【豊中・蛍池おすすめグルメ】一度は行きたい!絶品&ユニークな人気寿司店
2020.05.21グルメ
大阪国際空港への玄関口でもある蛍池駅。そんな蛍池で見つけた、おいしいお寿司と電車旅気分が味わえる、ユニークなお店をご紹介します。
※2018年9月に取材した記事を再構成しています。
目次
店主兼“駅長”が営む名店「スシDINER二葉」
店頭には「ふたば」の駅名標、中に入れば鉄道模型などの電車グッズがずらり。実はここ、60年以上も地元で愛され続けているお寿司屋さんなんです。
「好きなものに囲まれて仕事ができるのは幸せ」と話すのは、鉄道ファンで店主兼“駅長”の中松さん。
こだわりの内装はもちろんのこと、先代から付き合いのある卸売市場で目利きした鮮度の良い魚や上質な米、丁寧な職人技が生み出す絶品寿司が人気です。
旅気分を味わえる列車をイメージした客席
「掃除や皿洗いから始めて、寿司のすべてを教わった」と言う、師匠である父親の跡を継いだ中松さん。長年の夢を叶え、店内を列車風にリニューアルしたのは2006年のこと。
先代からの常連客に敬遠されるかもしれないと、一度は夢をあきらめようとしたものの、「やってみればいい」という奥様の言葉に背中を押され、店の改装を決めたそうです。
列車の客室をイメージした異なる3つの部屋を設計し、中松さんが趣味で集めてきた鉄道グッズも装飾。電車ファンにはたまらない空間に生まれ変わりました。
何より店の魅力はお寿司!うまさの違いはシャリにあり
と、ここまで内装の特徴を中心に語ってきましたが、「スシDINER二葉」の人気は何より、お寿司のおいしさがあってこそ。
「ネタの鮮度は当然、シャリが命」と中松さん。羽釜を使い、沸騰した湯に米を一気に入れる“地獄炊き”で炊いたシャリは、粒が立ち、ネタのおいしさを一層引き立てます。
「煮穴子カマンベール炙り」などの創作寿司のほか、天ぷらや「いちじくアイス」など、サイドメニューも充実。お寿司だけでなくいろいろ味わえるのもうれいしですね。
名刺にも“乗車気分”を感じさせてくれる工夫が
列車風の客席で絶品のお寿司をいただき、お会計を済ませようとすると、何やらレジ横に切符のようなカードを発見。
英語で“駅長”と記された中松さんの名刺でした。「鉄道好きな方が来店された時は、『本日はご乗車ありがとうございます』と言って、昔の切符みたいに改札鋏(きょう)を入れるんですよ」とのこと。
ちょっとした遊び心がワサビのようにジンワリ利いています。
息の合った明るいスタッフの接客
取材の最後にお店の前で撮影をお願いすると、スタッフそろって「出発進行!」の掛け声が。
事前に何の打ち合わせもなく息ぴったりのパフォーマンスにびっくり。あうんの呼吸が明るく行き届いた接客に現れていて、お店の居心地がとても良く、「また来よう」という気持ちにさせられます。
いかがでしたか?遠出が難しい昨今、列車風の客席で旅気分に浸り、おいしいお寿司を味わうのもよさそうですね。テイクアウトも可能なので、お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてくださいね。
スポット名 | スシDINER二葉 |
時間 | 11:00~14:30(LO14:00)、17:00~20:00はテイクアウトのみの営業(今後変更の場合あり) |
定休日 | 火曜休(祝日の場合は営業、翌日休) |
問い合わせ | 06-6841-5531 |
アクセス | 阪急蛍池駅下車すぐ |
住所 | 豊中市蛍池中町1-3-16【MAP】 |
※最終更新日:2020年5月29日
この記事を書いたのは… TOKK編集部I
「TOKK(トック)」編集部I。西宮生まれ、西宮育ちの宮っ子。サンドイッチが大好きで、ある店に3年間通い詰めて毎日サンドイッチを食べていたことも。また、ハイキングTOKKの編集制作を担当していた経験から野鳥が好きになり、外出すると必ず野鳥がいないか探す習性が。興味があるのは、レトロなもの、昭和のカルチャー全般。
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