットデザインに精力的に取り組んでいます。

この記事を書いたのは、TOKK編集部 K

生まれも育ちも京都。阪急電車の全駅を紹介した『まちあるき手帖　神戸線・宝塚線・京都線』を編集し、阪急電車の全駅を踏破した経験の持ち主。気になること、興味の対象は数限りなく、一日24時間では足りない！

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