【芦屋のおすすめ手土産】長年愛され続ける「田中金盛堂」のお菓子
2020.05.18グルメ
センスの良いお店が集まる魅力的な街・芦屋。そんな芦屋で長い歴史を持ち、子供から大人まで幅広いお客さんに愛されている、手土産の名店「田中金盛堂」をご紹介します。
※2019年4月に取材した記事を再構成しています。
目次
店内で手焼きするせんべいが人気の「田中金盛堂(たなかきんせいどう)」
大正13(1924)年に神戸市灘区で創業し、昭和35(1960)年に現在の地に店を構えた「田中金盛堂」。手焼きせんべいを中心に、おかきや豆菓子、珍味など約80種類もの商品を販売しています。
「創業当時から、手焼きせんべいは材料も配合も変わっていません」と話すのは、3代目の田中克志さん。店内にある作業場で、取材中も一切手を休めず、せんべいを丁寧に焼き上げていく姿はまさに“職人”です。
初代から90年以上変わらない職人の味
早くに家業を継ぐことを決め、大学生の頃はせんべいを焼いてから学校へ行ったという田中さん。「父の仕事をそばで見て、焼き方を覚えました」と話します。
湿気が多くなったり乾燥したりと、季節によって変わる小麦粉の性質。それを長年の経験で見極め、生地のこね方や火加減によって細かく調整しています。
そうして初代から90年以上変わらない味を、今もひたむきに守り続けているのです。
細かなデザインが美しい世界に一つだけの焼き印
伝統の技を守るうえで欠かせない道具の一つが、焼き印です。創業間もない頃に作られた、職人の手による細かな仕事が美しい焼き印は、今も現役で活躍しています。
定番商品だけでなく、学校や企業などからの特注で、オリジナルの焼き印を用いたせんべい作りにも対応しているとのこと。特別感のある一品は、贈り物や記念品として喜ばれているそうです。
世代を超えて愛される「田中金盛堂」のお菓子
「親子3代で買いに来てくださるお客様も多くて。『田中金盛堂の味で育った』と言われるとうれしいですね」と、奥様の直美さんは話します。
人気商品を尋ねたところ、「どれも人気ですね。一口にせんべいと言っても味や食感は千差万別なので、それぞれにファンの方がいらっしゃるんです」という答えが返ってきました。
せんべいの焼ける香ばしい香りに包まれると、幸せな気分になりますよね。お近くの方はぜひ、おうち時間のお供に田中金盛堂のせんべいを味わってみてくださいね。
スポット名 | 田中金盛堂(たなかきんせいどう) |
時間 | 8:30~19:30 |
定休日 | 火曜休 |
問い合わせ | 0797-22-2573 |
アクセス | 阪急芦屋川駅 約14分 |
住所 | 芦屋市大桝町7-5【MAP】 |
URL | http://ashiya-kinseido.jp/ |
※最終更新日:2020年5月18日
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