【神戸の人気パン屋】サマーシュ、レコルト、バカンス他おすすめ4選
2021.01.13グルメ
おしゃれで洗練された街・神戸には、何度も通いたくなるハイセンスな実力派ベーカリーがたくさん。そこで今回は、神戸でおすすめのパン屋さん4選をご紹介します。
※店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合があります。お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。
目次
【兵庫・神戸三宮】パンと暮らしの Ça Marche(サ・マーシュ)
神戸北野にオープンして以来、地元の方々だけでなく観光客にもその名を知られる人気店「パンと暮らしの Ça Marche(サ・マーシュ)」。
約30年前から育て続けている自然酵母を使用したカンパーニュなど、パンに懸ける情熱がまっすぐ伝わる商品がそろいます。
人気の「カンパーニュ」は生地の風味をそのまま味わうのはもちろん、食事と一緒にいただくのもおすすめです。特に冬はシチューと一緒に味わったり、スライスしてクロックムッシュにしたりなど、いろいろな食べ方が楽しめます。
1/4カットから販売しているので、用途に合わせてサイズを選んで購入することが可能です。
他にも「パン オ ゾリーブ」は、フランスパン生地に、絶妙な塩味がたまらないいグリーンオリーブがたっぷり。シンプルだからこそ、生地と素材のうまみがしっかりと感じられる逸品です。
ハード系だけでなく菓子パンも充実していて、ブリオッシュ生地で包んだあんパンや季節商品の栗あんパンのほか、
紅茶とさつまいものシナモンロールなど、時間をかけて丁寧に作られた生地と素材の組み合わせが秀逸なパンがせいぞろい。
来店時にほしいパンが売り切れていて購入できなかった…ということがないように、当日であれば電話でパンの取り置きに対応してもらえるのもうれしいですね。
パンづくりを軸に、同店のシェフは多方面で活躍されていて、神戸KIITOの企画「パンじぃ」では、パンを作るシニア男性の方々に向けて、YouTubeで動画の配信もされています。
さらに、次世代へ「食」の大切さを伝えるための新たなプロジェクトも進行中なのだそう。
「パンと暮らしの Ça Marche」という店名のとおり、パンを通して暮らしを豊かにする同店が、今後どのようなパンを生み出し、どのような活動を展開していくのか、ますます楽しみですね。
スポット名 | パンと暮らしの Ça Marche(サマーシュ) |
時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 月・火・水曜休、年末年始(2020年12月28日~2021年1月6日休) |
問い合わせ | 078-763-1111 |
アクセス | 阪急神戸三宮駅下車 約10分 |
住所 | 神戸市中央区山本通3-1-3【MAP】 |
URL | http://ca-marche-kobe.jp/ |
【神戸・花隈】boulangerie recolte(ブーランジェリー レコルト) 神戸店
酵母と酵素をパンのうまみに変え、おいしさと安全を届けたいという松尾シェフが手掛ける「boulangerie recolte(ブーランジェリー レコルト)」。
「recolte(レコルト)」とは、フランス語で「実る・収穫する」という意味とのこと。
長い時間をかけて旬を待ち望み、収穫の時期を迎える―。パン作りには、そうした収穫のプロセスと似た部分があると感じたことから名付けたのだそうです。
「recolte(レコルト)」の特徴は、前職が臨床検査技師だったという異色の経歴をもつ、“科学”が得意な松尾シェフが生み出す、型にはまらないパンです。
見たことのないフォルムや素材の自由な組み合わせで、「recolte(レコルト)」にしかないパンづくりを目指し、日々素材や生地のおいしさを生かすポイントを探し続けています。
人気の食パンは常時6~7種類、週変わり食パンを1~2種類を用意。食べるタイミングや、合わせる料理によって選べるのがうれしいですね。
また、食パンだけででなく、クロワッサン、バゲットなども独自の製法を追求。中でもクロワッサンは、毎日たくさん焼いてもすぐ完売してしまう、お店のアイドルともいえるような存在です。
人気の理由は、松尾シェフならではの“科学”を生かした製法によって、時間がたってもサクッと軽い食感が続くこと。
他にも、レコルト独自の味わいが楽しめるパンが60~70種類店頭に並んでいます。
国産小麦「はるゆたか」を使用したチャバタは、砂糖は使わず、ギリシャの無農薬のオリーブオイルを織り込んで焼き上げたパン。シンプルだからこそ素材のうまみが生きていて、食事にもよく合います。
「バゲット・ブラぺ」は、ライ麦、全粒粉を使い、味わい深さとかみごたえを感じるバゲットの生地に、香り高いカンボジアのブラックペッパーを練り込んだバゲット。
噛んでいくうちにブラックペッパーの辛みが伝わってきて、癖になる味わい。ブラックペッパー好きにはたまらないバゲットです。
もちろんスイーツ系も充実。特に女性に人気だというのが「自家製フルーツバターサンド」。モチモチの湯種生地のバンズの間に、自家製のフルーツバターがたっぷり入っています。
様々なドライフルーツが奏でる甘味や酸味、苦味が、まろやかなバターにまとめられ、なんとも贅沢な味わいに。
上の商品は、チョコとミルクをテーマに作られたパンで、香料も乳化剤も使わない無添加のクーベルチュールと、自家製の練乳クリームをバゲット生地で挟んでいます。
総菜パンも選ぶのに迷うほど種類が豊富。トマトとバジルのフォカッチャは、何の味付けもしていない、バジルそのもののペーストに、フランスのフロマージュブランと、高知県産のトマトをプラス。素材の持ち味を最大限に生かしたシンプルな逸品です。
自家製ミートソースのパンは、笹山精肉店のミンチ肉を使用し、たっぷりの野菜と煮込んだ自家製ミートソースをサンド。食べ応えも抜群です。
食パンやバゲット、クロワッサンから、素材の組み合わせが楽しい菓子パンや調理パンまで、レコルトならではのパンをぜひ味わってみてくださいね。
スポット名 | ブーランジェリー レコルト 神戸店 |
時間 | 8:00~19:30 |
定休日 | 日・月曜休 |
問い合わせ | 078-599-6436(レコルト本店/7:30~18:30) |
アクセス | 阪急花隈駅下車 約6分 |
住所 | 神戸市中央区相生町1-1-16【MAP】 |
URL | http://www.pain-recolte.com/ |
【御影】Boulangerie bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ) 本店
毎日食べるパンだからこそ、「安全でおいしいもの」を提供することをコンセプトに掲げる「Boulangerie bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」。
「ビアンヴニュ」はフランス語で「ようこそ」という意味で、気軽にお店に入ってもらいたいという思いが込められています。
嗜好品ではなく、生活の一部として食卓に並べてもらえるようにと、子どもから年配の方まで幅広い世代に愛され続ける、心に残るパン作りを追求。
そのため、パンの中に入れるものもできるだけ手作りを心掛け、トランス脂肪酸が入っているマーガリンやショートニングなども使わず、安心できる具材を吟味して使っています。
同店のオーナーシェフを務める大下さんは、兵庫県芦屋市にあるフランスパンの伝道師、フィリップ・ビゴ氏が手掛ける名店「ビゴの店」で、パン職人としてのキャリアをスタートしました。
約6年間にわたり徹底的にフランスパンの基礎を学んだあと、「神戸北野ホテル」のブーランジェリー部門「イグレックプリュス」の立ち上げに携わり、シェフとして約9年勤務。さらに株式会社モンシュシュのブーランジェ部門の立ち上げのため上海へと渡り、約2年勤めました。
こうして数々の経験と厳しい修業を重ね、2012年、ついに念願叶って神戸の御影にオープンしたのが「Boulangerie bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」です。
店頭には、見るだけで心が躍るような約80種のパンが並びます。数ある中でも特に人気なのが「バニラクッキーパン」。アーモンドプードルの入ったクッキー生地のサクサクとした食感がたまらない、シェフ自慢の一品です。
そして同店を訪れたならぜひ味わっていただきたいのが、「ビゴの店」で修業を重ねたシェフが、師匠から受け継いだ製法を守って作る「バゲット」。
また、試行錯誤して完成させた、低温長時間発酵による深みのある味わいが特徴の「バゲットH」も人気です。
毎日来店してもワクワク感を味わってもらえるようにと、「日替わりデニッシュ」も用意。
旬のフルーツや厳選した素材を使い、シェフがその日の気分で仕上げる商品が登場します。
他にも、京町堀にあるインド料理店ナビンさんの本格カレーをたっぷり贅沢に包んだ「カレーパン」や、
オープン以来ずーっと愛され続けている、ネーミングのユニークな「じゃがたじゃがお」も人気。薄くのばした生地に、スライスしたじゃがいも、2種のチーズ、塩をぱらりとのせ、ぱりっと軽い食感に焼き上げています。
新しいパンとの出会いを楽しみに、ぜひ「Boulangerie bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」を訪れてみてくださいね。
スポット名 | Boulangerie bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ) 本店 |
時間 | 8:00~19:00 |
定休日 | 日曜休 |
問い合わせ | 078-771-2866 |
アクセス | 阪急御影駅下車 約9分 |
住所 | 兵庫県神戸市東灘区御影1-16-15 エクセレンス御影1F【MAP】 |
URL | http://www.mikage-bienvenue.com/index.html |
【神戸三宮】ベーカリーバカンス
三宮の繁華街から離れたところに、ひっそりと建つ隠れ家的なパン屋さん「ベーカリーバカンス」。
“日常のちょっとした時間を、バカンスに”が、同店のコンセプト。
国産小麦とハードパンにこだわり、ベースの生地には砂糖や乳製品などを一切使用せず、国産小麦の芳醇な香りと、ハードパンならではの香ばしい独特な食感が楽しめる商品を提供しています。
お店の名前を冠した「バカンス」は、食パンでもなく、ハードパンでもない、同店でしか味わえない新ジャンルのパンです。
日常的に食べる食パンやご飯のように、もっと気軽に、食べやすいハード系のパンを目指して生まれました。
国産小麦の風味をしっかりと味わうことができる、余分なものが一切入っていない究極にシンプルな食パンも人気。
パンの生地には酒粕と、深い甘みとコクのある三河みりんを使用。口いっぱいに広がる自然な甘みと、外はパリッ!中はもちむぎゅな新食感は、一度食べたらきっとはまるはず。
毎日食べる食パンだからこそ、子どもも一緒に食べられるよう、安心・安全で、飽きがこない味わいに仕上げています。
そのままもちっと、トーストでパリッと、パンの耳までおいしい、バカンス自慢の食感が楽しめます。
そんな人気の食パンや、フランスパンをアレンジした「フレンチトースト」も好評。
他にも季節の素材を取り入れた総菜パンもそろっているので、パンの “バカンス”をぜひ訪ねてみてください。
スポット名 | ベーカリーバカンス |
時間 | 8:00~19:00 |
定休日 | 無休 ※臨時休業あり。 |
問い合わせ | 078-862-5468 |
アクセス | 阪急神戸三宮駅下車 約7分 |
住所 | 神戸市中央区旭通3-4-15【MAP】 |
URL | https://www.instagram.com/bakery_vacances/?hl=ja |
いかがでしたか?
ぜひ神戸でパン屋さん巡りをする際には参考にしてくださいね。
※最終更新日:2021年1月13日
この記事を書いたのは… TOKK編集部I
「TOKK(トック)」編集部I。西宮生まれ、西宮育ちの宮っ子。サンドイッチが大好きで、ある店に3年間通い詰めて毎日サンドイッチを食べていたことも。また、ハイキングTOKKの編集制作を担当していた経験から野鳥が好きになり、外出すると必ず野鳥がいないか探す習性が。興味があるのは、レトロなもの、昭和のカルチャー全般。
阪急沿線情報紙「TOKK」は2020年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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